ふじま‐かんべえ【藤間勘兵衛】
日本舞踊、藤間流家元の名。7世まで続く。 (初世)[?〜1769]武蔵の人。生地の川越藤間村から姓をとったとされる...
ふじ‐まつ【富士松】
1 カラマツの別名。 2 「富士松節」の略。
ふじまつ【富士松】
狂言。主人から富士松を所望された太郎冠者が、酒を勧めてごまかそうとするが、松を賭(か)けての連歌の付合(つけあい)...
ふじまつ‐ぶし【富士松節】
新内節の一派。延享(1744〜1748)のころ、宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)の弟子宮古路加賀太夫が富士松...
ふじ‐まめ【藤豆/鵲豆】
マメ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は3枚の小葉からなる複葉。夏から秋、紫色か白色の蝶形の花が咲く。莢(さや)は鎌...
ふじま‐りゅう【藤間流】
日本舞踊の流派の一。宝永年間(1704〜1711)に初世藤間勘兵衛が創始。勘十郎家(茅場町の藤間)と勘右衛門家(浜...
ふじみ【富士見】
埼玉県南部の市。中心は鶴瀬。東武東上線が通じる住宅地。人口10.7万(2010)。
ふじ‐み【不死身/不仁身】
[名・形動] 1 不死であること。どんな病気・苦痛・傷・打撃にも耐えうるからだであること。また、そのからだやそのさ...
ふじみ‐こうげん【富士見高原】
長野県、八ヶ岳南西麓の高原。避暑地で、高原療養所などがある。
ふじみ‐さいぎょう【富士見西行】
日本画の画題の一。笠・旅包みなどをわきに置いて富士山を眺める西行の後ろ姿を描くもの。
ふじみ‐し【富士見市】
⇒富士見
ふじみてい‐ぶんこ【富士見亭文庫】
慶長7年(1602)徳川家康が金沢文庫の蔵書を基礎に、江戸城内富士見亭に設けた文庫。寛永16年(1639)紅葉山に...
ふじみの【ふじみ野】
埼玉県南部にある市。東武東上線が縦貫する、東京のベッドタウン。平成17年(2005)10月に上福岡市・大井町が合併...
ふじみの‐し【ふじみ野市】
⇒ふじみ野
ふじ‐むすめ【藤娘】
大津絵の画題の一。塗り笠をかぶり、藤の花模様の着物を着て藤の枝を肩にした娘を描くもの。 歌舞伎舞踊。長唄。勝井源八...
ふじむら【藤村】
姓氏の一。 [補説]「藤村」姓の人物藤村作(ふじむらつくる)藤村富美男(ふじむらふみお)
ふじ‐むらさき【藤紫】
藤の花のような紫の薄い色。
ふじむら‐つくる【藤村作】
[1875〜1953]国文学者。福岡の生まれ。東大教授。近世文学、特に西鶴の研究に専心。また、雑誌「国語と国文学」...
ふじむら‐ふみお【藤村富美男】
[1916〜1992]プロ野球選手・監督。広島の生まれ。高校時代は剛球投手として活躍、昭和11年(1936)大阪タ...
ふじ‐メディア‐ホールディングス【フジメディアホールディングス】
《Fuji Media Holdings》フジテレビジョンやニッポン放送などを傘下に置く認定放送持ち株会社。昭和3...
ふじ‐もうで【富士詣で】
1 陰暦6月1日から21日まで(中心は15日)に富士山に登り、頂上の浅間(せんげん)神社に参詣すること。富士参り。...
ふじもと【藤本】
姓氏の一。 [補説]「藤本」姓の人物藤本義一(ふじもとぎいち)藤本定義(ふじもとさだよし)藤本鉄石(ふじもとてっせ...
ふじもと‐ぎいち【藤本義一】
[1933〜2012]小説家・放送作家。大阪の生まれ。本名、義一(よしかず)。ラジオドラマや映画のシナリオを執筆す...
ふじもと‐さだよし【藤本定義】
[1904〜1981]プロ野球監督。愛媛の生まれ。昭和11年(1936)巨人軍の監督に就任し、第1期黄金時代を築く...
