ふみ‐は・る【踏み張る】
[動ラ四]「ふんばる1」に同じ。「力を発(おこ)して後(しり)足を強く—・りて」〈今昔・二九・三八〉
ふみ‐ば【踏(み)場】
足を踏み入れる場所。踏み所。「足の—もない」
ふみ‐ばこ【文箱/笈/文筥】
「ふばこ」に同じ。
ふみ‐ばさみ【文挟み】
1 文書を挟んで貴人に差し出すための白木の杖。長さ約1.5メートルで、先端の文書を挟む金具の部分を鳥口(とりぐち)...
ふみ‐ひと【史】
⇒ふひと
ふみひらき‐づき【文披月】
《書(ふみ)をひろげて曝(さら)す月の意から》陰暦7月の異称。ふみづき。ふみひろげづき。
ふみひろげ‐づき【文披月】
「ふみひらきづき」に同じ。
ふみ‐ひろご・る【踏み広ごる】
[動ラ四]足を広げてふんばって立つ。「牛の—・りて立てりければ」〈宇治拾遺・一〇〉
ふみ‐びつ【文櫃】
書物をおさめておく櫃。また、書物を入れて背負う櫃。
ふみ‐びと【文人】
「文人(ぶんじん)」を訓読みにした語。「天暦三年三月つごもりの日—召して」〈高光集・詞書〉
ふみ‐ぶくろ【書袋/文袋】
1 書物を入れて持ち運ぶ袋。書嚢(しょのう)。 2 書状を入れる袋。状袋。「懐より—取り出し、中なる院宣を進(まゐ...
ふみ‐まくら【文枕】
1 文殻(ふみがら)を丸めて芯とした枕。「方々の文殻ばかり、一つに集めてこれ—を二つこしらへておいた」〈洒・通人の...
ふみ‐まど・う【踏み惑ふ】
[動ハ四]「踏み迷う」に同じ。「道知らぬ物ならなくにあしひきの山—・ふ人もありけり」〈後撰・雑三〉
ふみ‐まよ・う【踏(み)迷う】
[動ワ五(ハ四)] 1 道に迷う。方向がわからなくなる。「山道に—・う」 2 善悪の判断を誤る。「欲につられて—・う」
ふ‐みもち【不身持(ち)】
[名・形動]身を持ちくずすこと。また、そのさま。不品行。「—な若いころ」
ふみ‐や【文屋】
1 学問をする所。学問所。〈名義抄〉 2 書物を売る店。書店。本屋。「厚面皮(あつかましく)一部の本となしてもて、...
ふみや‐の‐つかさ【文屋司】
大学寮(だいがくりょう)の異称。
ふみ‐やぶ・る【踏(み)破る】
[動ラ五(四)] 1 踏みつけてこわす。けやぶる。「戸を—・る」 2 《「踏破(とうは)」を訓読みにした語》困難な...
ふみやまだち【文山立/文山賊】
狂言。二人の山賊が果たし合いをすることになるが、書き置きを記すうちに妻子の嘆くさまを思い浮かべて泣きだし、結局仲直...
ふみ‐よせ【踏(み)寄せ】
足の裏にできるまめ。そこまめ。
ふみ‐よみ【書読み/文読み】
広く学問に通じた人。学者。ふみよみびと。「則ち太子菟道稚郎子(うちのわかいらつこ)—として諸の典籍を王仁に習て」〈...
ふみよみ‐びと【書読み人】
「書(ふみ)読み」に同じ。「如(も)し汝(いまし)に勝れる—、亦有りや」〈応神紀〉
ふみわけ‐いし【踏(み)分け石】
庭の飛び石で、分岐点に置く大きめの石。
ふみ‐わ・ける【踏(み)分ける】
[動カ下一][文]ふみわ・く[カ下二]草木の茂った所を一歩一歩かきわけて進む。「やぶの中を—・けて進む」
ふ‐みん【不眠】
眠らないこと。また、眠れないこと。
ふ‐みん【府民】
府の住民。
ふ‐みん【富民】
人民を富ませること。また、富んだ民。
フミン‐さん【フミン酸】
植物の枯死体が微生物のはたらきにより分解されてできる腐植質に含まれる有機酸の一。アルカリに可溶で、酸で沈殿し、赤褐...
ふみん‐しょう【不眠症】
よく眠ることのできない状態が続くこと。ふつう、神経症による睡眠障害をいう。不眠障害。
ふみん‐しょうがい【不眠障害】
⇒不眠症
ふみん‐ふきゅう【不眠不休】
眠りも休みもしないこと。「—で復旧作業に当たる」