ほっ‐き【発起/発企】
[名](スル) 1 思いたって事を始めること。「自分が—し、…村のために始めた道路愛護会の」〈島木健作・続生活の探...
ほっき‐がい【北寄貝】
ウバガイの別名。
ほっき‐こう【北帰行】
渡り鳥の春の渡り。温暖な地域で越冬した鳥が、北の繁殖地に移動すること。
ほっき‐じ【法起寺】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町にある聖徳宗の寺。山背大兄王(やましろのおおえのおう)が、聖徳太子の岡本宮を寺とした...
ほっき‐せつりつ【発起設立】
株式会社の設立に際し、発行する株式総数を発起人が引き受けて会社を設立すること。⇔募集設立。
ほっき‐にん【発起人】
1 思いたって事を始める人。発起者。 2 株式会社の設立を企画して、定款に署名した者。
ほっ‐きょう【北京】
「北都」に同じ。
ほっ‐きょう【法橋】
1 《「法橋上人位」の略》僧位の第三位。法眼に次ぐ。僧綱の律師に相当し、五位に準ぜられた。 2 中世以後、医師・仏...
ほっきょう‐だい【北教大】
「北海道教育大学」の略称。
ほっ‐きょく【北曲】
中国、北方系の歌曲、およびそれに基づく戯曲。金代に成立、元代に盛行し、元曲とよばれたが、明代に南曲におされて衰微。
ほっ‐きょく【北極】
1 地軸が北半球で地表と交わる点。北緯90度の地点。北極点。 2 地軸の延長線が北側で天球と交わる点。天の北極。...
ほっきょく‐あく【北極亜区】
動物地理区の一。全北区に属し、北極海を取り巻く地域やカムチャツカ・グリーンランドを含む。トナカイ・ホッキョクグマ・...
ほっきょく‐かい【北極海】
北極点を中心に北アメリカ大陸とユーラシア大陸とに囲まれる海域。ほとんど凍結し、夏季は多少海面が見られる。北氷洋。
ほっきょくかい‐こうろ【北極海航路】
北極海を経由して太平洋と大西洋を結ぶ航路。ユーラシア大陸のロシア沿岸を通る北東航路と、北米大陸のカナダ沿岸を通る北...
ほっきょくかい‐しょとう【北極海諸島】
《Arctic Archipelago》カナダ北部、北極海地域の諸島。ヌナブト準州、ノースウェスト準州に属す。大き...
ほっきょく‐きょうかい【北極教会】
《Ishavskatedralen》ノルウェー北部の港湾都市、トロムソにある教会の通称。正式名称はトロムスダーレン...
ほっきょく‐きょり【北極距離】
天の北極から時圏に沿って測った天体までの角度。現在は赤緯(せきい)を用いて表す。
ほっきょく‐ぎつね【北極狐】
食肉目イヌ科の哺乳類。北極周辺のツンドラ地帯にすむ。体長約60センチ、尾長35センチ。夏毛は灰褐色、冬毛は白色また...
ほっきょく‐くじら【北極鯨】
セミクジラ科のヒゲクジラ。体長15〜18メートル。全身黒色で顎(あご)の部分は白い。頭部が大きく、湾曲した顎をもち...
ほっきょく‐ぐま【北極熊】
食肉目クマ科の哺乳類。北極圏およびその周辺にすむ。首が比較的長く、頭胴長約2.4メートル。毛は幼時には真っ白である...
ほっきょく‐けん【北極圏】
北緯66度33分の緯線、またはそれより北の地域。太陽が終日、地平線下に沈まない日と現れない日とが1年に1日以上あり...
ほっきょくけん‐こくりつやせいどうぶつほごく【北極圏国立野生動物保護区】
《Arctic National Wildlife Refuge》米国アラスカ州北東部にある保護区。略称ANWR。...
ほっきょくけんのとびら‐こくりつこうえん【北極圏の扉国立公園】
《Gates of the Arctic National Park and Preserve》米国アラスカ州北部...
ほっきょく‐しょとう【北極諸島】
《Arctic Archipelago》⇒北極海諸島
ほっきょく‐しんどう【北極振動】
北極と北半球中緯度地域の気圧が相反する傾向で変動する現象。北極の気圧が平年よりも高く、中緯度地域の気圧が平年より低...
