ほう【袍】
1 公家の装束の盤領(まるえり)の上衣。束帯や衣冠などに用いる位階相当の色による位袍と、位色によらない雑袍とがあり...
ほう【報】
1 知らせ。通知。報告。「危篤の—を受ける」 2 行為に応じて受けるむくい。応報。返礼。「前の世に福の因を殖ゑずし...
ほう【鋒】
刃物の先のとがった部分。きっさき。また、刀。つるぎ。「未だ他に対して—を争いしものに非ず」〈福沢・学問のすゝめ〉
ほう【鵬】
想像上の大鳥。翼の長さ3000里、一度はばたけば9万里を飛ぶという。おおとり。
ほう
[感]驚いたり感心したりするときなどに発する語。「—、そんなに大きかったかね」
ほう‐あん【方案】
方法についての考え。「改正の—を立つることは」〈鉄腸・雪中梅〉
ほう‐あん【奉安】
[名](スル)尊いものをつつしんで安置すること。「神璽を—する」
ほう‐あん【法案】
法律の案文。法律案。
ほうあん【保安】
平安後期、鳥羽天皇・崇徳天皇の時の年号。1120年4月10日〜1124年4月3日。
ほうあん‐ていしゅつけん【法案提出権】
法案を国会に提出する権限。国会議員と内閣が持つ。国会議員の場合、衆議院では20名以上、参議院では10名以上の賛成が...
ほうあん‐でん【奉安殿】
第二次大戦中まで、各学校で御真影や教育勅語などを収めていた建物。
ほう‐い【方位】
1 ある方向が、基準の方向に対してどのようであるかの関係を表したもの。通常は子午線の方向を北・南、これに直角に交わ...
ほう‐い【包囲】
[名](スル)周りを取り囲むこと。「警官が犯人を—する」「緊急—網」
ほう‐い【布衣】
「ほい(布衣)」に同じ。
ほう‐い【芳意】
相手を敬って、その心づかいをいう語。芳志。芳情。
ほう‐い【宝位】
天子の位。宝祚(ほうそ)。
ほう‐い【法衣】
⇒ほうえ(法衣)
ほう‐い【法位】
1 仏語。諸法の安住する位。真如(しんにょ)のこと。 2 僧位。
ほう‐い【法威】
仏語。仏法の威力。
ほう‐い【胞衣】
「えな(胞衣)」に同じ。
ほうい
[感]遠くにいる人に呼びかけるときの声。
ほうい‐かいぼう【法医解剖】
法医学上の目的のために行う解剖。司法解剖と行政解剖とがある。
ほうい‐かく【方位角】
観測者の立つ位置を通る子午線と、ある天体を通る垂直圏とがなす角。天文学では南を零度として西回りに、測地学では北を零...
ほう‐いがく【法医学】
法律の運用の際に重要な事項について、医学的に研究・鑑定・解釈などをする応用医学の一分科。死因・死亡時刻・血液型・親...
ほう‐いき【邦域】
一国の範囲・領分。〈日葡〉
ほう‐いき【法域】
1 法令の効力が及ぶ地域的範囲。 2 法の規定事項の範囲。また、その適用範囲。
ほう‐いき【封域】
1 土を盛り上げて境としたもの。 2 大名・諸侯の領地内。また、その境。封境。
ほうい‐けん【放医研】
「放射線医学総合研究所」の略称。
ほうい‐こんちゅうがく【法医昆虫学】
昆虫学の知見を応用した法医学の一分野。死体に発生したハエの幼虫の生育状況から死亡時刻を推定したり、付着した昆虫の種...
ほうい‐じしゃく【方位磁石】
⇒磁気コンパス
ほうい‐じしん【方位磁針】
⇒磁気コンパス
ほうい‐ずほう【方位図法】
地図投影法の一。地球上の一点で接する平面に、経線・緯線を投影する図法の総称。接点から各地点に至る最短距離が直線で示...
ほう‐いつ【放逸/放佚】
[名・形動] 1 勝手気ままに振る舞うこと。生活態度に節度がないこと。また、そのさま。「—な生活をする」 2 手荒...
ほうい‐はじめ【布衣始め】
天皇が退位し、太上天皇の尊号を受けた後、烏帽子(えぼし)・狩衣(かりぎぬ)を初めて着用する儀式。
ほう‐いみ【方忌(み)】
⇒かたいみ
ほうい‐もう【包囲網】
人や組織・国などの動きを封じるために、組織だって周りを取り囲むこと。「—を張る」「—を突破する」
ほうい‐りょうしすう【方位量子数】
原子内における、電子の軌道角運動量の大きさを特徴づける量子数。方位量子数lは0または正の整数で表され、主量子数をn...
ほう‐いん【芳韻】
相手を敬って、その漢詩や、その韻字をいう語。
ほう‐いん【宝印】
仏語。 1 宝塔や宝珠などに真言を刻んだり、方形や円形の中に卍(まんじ)などを刻んだもの。 2 三宝のうちの、法宝...
ほう‐いん【法印】
1 仏語。仏教を外道から区別し、仏教が真実であることを示す標識。三法印など。 2 《「法印大和尚位」の略》僧位の最...
ホー‐インチン【何応欽】
⇒かおうきん(何応欽)
ほう‐う【法宇】
てら。寺院。
ほう‐う【法雨】
仏語。仏の慈悲が衆生(しゅじょう)をあまねく救うことを、雨が万物を潤すことにたとえた語。のりのあめ。
ほう‐うん【宝運】
天子の運命。
ほう‐え【法会】
経典を読誦(どくじゅ)し、講説する催し。また、死者の追善供養を営む行事。
ほう‐え【法衣】
僧尼の着用する衣服。もとは戒律に定められた五条などの袈裟(けさ)をいったが、日本ではさらにこの下に着用するものをも...
ほう‐え【胞衣】
「えな(胞衣)」に同じ。
ほう‐えい【芳詠】
相手を敬って、その詩歌をいう語。玉詠。芳吟。
ほうえい【宝永】
江戸前期、東山天皇・中御門(なかみかど)天皇の時の年号。1704年3月13日〜1711年4月25日。
ほう‐えい【放映】
[名](スル)テレビで放送すること。特に、映画フィルムをテレビ放送すること。「未公開作品を—する」