へん‐にゃく【変易】
「へんやく(変易)」の連声(れんじょう)。
へん‐にゅう【編入】
[名](スル)すでにできている組織や団体の中に途中から組み入れること。「町が隣の市に—される」「—試験」
へんねし
《「へんねじ」とも》ねたむこと。嫉妬。「外の船頭共が—にて様々の噂をする」〈伎・桑名屋徳蔵〉
へん‐ねん【編年】
歴史的事実を、年月の順を追って編むこと。
へんねん‐し【編年史】
編年体で書かれた歴史。
へんねん‐たい【編年体】
歴史記述の形式の一。年月の順を追って事実の発生・発展を記述するもの。中国の「春秋」に始まる。→紀伝体(きでんたい)
へん‐のう【返納】
[名](スル) 1 金や物を、もとの場所や持ち主に返して納めること。「借用品を—する」 2 法律で、交付された許可...
へんのう‐ゆ【片脳油】
樟脳(しょうのう)油から樟脳をとった残りを精製して得られる白色の油。芳香をもち揮発性で、防臭剤・殺虫剤や塗料の溶剤...
へん‐ぱ【偏頗】
[名・形動]《「へんば」とも》かたよっていて不公平なこと。また、そのさま。「少し—な僻論であると私には思われた」〈...
へん‐ばい【反閇/返閉/反陪】
1 「禹歩(うほ)1」に同じ。 2 1からきたもので、日本芸能の特殊な足の踏み方。「翁(おきな)」「三番叟(さんば...
へんぱ【偏波】
電磁波の振動方向の分布が一様でなく、一定の方向に限られている電磁波。電磁波が光の場合を特に偏光という。
へん‐ぱい【返杯/返盃】
[名](スル)さされた杯の酒を飲んで相手にさし返すこと。返盞(へんさん)。
へん‐ぱい【変敗】
[名](スル)食品の色や味が変わってしまって食用には適さなくなること。→消費期限
へんぱ‐ダイバーシティー【偏波ダイバーシティー】
《polarization diversity》ダイバーシティー方式の一。二つのアンテナを設置するかわりに、偏波面...
へんぱ‐めん【偏波面】
電磁波の進行方向とその電場、または磁場の振動方向を含む面。電磁波が光の場合は偏光面ともいう。
へん‐び【編尾/篇尾】
編の終わりの部分。編末。
へん‐びぶん【偏微分】
偏導関数の一つの変数のみを変化させて関数の変化率を求めること。また、その値。
へんびぶん‐ほうていしき【偏微分方程式】
偏導関数を含む微分方程式。これに対し、導関数だけを含むものを常微分方程式という。
へん‐ぴ【辺鄙】
[名・形動]都会から離れていて不便なこと。また、そのさま。「—な(の)地」
へん‐ぴん【返品】
[名](スル)いったん仕入れた、または買った品物を返すこと。また、その品物。「傷物を—する」「—の山」
へんふくちょう‐そうち【変復調装置】
⇒モデム
へん‐ぶつ【変物/偏物】
普通の人とは変わったところのある人。変人。また、偏屈な人。
へん‐ぶん【変文】
中国唐代、仏教経典の内容を絵解きした変相図(へんそうず)をもとに語る際の台本。散文と韻文とをまじえて平易に説く。2...
へん‐ぶん【変分】
汎関数で、引数となる関数を微小量だけ変化させたときの汎関数の変化。実関数など普通の関数の微分に相当する。 [補説]...
へんぶん‐オートエンコーダー【変分オートエンコーダー】
⇒ブイ‐エー‐イー(VAE)
へんぶん‐げんり【変分原理】
変分法の形式で表した物理学の基本原理。物体の運動を表すハミルトンの原理や光線の経路を表すフェルマの原理などがあり、...
へんぶん‐ほう【変分法】
ある未知の関数とその導関数を含む定積分として表される値を、与えられた条件の下で最大または最小とするような関数を求め...
へん‐ぷ【返付】
[名](スル)もとの持ち主に返すこと。「書類を—する」「—金」
ヘンプ
麻。大麻(たいま)。
へん‐ぷく【辺幅】
1 布地などのへり。 2 まわりから見たようす。外見。うわべ。
へん‐ぷく【蝙蝠】
コウモリのこと。
辺幅(へんぷく)を飾(かざ)・る
外見を飾る。見えを張る。辺幅を修飾する。「—・らない人」
へん‐プロ【編プロ】
「編集プロダクション」の略。
へん‐べん【返弁/返辨】
返すこと。返済。弁済。
へん‐ぺい【扁平】
[名・形動]凹凸が少なく、ひらべったいこと。また、そのさま。「—な顔」
へんぺい‐コンジローム【扁平コンジローム】
梅毒の第2期に陰部・肛門や乳房の下などに生じる赤く平らな盛り上がり。接触による感染源となる。
へんぺい‐じょうひ【扁平上皮】
魚の鱗に似た薄く平らな細胞によって構成される上皮。皮膚・消化管・子宮頸部などにみられる。
へんぺいじょうひ‐がん【扁平上皮癌】
扁平上皮細胞から発生する癌(がん)。
へんぺい‐そく【扁平足】
足の裏が平たく、土踏まずがほとんどみられない足。
へんぺい‐りつ【扁平率】
地球のような回転楕円体が、球に比べてどの程度扁平であるかを表す量。赤道半径と極半径との差を、赤道半径で割った値で示す。
へんぺい‐りつ【偏平率】
自動車のタイヤで、タイヤ断面の幅Sに対する高さHの比。偏平率はH/S×100で表される。
へん‐ぺき【偏僻】
[名・形動] 1 かたよること。心がひねくれていること。また、そのさま。「—な人」「空想に—し写実に拘泥する者は」...
へんぺん【片々】
今井邦子の歌集。大正4年(1915)刊行。
へん‐ぺん【片片】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 きれぎれになっているさま。また、その一片が軽くひるがえるさま。「一葉の小舟—と...
へん‐ぺん【翩翩】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 軽くひるがえるさま。「衣を—と翻して」〈谷崎・魔術師〉 2 軽々しく落ち着かな...
へん‐ぼいん【変母音】
⇒ウムラウト
へん‐ぼう【辺防】
辺境の防備。国境の防備。
へん‐ぼう【変貌】
[名](スル)姿やようすが変わること。「畑が住宅地にすっかり—する」「—を遂げる」
へん‐ぼう【偏旁】
漢字の偏と旁(つくり)。
へん‐ぼう‐かん‐きゃく【偏旁冠脚】
漢字の偏と旁(つくり)と冠(かんむり)と脚(あし)。漢字の4種の構成部分の併称。