ほつ【発】
⇒はつ
ほつ‐い【発意】
[名](スル) 1 「はつい(発意)」に同じ。「業界再編を—する」 2 「発心(ほっしん)」に同じ。
ほ‐つ‐え【上枝/秀つ枝】
《「つ」は「の」の意の格助詞》上の方の枝。⇔下枝(しずえ)。「わが園の梅の—に鶯(うぐひす)のねになきぬべき恋もす...
ほつ‐が【発駕】
駕籠(かご)で出発すること。転じて、貴人の出発すること。はつが。「君は明日五つの御—」〈浄・会稽山〉
ほつ‐がん【発願】
[名](スル) 1 神仏に願をかけること。立願。願かけ。「病気平癒を—する」 2 仏語。誓願を起こすこと。悟りを求...
ほつがん‐もん【発願文】
「願文2」に同じ。
ほつき‐あ・ぐ
[動ガ下二]金を全部つぎこむ。入れあげる。「博奕(ばくち)、傾城狂ひに一跡(=全財産)を—・げ」〈仮・浮世物語・三〉
ほつき‐ある・く【ほつき歩く】
[動カ五(四)]あてもなくあちらこちらと歩く。ほっつきあるく。「夜通し—・く」
ほつ‐ぎ【発議】
[名](スル)「はつぎ(発議)」に同じ。「改革案を—する」
ほつ・く
[動カ四] 1 あちこち歩き回る。うろつく。ほっつく。「泣きっ面をして—・きゃあがるから」〈洒・駅舎三友〉 2 金...
ほつ‐ご【発語】
「はつご(発語)」に同じ。
ほつ‐ごん【発言】
「はつげん(発言)」に同じ。「只今—いたすでござる」〈伎・上野初花〉
ほつし‐もめん【解し木綿】
「綿撒糸(めんざんし)」に同じ。
ほつ・す【解す】
[動サ五(四)]《「ほづす」とも》とく。ほどく。ほぐす。「磯風鬢(ぴん)を—・し吹く」〈露伴・日ぐらし物語〉
ほ‐つつじ【穂躑躅】
ツツジ科の落葉低木。山地に自生。葉は菱状倒卵形。7、8月ごろ、枝先に穂状に淡紅白色の小花を多数つける。やまぼうき。
ほ‐つ‐て【最つ手/秀つ手】
《「つ」は「の」の意の格助詞》すぐれた腕前。りっぱな技術。上手。「壱岐(ゆき)の海人(あま)の—の占部(うらへ)を...
ほつ‐ねつ【発熱】
[名](スル)⇒はつねつ(発熱)
ほつ‐ほつ
[副]少しずつゆっくりと物事をするさま。ぼつぼつ。「急ぎでもなければ、身どもが一細工に—いたすによって」〈続狂言記...
ほ‐つ‐ま【秀真】
神代文字の一。48の表音文字で、明治時代、国学者の落合直澄が示したもの。
ほつみさき‐じ【最御崎寺】
高知県室戸市にある真言宗豊山派の寺。山号は、室戸山。四国八十八箇所第24番札所。大同2年(807)空海の開創と伝え...
ほつ・る【解る】
[動ラ下二]「ほつれる」の文語形。
ほつれ【解れ】
ほつれること。また、ほつれたもの。「鬢(びん)の—をなで上げる」
ほつれ‐げ【解れ毛】
ほつれている髪の毛。ほつれがみ。
ほつ・れる【解れる】
[動ラ下一][文]ほつ・る[ラ下二]縫い目・編み目などがほどける。また、まとめてある糸や髪などの端が乱れる。「セー...
ほつ‐ろ【発露】
犯した罪を隠さず告白すること。「五体を地に投げ、—啼泣(ていきふ)し給ひしかば」〈平家・一〇〉