へん‐せい【変生】
⇒へんじょう(変生)
へん‐せい【変成】
[名](スル)形が変わってでき上がること。形を変えてつくること。また、物質の相4が変わること。
へん‐せい【変性】
[名](スル) 1 性質などが変わること。また、その変わった性質。「倫理の情は度々の経験を積んで—せる私利心なり」...
へん‐せい【偏性】
かたよった性質。「薬—ならざれば、毒を攻るに足らざる」〈榊原芳野編・文芸類纂〉
へん‐せい【編成】
[名](スル)個々のものを集めて組織的なまとまりとすること。「番組を—する」「予算—」「十両—の列車」
へん‐せい【編制】
[名](スル)個々別々のものを集めて団体を組織すること。特に、軍隊を組織すること。「大隊を—する」
へん‐せい【編製】
[名](スル)戸籍などを新しくつくること。「婚姻により新戸籍を—する」
へんせい‐アルコール【変性アルコール】
工業用アルコールを飲用に転用されないために、エチルアルコールに少量のメチルアルコールなどを加えてあるもの。
へんせい‐がん【変成岩】
堆積(たいせき)岩や火成岩が変成作用を受けてできた岩石。圧砕岩・片麻岩・ホルンフェルスなどがある。
へんせい‐き【変成器】
電圧や電流の値を調整する装置。弱電流回路で使われる変圧器をさすこともある。
へんせい‐き【変声期】
声変わりが起こる時期。また、その年ごろ。
へんせい‐きんし【変性近視】
⇒病的近視
へんせいけんきせい‐さいきん【偏性嫌気性細菌】
酸素が存在する環境では生育できない嫌気性細菌。破傷風菌・ボツリヌス菌など。絶対嫌気性細菌。偏性嫌気性菌。→通性嫌気性細菌
へんせい‐こうアルカリきん【偏性好アルカリ菌】
⇒絶対好アルカリ菌
へんせいこうきせい‐さいきん【偏性好気性細菌】
生育するために酸素を必要とする細菌。結核菌・ジフテリア菌など。
へんせい‐さよう【変成作用】
地下深部で、既存の岩石が温度や圧力の上昇によって変化し、鉱物組成や組織の違う岩石になること。この変化は大部分が固体...
へんせい‐ざい【変性剤】
工業原料を嗜好品(しこうひん)などに転用されないために加える毒性や臭気のある物質。工業塩に加えるタールなど。
へんせい‐しっかん【変性疾患】
細胞や組織などが徐々に変質し、ついには死滅・脱落して機能を失う疾患の総称。アルツハイマー型認知症、筋萎縮性側索硬化...
へんせい‐たい【変成帯】
変成岩が分布する領域。日本では、領家変成帯や三波川変成帯などが知られる。
へんせい‐どくそ【変性毒素】
⇒トキソイド
へんせい‐ふう【偏西風】
中緯度地方の上空を取り巻いて一年じゅう西から東に吹く風。南北両半球にあり、上空ほど速度を増し、圏界面付近では、その...
へん‐せき【貶斥】
官位を下げて退けること。「未だ—せらるるに至らず」〈東海散士・佳人之奇遇〉
へん‐せき【編籍】
戸籍をつくること。
へん‐せき【偏析】
物質の相転移において、一つの相から別の相に分離すること。特に、金属や合金が凝固する際に、ある金属の組成が不均一にな...
へん‐せつ【変節】
[名](スル)節義を変えること。信念・主義・主張などを変えること。「馬鈴薯党でのちに牛肉党に—したのだ」〈独歩・牛...
へん‐せつ【変説】
自分の主張や意見を変えること。
へんせつ‐かん【変節漢】
節義を変えた男。軽蔑(けいべつ)して言う。
へん‐せん【変遷】
[名](スル)時の流れとともに移り変わること。「歌もまた時代につれて—する」
へん‐せん【貶遷】
「貶謫(へんたく)」に同じ。