ふじくら‐ぞうり【藤倉草履】
藺(い)で編み、白木綿や茶木綿などの鼻緒をつけた草履。
ふじ‐げんしょう【不時現象】
開花・落葉や鳥の渡り・虫の鳴き始めといった生物季節現象が平年と著しくかけ離れた季節に生じること。真冬にモンシロチョ...
ふじ‐こう【富士講】
富士山を信仰する農民・職人・商人で組織された講社。富士山登拝を行う。浅間講(せんげんこう)ともいい、江戸時代後半に...
ふじこ‐エフ‐ふじお【藤子・F・不二雄】
[1933〜1996]漫画家。富山の生まれ。本名、藤本弘。安孫子素雄(あびこもとお)とコンビを組み、「藤子不二雄」...
ふじこ‐ふじお【藤子不二雄】
漫画家、藤本弘と安孫子素雄(あびこもとお)の合同ペンネーム。「オバケのQ太郎」「ドラえもん」「忍者ハットリくん」な...
ふじこ‐ふじお‐エー【藤子不二雄Ⓐ】
[1934〜2022]漫画家。富山の生まれ。本名、安孫子素雄(あびこもとお)。藤本弘とコンビを組み、「藤子不二雄」...
ふじ‐ごうり【藤行李】
藤のつるを編んで作った行李。ふじごり。
ふじ‐ごこ【富士五湖】
山梨県、富士山北麓にある山中湖・河口湖・西(さい)湖・精進(しょうじ)湖・本栖(もとす)湖の五つの堰止(せきと)め...
ふじ‐ごり【藤行李】
「ふじごうり」の音変化。「衣服は洗わずして、久しく—の内におさむ」〈逍遥・当世書生気質〉
ふじ‐ごろも【藤衣】
1 藤づるの皮の繊維で織った粗末な衣服。ふじのころも。「穂にもいでぬ山田をもると—稲葉の露にぬれぬ日ぞなき」〈古今...
ふじさき‐はちまんぐう【藤崎八旛宮】
熊本市井川淵町にある神社。祭神は応神天皇を主神とし、神功(じんぐう)皇后・住吉大神を配祀。承平5年(935)石清水...
ふじ‐サファリパーク【富士サファリパーク】
静岡県裾野市にある屋外型の動物園。昭和55年(1980)開園。面積74万平方メートル。放し飼いにされているライオン...
ふじさわ【藤沢】
神奈川県中南部の市。相模湾に面する。東海道の宿場町、遊行寺(ゆぎょうじ)の門前町として発展。京浜工業地帯の一部で、...
ふじさわ【藤沢】
姓氏の一。 [補説]「藤沢」姓の人物藤沢周(ふじさわしゅう)藤沢周平(ふじさわしゅうへい)藤沢利喜太郎(ふじさわり...
ふじさわ‐し【藤沢市】
⇒藤沢
ふじさわ‐しゅう【藤沢周】
[1959〜 ]小説家。新潟の生まれ。書評紙「図書新聞」の編集のかたわら執筆活動を行い、現代の暴力を描く。作家専業...
ふじさわ‐しゅうへい【藤沢周平】
[1927〜1997]小説家。山形の生まれ。本名、小菅留治(こすげとめじ)。不遇な下級武士や市井に生きる庶民を描い...
ふじさわ‐りきたろう【藤沢利喜太郎】
[1861〜1933]数学者。新潟の生まれ。東大教授。ヨーロッパで学んだ数学を紹介し、日本の数学界の基礎をつくった...
ふじ‐さん【富士山】
山梨・静岡両県にまたがる円錐状成層火山。日本の最高峰で、標高3776メートル。火口直径は約800メートル。宝永4年...
ふじさんしずおか‐くうこう【富士山静岡空港】
静岡空港の愛称。
ふじさんほんぐう‐せんげんたいしゃ【富士山本宮浅間大社】
浅間神社(せんげんじんじゃ)の正称。
ふじ‐ざいく【藤細工】
ふじかずらで細工すること。また、そのもの。
ふじ‐ざくら【富士桜】
マメザクラの別名。
ふじ‐し【富士市】
⇒富士
ふじしま‐じんじゃ【藤島神社】
福井市にある神社。主祭神は新田義貞。明治3年(1870)義貞戦死の旧跡に創建、明治34年(1901)現在地に遷座。
ふじしま‐たけじ【藤島武二】
[1867〜1943]洋画家。鹿児島の生まれ。初め日本画、のち洋画を学び、東洋的人物画の完成に努め、晩年は日本的風...
ふじしろ‐せいじ【藤城清治】
[1924〜 ]影絵作家。東京の生まれ。昭和22年(1947)、人形と影絵の劇団「ジュヌ‐パントル」を結成し影絵劇...
