ふ‐へい【不平】
[名・形動]納得できず不満であること。また、そのさま。「しかられて—な顔をする」「—たらたら」 [用法]不平・不満...
ふ‐へい【浮萍】
うきくさ。また、住居の定まらないことのたとえ。「天性水石に心を寄せ、—の跡を事とし給ひしかば」〈太平記・二四〉
ふへいこう‐しんごう【不平衡信号】
《unbalanced signal》アース(接地)との電位差で表される信号。信号の伝送が1本のケーブルですむため...
ふへい‐せい【府兵制】
中国、南北朝時代の西魏(せいぎ)に始まり、隋・唐代に整備された兵農一致の兵制。農民の中から選抜徴兵し、農閑期に訓練...
不平(ふへい)を鳴(な)ら・す
不平を言いたてる。「小遣いが少ないと—・す」
不平(ふへい)を並(なら)・べる
不平を次々と言う。「あれこれと—・べる」
ふ‐へき【扶壁】
⇒控え壁(かべ)
ふへき‐しゅん【斧劈皴】
山水画における皴法(しゅんぽう)の一。鋭い側筆で、斧(おの)で割ったように峻厳(しゅんげん)な山肌や岩面を表すもの。
ふ‐へん【不変】
[名・形動]変わらないこと。また、そのさま。不易。「—な(の)真理」⇔可変。
ふ‐へん【不偏】
かたよらず公正な立場にあること。
ふ‐へん【普遍】
1 全体に広く行き渡ること。例外なくすべてのものにあてはまること。「人類—の原理」⇔特殊。 2 哲学の用語。 ㋐宇...
ふへん‐か【普遍化】
[名](スル)特殊なものから普遍的な法則や概念を作り出すこと。
ふへん‐がいねん【普遍概念】
⇒一般概念
ふへん‐しほん【不変資本】
投下された貨幣資本のうち、生産手段に転化された資本。可変資本に対して、生産過程において価値を変化させずに生産物に移...
ふへん‐しゅ【普遍種】
大陸全体、あるいは二大陸にまたがるような広い分布域をもつ生物の種。
ふへん‐しゅぎ【普遍主義】
個別のものよりも、多くの、あるいはすべてのものに共通する事柄を尊重する立場。→個体主義
ふへん‐しんにょ【不変真如】
仏語。真如が生滅を超えて不変であること。→随縁真如
ふへん‐せい【普遍性】
すべての物事に通じる性質。また、すべての物事に適合する性質。「—のない理論」
ふへんだとう‐せい【普遍妥当性】
《(ドイツ)Allgemeingültigkeit》哲学で、真理や倫理的・美的価値などに備わっている、いつどこでで...
ふへん‐ていすう【普遍定数】
物理学の基本法則を表す式の中で、変数の値に関係なく常に一定の値をもつ定数。光速度・電気素量・プランク定数・万有引力...
ふへん‐てき【普遍的】
[形動]広く行き渡るさま。極めて多くの物事にあてはまるさま。「生物に共通の—な性質」
ふへんてき‐むいしき【普遍的無意識】
⇒集合的無意識
ふへん‐ふとう【不偏不党】
いずれの党派・主義にもかたよらず、公平・中立の立場をとること。
ふへんりつ【不変律】
塚本邦雄の歌集。昭和63年(1988)刊。翌年、第23回迢空(ちょうくう)賞受賞。
ふへん‐ろんそう【普遍論争】
普遍は、個物に先立って実在する(実念論)のか、あるいは個物のあとに人間がつくった名辞(唯名論)にすぎないのかという...