べっ‐し【蔑視】
[名](スル)相手をあなどって見くだすこと。「—に耐えられない」
べっ‐しつ【別室】
1 別のへや。ほかのへや。「—にさがる」 2 特別に設けられた部屋。「ホテルの—を予約する」 3 「側室(そくしつ...
べっ‐して【別して】
[副]格別であるさま。特に。とりわけ。「扱いは—慎重さを必要とする」
べっし‐どうざん【別子銅山】
愛媛県東部、新居浜(にいはま)市にあった銅山。元禄3年(1690)に発見され、以来、住友家が経営。少量の金・銀も産...
べっし‐はいたつ【別使配達】
電報で、直接配達区域外にあてたものを、特別の配達人を仕立てて配達すること。
べっ‐しゅ【別種】
別の種類。ほかの種類。
べっ‐しゅう【別集】
漢籍で、個人別の詩文集。→総集
べっ‐しゅく【別宿】
宿を別にすること。別々に宿泊すること。また、その宿。
べっ‐しょ【別所/別処】
1 別の場所。 2 新しく開墾した土地。 3 仏語。 ㋐本寺から離れた一定の区域内の、僧が修行のためにとどまる場所...
べっ‐しょ【別書】
別に書くこと。また、別に書いたもの。別の文書・書状。
べっ‐しょ【別墅】
別荘。別邸。「大なる—を構え」〈鴎外訳・即興詩人〉
べっしょ【別所】
姓氏の一。 [補説]「別所」姓の人物別所毅彦(べっしょたけひこ)別所長治(べっしょながはる)
べっ‐しょう【別称】
別の呼び名。別の名称。
べっ‐しょう【蔑称】
相手や第三者、またはその動作や状態をさげすんでいう言い方。
べっしょ‐おんせん【別所温泉】
長野県上田市別所にある温泉。泉質は硫黄泉。付近に八角三重塔で知られる安楽寺がある。
べっしょ‐たけひこ【別所毅彦】
[1922〜1999]プロ野球選手・監督。兵庫の生まれ。昭和17年(1942)南海(福岡ソフトバンクの前身)に投手...
べっしょ‐ながはる【別所長治】
[1558〜1580]戦国時代の武将。播磨三木城城主。織田信長の命による羽柴秀吉の中国攻めに抗戦、2年の籠城ののち...
べっ‐しん【別心】
そむこうとする気持ち。ふたごころ。「頼朝—を存ぜずといへども」〈盛衰記・一三〉
べっ‐せい【別製】
特に念を入れてつくること。また、そのもの。特製。「引出物の—の和菓子」
べっ‐せかい【別世界】
1 地球以外の世界。 2 現実とはかけ離れた環境。別天地。「冬のアルプスは下界とは—だ」 3 全く異なった生活環境...
べっせかいつうしん【別世界通信】
荒俣宏の著作。昭和52年(1977)刊。トールキン、ウェルズなど、英米の主要なファンタジー文学を紹介。平成14年(...
べっ‐せき【別席】
1 別に設けられた宴席や座敷。「会議のあと—を設ける」 2 席が別々であること。
ベッセマー
[1813〜1898]英国の冶金技術者。酸性転炉を発明、銑鉄から鋼鉄を安価に大量生産して製鉄業に革新をもたらした。...
ベッセル
[1784〜1846]ドイツの天文学者。ケーニヒスベルク天文台初代台長。白鳥座61番星の、年周視差の測定に成功した...
ベッセル
米国ニューヨーク市マンハッタン南西部のハドソンヤードにある建物。英国のデザイナー、トーマス=ヘザーウィックによる設...
ベッセル‐かんすう【ベッセル関数】
ベッセルの微分方程式の解となる関数。円柱座標または極座標で惑星軌道の時間変化を解く際などに現れる二階の微分方程式の...
ベッセル‐だえんたい【ベッセル楕円体】
1841年にドイツの天文学者ベッセルが導いた準拠楕円体。日本では近代測量が始まった明治時代以来、同楕円体が採用され...
ベッセル‐ねん【ベッセル年】
《Besselian year》平均太陽の赤経が18時40分に達した瞬間を年初とする回帰年。長さは1太陽年に等しい...
べっ‐せん【別選】
別に選ぶこと。特別に選ぶこと。
べっ‐そう【別荘】
ふだん生活している家とは別に、避暑・避寒・休養などの目的で気候や風景のよい土地につくられた家。
べっ‐そう【別送】
[名](スル)別途に送ること。「本は明日—します」
べっ‐そく【別足】
雉(きじ)の股(もも)などを焼いて足先を紙で包んだ料理。大饗(たいきょう)のときに正客に供した。「—の食ひやう見習...
べっ‐そん【別尊】
1 寺院で、本尊とは別に供養する尊像。 2 密教で、修法のために特別に勧請(かんじょう)される一尊。
べっそん‐ほう【別尊法】
密教で、ある一尊を本尊として行う修法。
べっそん‐まんだら【別尊曼荼羅】
ある一尊を中心として、関係ある諸尊または眷族(けんぞく)を配した曼荼羅。
べっ‐たい【別体】
1 形体・様式を異にすること。 2 漢字で、標準字体に対して、その俗字・略字・古字などのこと。異体。
べっ‐たく【別宅】
ふだん住んでいる家とは別に構えた家。別邸。
べったら
「べったら漬け」の略。
べったら‐いち【べったら市】
10月19日の夜、東京日本橋大伝馬町付近で開かれるべったら漬けを売る市。古くは翌日の恵比須講(えびすこう)に用いる...
べったら‐づけ【べったら漬(け)】
大根を薄塩で漬け、さらに麹(こうじ)・砂糖を加えて漬けた漬物。浅漬け。
べったり
[副] 1 ねばり気のある物がつくさま。「ペンキが—(と)手につく」 2 すっかりたよりきるさま。「母親に—(と)...
ベッターホルン
スイス中南部、ベルン州、ベルナーアルプスの高峰。ミッテルホルン(標高3704メートル)、ハスリユングフラウ(標高3...
べっ‐ちゅう【別注】
量産品ではなく、特別に注文して作らせること。また、作らせた品。 [補説]「特別注文」「別製注文」の略か。
べっ‐ちょう【別丁】
書籍・雑誌で、本文とは別に貼り込んだり綴じ込んだりする印刷物。口絵・扉・挿し込み図版など。用紙・印刷を別にすること...
べっ‐ちょく【別勅】
特別の勅命。令の規定をこえて物事が行われる場合の勅命。「—を承けて金闕に壇を構へ」〈太平記・一〉
ベッチン
《velveteenから》綿糸を用いて織り、毛羽(けば)を表面に出したビロード。女性・子供服地、足袋・鼻緒などに用...
べっ‐てい【別邸】
「別宅」に同じ。
ベッテル‐こ【ベッテル湖】
《Vättern》⇒ベッテルン湖
ベッテルン‐こ【ベッテルン湖】
《Vättern》スウェーデン南部にある湖。ベーネルン湖に次いで同国で2番目に大きい。最大水深128メートル。イェ...
べっ‐てんち【別天地】
現実とは全くようすの違った場所。俗世間から離れた理想的な世界。別世界。「—を求めて移住する」