ぶ‐し【付子/附子】
キンポウゲ科トリカブト属植物の側根。アコニチンなどのアルカロイドを含み、毒性が強い。漢方で興奮・強心・鎮痛などに用...
ぶ‐し【武士】
昔、武芸をおさめ、軍事にたずさわった身分の者。中世・近世には支配階級となった。さむらい。もののふ。
ぶし‐かたぎ【武士気質】
いかにも武士らしい気風。さむらいかたぎ。
ぶし‐だん【武士団】
武士の集団。平安中期以後、荘園・公領に分散していた武士は平氏・源氏を棟梁(とうりょう)に団結し、各地に武士団を形成...
ぶ‐しつ【部室】
部員が使うために、部に割り当てられた部屋。
ぶ‐しつけ【不躾/不仕付け】
[名・形動]礼を欠くこと。無作法なこと。また、そのさま。無礼。「—ながらお願いします」「—な質問」
ぶし‐どう【武士道】
日本の武士階級に発達した道徳。鎌倉時代から発達し、江戸時代に儒学思想と結合して完成した。忠誠・勇敢・犠牲・信義・廉...
ぶしどう【武士道】
《Bushido, the Soul of Japan》新渡戸稲造による英文の著作。明治32年(1899)に米国で...
武士道(ぶしどう)と云(い)うは死(し)ぬ事(こと)と見付(みつ)けたり
「葉隠」の一節。武士たる者は主君のためには死ぬことも覚悟しなければならない。没我・献身に重きをおく武士道を説いた言葉。
武士(ぶし)に二言(にごん)なし
武士は一度言ったことを取り消すようなことはしない。信義を重んじ約束を守る意。
ぶし‐の‐しょうほう【武士の商法】
「士族の商法」に同じ。
武士(ぶし)は相身(あいみ)互(たが)い
同じ立場のものは、互いに思いやりをもって助け合うべきであるということ。
武士(ぶし)は食(く)わねど高楊枝(たかようじ)
武士は貧しくて食事ができなくても、あたかも食べたかのように楊枝を使って見せる。武士の清貧や体面を重んじる気風をいう...
ぶ‐しゃ【奉射】
⇒御弓(おゆみ)の神事(しんじ)
ぶ‐しゃ【歩射】
1 歩きながら弓を射ること。かちゆみ。⇔騎射。 2 「奉射(ぶしゃ)」に同じ。
ブシャーレ
レバノン北部、カディーシャ渓谷にある村。古代にフェニキア人が居住し、7世紀頃に迫害を受けたマロン派のキリスト教徒が...
ぶ‐しゃれ【不洒落】
[名・形動ナリ]へたな洒落。わるふざけ。また、そのような言動をするさま。「—な文句だ」〈洒・娼妓絹籭〉
ぶ‐しゃ・れる【不洒落る】
[動ラ下一]へたな洒落をいう。わるふざけをする。「いけ騒々しい、—・れめえぞよ」〈洒・四十八手〉
ブシャーリー
⇒ブシャーレ
ぶし‐や【付子矢】
鏃(やじり)に付子(ぶし)の毒を塗った矢。ぶすや。
ぶ‐しゅ【部首】
漢字の字書で、漢字を字画構成に従って部分けをし、各部ごとにその共通要素である字形を頭に示して索引の用に当てたもの。...
ぶ‐しゅう【武州】
武蔵(むさし)国の異称。
ぶしゅう‐いっき【武州一揆】
慶応2年(1866)武蔵国で起こった一揆。6月13日同国秩父郡上名栗村で蜂起、19日に壊滅。「世直し」を掲げた貧農...
ぶ‐しゅうぎ【不祝儀】
めでたくないこと。特に、葬儀。不祝言。「—袋」
ぶしゅうぎ‐ぶくろ【不祝儀袋】
葬式や法事などの際に金品を包むのに用いる、黒白や藍白などの水引を結んだ袋。
ぶ‐しゅうげん【不祝言】
「不祝儀(ぶしゅうぎ)」に同じ。
ぶしゅうせんじゅ【武州千住】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。日光奥州街道の第一の宿場として栄えた千住付近の水門脇か...
ぶしゅうたまがわ【武州玉川】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。武州は武蔵国、玉川は多摩川のこと。現在の府中・調布付近...
ぶしゅ‐かん【仏手柑】
マルブシュカンの変種。実は先端が手の指のように分かれる。観賞用。てぶしゅかん。ぶっしゅかん。《季 冬 花=夏》
ふ‐しゅび【不首尾】
[名・形動]《「ぶしゅび」とも》 1 最後がうまくいかないこと。また、そのさま。「—に終わる」「—な交渉結果」⇔上...
ぶ‐しょ【部署】
それぞれに役割や分担を決めること。また、その役割や担当した場所。持ち場。「—を移る」「—に就く」
ぶ‐しょう【不精/無精】
[名・形動]からだを動かして物事をするのを面倒くさがること。また、そのさま。身だしなみに頓着(とんちゃく)しないさ...
ぶしょう【武昌】
中国、湖北省武漢市の地名。揚子江南岸にあり、もと武漢三鎮の一。辛亥革命の勃発の地。ウーチャン。
ぶ‐しょう【武将】
武士の大将。また、武道にすぐれた将軍。「戦国—」
ぶ‐しょう【部将】
一部隊の大将。
ぶしょう‐ごま【不精独楽/無精独楽】
胴長で心棒がなく、底がとがっているこま。ひもで胴を打って回す。たたかれなくては動かないところからの称。
ぶしょう‐ひげ【不精髭/無精髭】
剃(そ)るのを怠けて伸びたままのひげ。
ぶしょう‐もの【不精者/無精者】
何をするにも面倒くさがる人。ものぐさな人。
ふ‐しょぞん【不所存】
[名・形動]《「ぶしょぞん」とも。その場合は「無所存」とも書く》考えの正しくないこと。思慮の足りないこと。また、そ...
ブショネ
ワインの品質不良の一。コルク栓に付着した細菌などが原因で、ワインにコルク臭やカビ臭がつくもの。
ぶ‐しん【武臣】
武事をもって君主に仕える家臣。
ぶ‐しん【武神】
武道をつかさどり、武運を守護する神。いくさがみ。
ぶ‐しんじゅう【不心中】
[名・形動]《近世語》義理を守らないこと。誠実でないこと。また、そのさま。「その心を無にして七様へ行くとは、さてさ...
ぶしんじゅう‐もの【不心中者】
不義理な人。不誠実な人。「わが身を—になして大臣に思ひきらせしところ」〈浮・禁短気・一〉
ふ‐しんじん【不信心】
[名・形動]《「ぶしんじん」とも》神仏を信じないこと。信仰心のないこと。また、そのさま。「日ごろの—がたたる」「—な人」