べつどう‐たい【別働隊/別動隊】
本隊の行動を有利に導くために、それ自身独立して行動する部隊。
べつ‐に【別に】
[副](多く下に打消しの語を伴う)取り立てて言うほどではないさま。これと言って特別に。別段。「—たいした用事ではない」
ベつ‐のう【別納】
[名](スル) 1 ふつう一緒に納めるべきものを別に納めること。「郵便料金を—する」 2 中世、年貢を通常の手続き...
べつ‐ばい【別売】
[名](スル)「別売り」に同じ。
べつ‐ばら【別腹】
1 これ以上は食べられない満腹状態でも甘い菓子なら食べられることを、別の腹に入るといった語。「甘いものは—」 2 ...
鼈(べつ)人(ひと)を食(く)わんとして却(かえ)って人(ひと)に食(く)わる
《鼈(べつ)はスッポンの意》自分の力も考えないで人を害しようとして、かえって自分が災いを受けることのたとえ。
べつ‐び【別火】
⇒べっか(別火)
べつ‐び【別日】
別の日。ほかの日。「挙式と披露宴は—に行います」
べつび‐や【別火屋】
穢(けが)れを避けるため、また、穢れにある者が別火の生活をするための家。精進宿(しょうじんやど)・他屋(たや)の類。
べつ‐びん【別便】
別に出す郵便。「—で送る」
べつ‐べつ【別別】
[名・形動]それぞれ違っていること。一緒ではないこと。また、そのさま。「兄弟は—な(の)道に進んだ」「支払いは—にする」
べつ‐ま【別間】
別の部屋。ほかの室。別室。
べつ‐みょう【別名】
⇒べつめい(別名)
べつ‐むね【別棟】
棟が別になっていること。また、その建物。「—の隠居所」
べつ‐めい【別名】
本名または正式の呼び方以外の名称。異名。べつみょう。
べつ‐めい【別命】
特別の命令。別に出される命令。
べつ‐めん【別面】
別の紙面。ほかのページ。
べつもしき‐ひょうほん【別模式標本】
⇒アロタイプ
べつ‐もの【別物】
1 別の物。違った物。「本物とは似ても似つかぬ—」 2 普通ではない特別の物。例外。「—として待遇する」
べつ‐もんだい【別問題】
その問題とは関係のない問題。別種の事柄。「この際優勝するか否かは—だ」
べつやく‐みのる【別役実】
[1937〜2020]劇作家。満州の生まれ。広島の被爆者を描いた「象」で注目され、昭和43年(1968)には「マッ...
べつ‐よう【別様】
[名・形動]ようすややり方が他と異なっていること。また、そのさま。「流るる音さえ—に…優しい女滝じゃ」〈鏡花・高野聖〉
ベツラー
⇒ウェツラー
べつ‐り【別離】
わかれること。別れ。「—の言葉」 [補説]書名別項。→別離
べつり【別離】
若山牧水の第3歌集。明治43年(1910)刊行。歌壇で好評を博し、作者は注目の歌人となった。
べつ‐りゅう【別流】
別の流派や流儀。
べつ‐るい【別涙】
別れを悲しんで流す涙。
べつ‐るい【別類】
別の種類。他の種類。
ベツレヘム
パレスチナ地方の町。エルサレムの南約9キロメートル、標高約750メートルの小高い丘の上に位置する。古代イスラエル統...
ベツレヘム‐れいはいどう【ベツレヘム礼拝堂】
《Betlémská kaple》チェコの首都プラハ中心部、旧市街にある礼拝堂。14世紀末から15世紀初頭にかけて...
べつ‐ろ【別路】
1 別の道。ほかの道。 2 本道からはずれた道。わき道。
べつ‐わく【別枠】
定められたものとは別に設けられた範囲や基準。「—を設ける」