ほた【榾/榾柮】
《「ほだ」とも》炉やかまどでたくたきぎ。小枝や木切れなど。《季 冬》「おとろへや—折りかねる膝頭/一茶」
ほだ【絆】
「ほだし3」に同じ。「縄に掛かり、足へ—をはめて居る」〈伎・四千両〉
ほ‐だ【穂田】
秋になり、稲の穂が出そろった田。「秋の田の—を雁(かり)がね暗けくに夜のほどろにも鳴き渡るかも」〈万・一五三九〉
ほ‐だ【捕拿】
[名](スル)とらえること。拿捕。「黒人を—することの案件起れり」〈中村訳・西国立志編〉
ほ‐だい【補題】
⇒補助定理
ほた・える
[動ア下一][文]ほた・ゆ[ヤ下二]《近世上方語。「ほだえる」とも》 1 ふざける。じゃれる。たわむれる。「おれも...
ほたか‐じんじゃ【穂高神社】
長野県安曇野(あづみの)市にある神社。祭神は、穂高見命・綿津見命(わたつみのみこと)・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)。...
ほたか‐だけ【穂高岳】
長野・岐阜県境にある高山群。飛騨山脈の最高峰、奥穂高岳3190メートルをはじめ、北穂高岳3100メートル、涸沢(か...
ほた‐ぎ【榾木】
《「ほだぎ」とも》 1 「榾(ほた)」に同じ。 2 シイタケを栽培するときに、種菌をつける原木。シイ・クリ・クヌギ...
ほださ・る【絆さる】
[動ラ下二]「ほだされる」の文語形。
ほださ・れる【絆される】
[動ラ下一][文]ほださ・る[ラ下二]《動詞「ほだす」の受身の形から》 1 情に引きつけられて、心や行動の自由が縛...
ほだし【絆し】
1 人の心や行動の自由を縛るもの。自由をさまたげるもの。「義理人情の—」 2 馬の足をつなぎとめるための縄。ふもだ...
ほだ・す【絆す】
[動サ四] 1 つなぎとめる。〈新撰字鏡〉 2 自由を束縛する。→ほだされる「羇客とかけば、羇は、—・すなり」〈中...
ほ‐だち【穂立ち】
稲の穂が出ること。また、その稲穂。「我が蒔(ま)ける早稲田(わさだ)の—作りたる縵(かづら)そ見つつ偲はせ我が背」...
ほ‐だつ【逋脱】
[名](スル) 1 追及などを逃れること。 2 租税を逃れること。脱税。「関税を—する」
ほだ・てる【攪てる】
[動タ下一] 1 火などをかきたてる。「火入の灰を埒無く—・てた」〈露伴・付焼刃〉 2 ほこりなどをたてる。「小女...
ほ‐だな【帆棚】
和船で、帆柱を立て帆の操作を行う場所。
ほた‐び【榾火】
《「ほだび」とも》「焚(た)き火」に同じ。《季 冬》「子宝がきやらきやら笑ふ—かな/一茶」
ほ‐だり【秀罇】
酒を入れる、銚子(ちょうし)・瓶子(へいし)の類。「水(みな)そそく臣の嬢子(をとめ)—取らすも」〈記・下・歌謡〉
ほ‐だわら【穂俵】
「馬尾藻(ほんだわら)」に同じ。《季 新年》「—を捜す鼠も嘉例(かれい)かな/石鼎」