ふじもと‐てっせき【藤本鉄石】
[1816〜1863]江戸末期の志士。岡山藩士。通称、津之助。天誅組(てんちゅうぐみ)の総裁となったが、討伐軍の攻...
ふじもと‐ひでお【藤本英雄】
⇒中上英雄
ふじもり【藤森】
姓氏の一。 [補説]「藤森」姓の人物藤森栄一(ふじもりえいいち)藤森成吉(ふじもりせいきち)
フジモリ
[1938〜2024]ペルーの政治家。日系2世。大学教授などを経て1990年大統領に就任。2度再選されるが2000...
ふじもり‐えいいち【藤森栄一】
[1911〜1973]考古学者。長野の生まれ。諏訪中学卒業後、さまざまな職業に就きながら考古学を研究した。著「かも...
ふじもり‐せいきち【藤森成吉】
[1892〜1977]小説家・劇作家。長野の生まれ。人生派作家として出発、のちプロレタリア文学運動に参加。戯曲「何...
フジャイラ
アラブ首長国連邦を構成する7首長国の一。連邦で唯一ペルシア湾に接さずオマーン湾に臨む。
フジャンド
タジキスタン北西部にある同国第2の都市。旧称レニナバード。フェルガナ盆地の西端、シルダリア川沿いに位置する。紀元前...
ふじやま【藤山】
姓氏の一。 [補説]「藤山」姓の人物藤山一郎(ふじやまいちろう)藤山寛美(ふじやまかんび)
ふじ‐やま【富士山】
⇒ふじさん(富士山)
ふじやま‐いちろう【藤山一郎】
[1911〜1993]歌手。東京の生まれ。本名、増永丈夫。東京音楽学校在学中にデビュー、歌謡曲を音楽性豊かに歌い続...
ふじやま‐かんび【藤山寛美】
[1929〜1990]喜劇俳優。大阪の生まれ。本名、稲垣完治。松竹新喜劇に参加、阿呆役で一世を風靡(ふうび)した。
ふじやま‐の‐とびうお【富士山の飛魚】
古橋広之進を称賛していう呼び名。 [補説]1949年(昭和24)の全米選手権で活躍した古橋を、米国のマスコミがFl...
ふ‐じゅ【符呪】
まじない。
ふ‐じゅ【腐儒】
全くの役に立たない儒者。くされ儒者。気力も意欲もない学者をののしっていう語。
ふ‐じゅ【膚受】
《「論語」顔淵から》 1 讒言(ざんげん)や中傷などが、垢(あか)が皮膚にしみ込むように、知らぬ間に心の中に入り込...
ふ‐じゅ【諷誦】
1 経文や偈頌(げじゅ)を声をあげてよむこと。また、暗誦すること。ふうじゅ。「御—行はせ給ひける時」〈拾遺・哀傷・...
ふ‐じゅう【不住】
住まないこと。また、住む人がいないこと。「一所—」
ふじゅう‐けいやく【付従契約】
⇒付合契約(ふごうけいやく)
ふ‐じゅうぶん【不十分/不充分】
[名・形動]足りないところのあること。完全でないこと。また、そのさま。「—な明るさ」「証拠—」
ふ‐じゅく【不熟】
[名・形動] 1 果物・作物などが成熟しないこと。出来の悪いこと。また、そのさま。「不作—な(の)年」 2 熟練し...
ふ‐じゅく【腐熟】
[名](スル)下肥(しもごえ)・堆肥などがよく発酵して腐ること。「三ケ月以上—した人糞肥料でなければ」〈島木健作・...
ふじゅく‐にち【不熟日】
東日本で、この日に種蒔き・植え付けをすると実りが悪いとされる日。1月は子(ね)の日、2月は午(うま)の日、3月は酉...
ふ‐じゅつ【巫術】
⇒シャーマニズム
ふじゅふせ‐こうもんは【不受不施講門派】
日蓮講門宗の旧称。日奥の孫弟子日講を祖とする、不受不施派の別派。岡山市御津鹿瀬(みつかせ)の本覚寺を本山とする。
ふじゅふせ‐は【不受不施派】
日蓮宗の一派。文禄4年(1595)京都妙覚寺の日奥が、法華経信者以外からは施しを受けず、施しもしないと主張したこと...