ふじ‐じょしだいがく【藤女子大学】
札幌市に本部のある私立大学。大正14年(1925)創立の札幌藤高等女学校を前身として、昭和36年(1961)に開学した。
ふじ‐スピードウェイ【富士スピードウェイ】
静岡県駿東(すんとう)郡小山町にあるレーシング場。昭和41年(1966)開設。本コースのほか種目・目的別に四つのコ...
ふじた【藤田】
姓氏の一。 [補説]「藤田」姓の人物藤田小四郎(ふじたこしろう)藤田嗣治(ふじたつぐはる)藤田伝三郎(ふじたでんざ...
ふじた‐いかだいがく【藤田医科大学】
愛知県豊明(とよあけ)市にある私立大学。昭和43年(1968)名古屋保健衛生大学として開学。藤田保健衛生大学に改称...
ふじたきねん‐ていえん【藤田記念庭園】
青森県弘前市にある庭園。大正8年(1919)完成。弘前出身の実業家、藤田謙一によってつくられた。東北では平泉の毛越...
ふじた‐こしろう【藤田小四郎】
[1842〜1865]江戸末期の志士。水戸藩士。東湖の四男。名は信。幕府の攘夷(じょうい)延期を不満として筑波山で...
ふじた‐スケール【藤田スケール】
竜巻による被害の規模の尺度。建物の損壊や木々の損傷の状態により、被害が軽微なものから甚大なものになるにしたがい、F...
ふじた‐つぐはる【藤田嗣治】
[1886〜1968]洋画家。東京の生まれ。渡仏し、エコール‐ド‐パリの一員として名をなした。乳白色の地に面相筆で...
ふじた‐でんざぶろう【藤田伝三郎】
[1841〜1912]実業家。山口の生まれ。明治維新後、陸軍用達業者となり、西南戦争で巨利を得て藤田組を創設。鉱業...
ふじた‐とうこ【藤田東湖】
[1806〜1855]江戸末期の儒学者。水戸藩士。幽谷(ゆうこく)の二男。名は彪(たけき)。通称、虎之助。藩主徳川...
ふじた‐としや【藤田敏八】
[1932〜1997]映画監督・俳優。朝鮮の生まれ。「非行少年・陽の出の叫び」で監督デビュー。やりきれない閉塞感(...
ふじた‐とよはち【藤田豊八】
[1869〜1929]東洋史学者。徳島の生まれ。早大・東大・台北大教授を歴任。号、剣峰。著「東西交渉史研究」など。
ふじたに【富士谷】
姓氏の一。 [補説]「富士谷」姓の人物富士谷成章(ふじたになりあきら)富士谷御杖(ふじたにみつえ)
ふじたに‐なりあきら【富士谷成章】
[1738〜1779]江戸中期の国学者・歌人。京都の人。皆川淇園(みながわきえん)の弟。号、層城・北辺(きたのべ)...
ふじたに‐みつえ【富士谷御杖】
[1768〜1824]江戸後期の国学者・歌人。京都の人。成章(なりあきら)の長男。名は成寿・成元、のち御杖。号、北...
ふじた‐のぶお【藤田信男】
[1903〜1991]野球監督。中国の生まれ。昭和4年(1929)から13年間法大野球部の監督。のち日本アマチュア...
ふじた‐びじゅつかん【藤田美術館】
大阪市都島区にある美術館。実業家藤田伝三郎とその子らの収集品を中心に、昭和29年(1954)開館。茶器、絵巻、仏典...
ふじた‐ほけんえいせいだいがく【藤田保健衛生大学】
藤田医科大学の旧称。
ふじた‐まこと【藤田まこと】
[1933〜2010]俳優。東京の生まれ。本名、原田真(まこと)。歌手や司会を経て、コメディアンとしてテレビ界入り...
ふじた‐もとし【藤田元司】
[1931〜2006]プロ野球選手・監督。愛媛の生まれ。慶大、日本石油で投手としてプレーしたのち、昭和32年(19...
ふじた‐ゆうこく【藤田幽谷】
[1774〜1826]江戸後期の儒学者。水戸藩士。名は一正。通称、次郎左衛門。立原翠軒に学び、「大日本史」編集に加...
ふじた‐よしなが【藤田宜永】
[1950〜2020]小説家・エッセイスト。福井の生まれ。渡仏しミステリーの翻訳を手がけた後、本格的な執筆活動に入...
ふじた‐りゅう【藤田流】
能の笛方の流派の一。江戸初期、尾張徳川家に仕えた藤田清兵衛重政を流祖とする。主として名古屋を中心に活動。