ほっきょく‐せい【北極星】
小熊座のα(アルファ)星。天の北極近くに輝き、北の方角の目印になる。光度は2.0等で、連星。距離は433光年。ポラ...
ほっきょく‐てん【北極点】
地軸の北端、北緯90度の地点。
ほっきょくのムーシカミーシカ【北極のムーシカミーシカ】
いぬいとみこの児童文学作品。北極を舞台に双子のシロクマの子、ムーシカとミーシカが成長していくさまを描く。
ほっきょく‐ひょうぎかい【北極評議会】
カナダ・米国・ロシア・デンマーク・スウェーデンなど北極圏の8か国と同地域に居住する先住民の団体が、北極圏の持続可能...
ほっ‐く【法鼓】
1 仏法。仏法を説くことを、戦闘での進軍の太鼓にたとえ、法鼓をたたくという。 2 禅寺の法堂(はっとう)の北東隅に...
ほっ‐く【発句】
1 短歌の最初の句。初5文字、または第1・2句。のちには上の句。 2 連歌・連句の第1句。五・七・五の17音からな...
ホック
洋服などにつける留め金。ふつう、鉤(かぎ)状または丸形のものをいう。
ほっく‐あわせ【発句合(わ)せ】
歌合わせにならい、参会者が左右から発句を出して、判者がその優劣を定めるもの。元禄(1688〜1704)ごろに流行。...
ほっ‐くう【法空】
仏語。すべてのものは因縁によって仮に存在し、実体がないこと。ほうくう。
ほっくぎょう【法句経】
《(パーリ)Dhamma-pada真理の言葉の意》原始仏教の経典の一。原典は423編よりなる韻文形式の詩集。成立は...
ほっくり
[副](スル)ほかほかとあたたかく、やわらかいさま。ほくほく。「—(と)したカボチャ」
ほっくる‐しゅう【北倶盧洲】
《(梵)uttarākuruの訳》須弥山(しゅみせん)をめぐる4州の一。北方にあって、他の3州よりすぐれ、ここに生...
ほっけ【𩸽】
アイナメ科の海水魚。全長約40センチ。体は細長く、尾びれの後縁が深く二またに分かれている。体色は灰褐色に暗色の不規...
ほっ‐け【北家】
藤原氏四家の一。不比等(ふひと)の二男房前(ふささき)を祖とする。四家のうち最も栄えた。のちの摂関家の系統。
ほっ‐け【法華】
「法華宗」の略。 「法華経(ほけきょう)」に同じ。
ほっけ‐いちじょう【法華一乗】
仏語。法華経に説かれる一乗の教え。一乗には、声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)の二乗および菩薩(ぼさつ)を加えた...
ほっけ‐いっき【法華一揆】
戦国時代、京都の町衆を中心とする法華宗(日蓮宗)徒によって起こされた一揆。幕府・大名や一向宗徒と衝突、山科本願寺を...
ほっけ‐え【法華会】
法華経を講説する法会。法華八講・法華十講などがある。東大寺・興福寺のものや比叡山延暦寺の霜月会などが有名。
ほっけ‐きょう【法華経】
⇒ほけきょう(法華経)
ほっけげんぎ【法華玄義】
中国、隋代の仏教書。天台智顗(ちぎ)が講述し、灌頂が筆録。20巻。法華三大部の一とされ、妙法蓮華経という経題の奥深...
ほっけ‐さんだいぶ【法華三大部】
⇒三大部1
ほっけ‐ざんまい【法華三昧】
《「ほっけさんまい」とも》仏語。法華経を通して真理に悟入する方法。天台宗で、法華経・観普賢経によって真理を観ずるこ...
ほっけ‐しちゆ【法華七喩】
法華経に説かれる七つの比喩(ひゆ)。火宅喩(譬喩品(ひゆぼん))・窮子(ぐうじ)喩(信解品)・薬草喩(薬草喩品)・...
ほっけ‐しゅう【法華宗】
《法華経をよりどころとするところから》 1 古く、天台宗の異称。 2 日蓮宗の俗称。また、その流派のうち、本門流・...
ほっけ‐しんとう【法華神道】
日蓮(法華)宗で説かれる神道説。三十番神を法華経の守護神とする天台宗の信仰をとりいれて室町時代に成立。吉田神道の影...