ぶつ‐ぞう【仏像】
礼拝の対象として製作された仏の彫像・画像。多く彫像をいう。釈迦(しゃか)仏以外の諸尊仏の像もさす。
ぶつだ【仏陀】
《(梵)Buddhaの音写。覚者・智者の意》釈迦牟尼(しゃかむに)の称。のちには、修行を積み正しい悟りを得た人の意...
ぶつ‐だん【仏壇】
1 仏像を安置する壇。 2 仏像・位牌を安置する厨子(ずし)。
ぶつ‐つ・く
[動カ四]ぶつぶつ不平を言う。「茶屋へ来て産所の夜伽(よとぎ)することは、つひにない図、と—・けば」〈浄・天の網島〉
ぶつ‐でし【仏弟子】
1 釈迦(しゃか)の弟子。 2 仏教の教徒。仏教徒。
ぶつ‐でん【仏殿】
1 仏像を安置し、礼拝する建物。仏堂。 2 禅宗寺院で、伽藍(がらん)の中心にあり、本尊を安置し礼拝する建物。
ぶつ‐ど【仏土】
1 仏が住む土地。浄土。 2 仏が教化(きょうけ)を施す国土。この現実世界。
ぶつ‐どう【仏堂】
仏像を安置した堂。仏殿。
ぶつ‐どう【仏道】
仏の説いた教え。仏教。また、その悟りに至る修行の道。
ぶつ‐どり【物撮り】
[名](スル)商業広告などに使う商品(物)を撮影すること。また、インターネット上のオークションに出す品物、ウェブサ...
ぶつ‐にち【仏日】
仏の光明が衆生(しゅじょう)の無知の闇(やみ)を照らすことを太陽にたとえていう語。
ぶつ‐ねはん【仏涅槃】
釈迦(しゃか)の入滅。また、それを追悼する陰暦2月15日の法会。
ぶつ‐のう【物納】
[名](スル)金銭の代わりに物で小作料や租税などを納めること。「相続税を不動産で—する」⇔金納。
ぶつ‐ばく【仏縛】
「仏見2」に同じ。
ぶつ‐ばち【仏罰】
仏から受ける罰。ぶつばつ。
ぶつ‐ばつ【仏罰】
⇒ぶつばち(仏罰)
ぶつ‐ぶつ
[副] 1 小声でものを言うさま。「いつも—(と)ひとりごとを言う」 2 不平・不満や小言をいうさま。「陰で—(と...
ぶつぶつ‐こうかん【物物交換】
貨幣を媒介させずに、物と物を直接交換すること。バーター。
ぶつぶつこうかん‐アプリ【物物交換アプリ】
スマートホンやタブレット型端末向けのアプリケーションソフトで、個人間で物品を交換するためのサービスを提供するもの。...
ぶつ‐ほけん【物保険】
建物・自動車など、具体的な物に生じる損傷・焼失・盗難などを対象とする保険。火災保険・運送保険など。→人保険
ぶつ‐ぼさつ【仏菩薩】
仏と菩薩。
ぶつ‐ま【仏間】
仏像や位牌(いはい)が安置してある部屋。
ぶつ‐みょう【仏名】
1 仏の名号(みょうごう)。仏の名前。 2 「仏名会(ぶつみょうえ)」の略。
ぶつみょう‐え【仏名会】
陰暦12月15日(のちに19日)から3日間、宮中や諸国の寺院で仏名経を読んで三世諸仏の名号を唱え、その年の罪障を懺...
ぶつみょう‐きょう【仏名経】
仏教経典。12巻。菩提流支訳。三世十方の諸仏の名号を列挙したもの。仏名会で読誦されたが、のちに三千仏名経が代わって...
ぶつ‐めい【物名】
1 物の名。 2 「物名歌(ぶつめいか)」の略。
ぶつめい‐か【物名歌】
和歌・連歌・俳諧で、歌や句の意味とは関係なく物の名を詠み込んだもの。古今集の「心から花のしづくにそぼちつつうくひず...
ぶつ‐めつ【仏滅】
1 仏の入滅。釈迦(しゃか)の死。 2 暦注の六曜の一。万事に凶とする大悪日。仏滅日。
ぶつ‐も【仏母】
仏語。 1 法、すなわち教えのこと。 2 般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)、すなわち智慧のこと。 3 釈迦(しゃか)...
ぶつ‐もん【仏門】
仏の説いた道。仏道。
仏門(ぶつもん)に入(い)・る
出家する。仏門にはいる。
ぶつ‐や・く
[動カ四]ぶつぶつ言う。「色々の者どもが、何とやら—・くげな」〈浮・商人職人懐日記〉
ぶつ‐よく【物欲/物慾】
物や金銭を自分のものにしたいという欲望。物や財産への執着心。
ぶつ‐り【物理】
1 物の道理。物の理法。「その倫に由て—を害する勿れ」〈福沢・文明論之概略〉 2 「物理学」の略。
ぶつり
[副] 1 物を勢いよく断ち切る音や、そのさまを表す語。また、続いていた物事が突然に断たれるさま。「太いロープが—...
ぶつりえんざん‐エンジン【物理演算エンジン】
⇒物理エンジン
ぶつり‐エンジン【物理エンジン】
《physics engine》力学の諸法則にのっとって、物体の振る舞いのシミュレーションを行うソフトウエアやミド...
ぶつり‐かがく【物理化学】
物理学の理論や実験方法などによって、物質の構造や化学的性質・変化などを解明しようとする化学の一分野。理論化学。
ぶつり‐がく【物理学】
物質の構造・性質を明らかにし、それによる自然現象の普遍的な法則を研究する自然科学の一部門。運動・熱・光・電磁気・音...
ぶつ‐りき【仏力】
仏の持つ計り知れない力。
ぶつりきそう‐せいちょうほう【物理気相成長法】
原料をプラズマやレーザーで加熱して蒸発させ、対象とする基板や金属の表面に、物理的に薄膜を蒸着させる方法。分子線エピ...
ぶつり‐キーボード【物理キーボード】
従来の携帯電話のように、物理的に押して数字や文字を入力するボタンを配置したキーボード。スマートホンやタブレット型端...
ぶつり‐コア【物理コア】
《physical core》コンピューターのCPUに内蔵された、独立して稼働する個々のコア。→論理コア
ぶつり‐こうがく【物理光学】
光学現象を光の波動論の立場から取り扱う物理学の一部門。
ぶつり‐サーバー【物理サーバー】
《physical server》物理的実体のあるサーバーおよびサーバー群。ソフトウエアによって構築された仮想サー...
ぶつり‐シム【物理SIM】
携帯電話やタブレット型端末などに装着して使用するSIMカード。電子的に書き換え可能なeSIMに対していう。物理的S...
ぶつりしんがくてき‐しょうめい【物理神学的証明】
⇒目的論的証明(もくてきろんてきしょうめい)
ぶつり‐じょうちゃくほう【物理蒸着法】
⇒物理気相成長法
ぶつり‐セキュリティー【物理セキュリティー】
侵入者や不審物など、物理的な危険に対処するセキュリティー。特に、コンピューターセキュリティーにおける物理的な安全対...
ぶつり‐そしつ【仏籬祖室】
仏陀の籬(まがき)と祖師達磨の室。転じて、仏教と禅門のこと。