へん・する【貶する】
[動サ変][文]へん・す[サ変] 1 人を悪く言う。けなす。そしる。「宋史の伝はこれを—・するに過ぎている嫌がある...
へん‐ずつう【偏頭痛/片頭痛】
頭の片側に生じる、発作性のずきんずきんと脈打つような激しい頭痛。嘔吐(おうと)を伴うこともある。へんとうつう。
へん・ずる【変ずる】
[動サ変][文]へん・ず[サ変] 1 変わる。改まる。変化する。「心が—・ずる」 2 変える。改める。変更する。「...
へん‐せい【変生】
⇒へんじょう(変生)
へん‐せい【変成】
[名](スル)形が変わってでき上がること。形を変えてつくること。また、物質の相4が変わること。
へん‐せい【変性】
[名](スル) 1 性質などが変わること。また、その変わった性質。「倫理の情は度々の経験を積んで—せる私利心なり」...
へん‐せい【偏性】
かたよった性質。「薬—ならざれば、毒を攻るに足らざる」〈榊原芳野編・文芸類纂〉
へん‐せい【編成】
[名](スル)個々のものを集めて組織的なまとまりとすること。「番組を—する」「予算—」「十両—の列車」
へん‐せい【編制】
[名](スル)個々別々のものを集めて団体を組織すること。特に、軍隊を組織すること。「大隊を—する」
へん‐せい【編製】
[名](スル)戸籍などを新しくつくること。「婚姻により新戸籍を—する」
へんせい‐アルコール【変性アルコール】
工業用アルコールを飲用に転用されないために、エチルアルコールに少量のメチルアルコールなどを加えてあるもの。
へんせい‐がん【変成岩】
堆積(たいせき)岩や火成岩が変成作用を受けてできた岩石。圧砕岩・片麻岩・ホルンフェルスなどがある。
へんせい‐き【変成器】
電圧や電流の値を調整する装置。弱電流回路で使われる変圧器をさすこともある。
へんせい‐き【変声期】
声変わりが起こる時期。また、その年ごろ。
へんせい‐きんし【変性近視】
⇒病的近視
へんせいけんきせい‐さいきん【偏性嫌気性細菌】
酸素が存在する環境では生育できない嫌気性細菌。破傷風菌・ボツリヌス菌など。絶対嫌気性細菌。偏性嫌気性菌。→通性嫌気性細菌
へんせい‐こうアルカリきん【偏性好アルカリ菌】
⇒絶対好アルカリ菌
へんせいこうきせい‐さいきん【偏性好気性細菌】
生育するために酸素を必要とする細菌。結核菌・ジフテリア菌など。
へんせい‐さよう【変成作用】
地下深部で、既存の岩石が温度や圧力の上昇によって変化し、鉱物組成や組織の違う岩石になること。この変化は大部分が固体...
へんせい‐ざい【変性剤】
工業原料を嗜好品(しこうひん)などに転用されないために加える毒性や臭気のある物質。工業塩に加えるタールなど。
へんせい‐しっかん【変性疾患】
細胞や組織などが徐々に変質し、ついには死滅・脱落して機能を失う疾患の総称。アルツハイマー型認知症、筋萎縮性側索硬化...
へんせい‐たい【変成帯】
変成岩が分布する領域。日本では、領家変成帯や三波川変成帯などが知られる。
へんせい‐どくそ【変性毒素】
⇒トキソイド
へんせい‐ふう【偏西風】
中緯度地方の上空を取り巻いて一年じゅう西から東に吹く風。南北両半球にあり、上空ほど速度を増し、圏界面付近では、その...
へん‐せき【貶斥】
官位を下げて退けること。「未だ—せらるるに至らず」〈東海散士・佳人之奇遇〉
へん‐せき【編籍】
戸籍をつくること。
へん‐せき【偏析】
物質の相転移において、一つの相から別の相に分離すること。特に、金属や合金が凝固する際に、ある金属の組成が不均一にな...
へん‐せつ【変節】
[名](スル)節義を変えること。信念・主義・主張などを変えること。「馬鈴薯党でのちに牛肉党に—したのだ」〈独歩・牛...
へん‐せつ【変説】
自分の主張や意見を変えること。
へんせつ‐かん【変節漢】
節義を変えた男。軽蔑(けいべつ)して言う。
へん‐せん【変遷】
[名](スル)時の流れとともに移り変わること。「歌もまた時代につれて—する」
へん‐せん【貶遷】
「貶謫(へんたく)」に同じ。
ヘンゼルとグレーテル
《原題、(ドイツ)Hänsel und Gretel》 グリム童話に収録された話の一。貧しさのため森に捨てられた幼...
へん‐そ【編組】
1 組み合わせること。 2 木綿糸・絹糸などを細かく組み合わせて編み、電線絶縁のおおいとしたもの。 3 作戦配置上...
へん‐そう【返送】
[名](スル)物を送り主や持ち主に送り返すこと。「小包で—する」
へん‐そう【変奏】
[名](スル)音楽で、ある主題をいろいろな技法によって形を変えて表すこと。
へん‐そう【変相】
1 姿・顔かたちが変わること。また、その変わったようす。 2 極楽や地獄のありさま、また仏教説話などを絵解き風に描...
へん‐そう【変装】
[名](スル)別人にみせかけるために、風貌(ふうぼう)や服装などを変えること。また、その変えた姿。「かつらとサング...
へんそう‐きょく【変奏曲】
主題といくつかの変奏からなる楽曲。バリエーション。
へんそう‐ず【変相図】
「変相2」に同じ。
へん‐そく【辺側】
かたわら。ほとり。ふち。
へん‐そく【変則】
[名・形動]普通の規則・規定・方法にはずれていること。また、そのさま。「—な(の)やり方」「—的」
へん‐そく【変速】
[名](スル)速度を変えること。特に、変速装置を操作して速度を変えること。「坂道にかかったので—する」
へんそく‐き【変速機】
⇒変速装置
へんそく‐そうち【変速装置】
ある回転数の原動軸から従動軸の回転数に変換する装置。歯車式・段車式・電動機式・流体式などがある。変速機。
へんそく‐てき【変則的】
[形動]通常のやり方や規則と異なっているさま。「—な日程を組む」
へん‐ぞう【変造】
[名](スル)すでにある物を加工して、その形・内容などを変えること。特に、通貨や文書などの内容を変えること。「小切...
へん‐たい【変体】
普通の形や体裁と違っていること。体裁を変えること。また、その形や体裁。
へん‐たい【変態】
[名](スル) 1 形や状態を変えること。また、その形や状態。 2 普通の状態と違うこと。異常な、または病的な状態...
へん‐たい【編隊】
飛行機などが隊形を組むこと。また、その隊形。「五機が—を組む」