ぼう‐さ【防砂】
山地・海岸・河岸などで、土砂の崩壊や流出を防ぐこと。また、砂の飛来を防ぐこと。砂防。
ぼう‐ざ【病者】
《「ぼうさ」とも》病人。「—のことを思う給へあつかひ侍るほどに」〈源・夕顔〉
ぼう‐さい【亡妻】
死んだ妻。なき妻。
ぼう‐さい【防災】
台風・地震・火事などの災害を防ぐこと。「—訓練」
ぼう‐さい【防塞/防寨】
敵の攻撃や侵入を防ぐために設けられた、とりでや柵(さく)。
ぼうさい‐かいじょし【防災介助士】
日本ケアフィット共育機構が認定する民間資格。防災の知識や災害時の応急対応、高齢者や障害者に対する介助の方法などを身...
ぼうさいかがくぎじゅつ‐けんきゅうしょ【防災科学技術研究所】
文部科学省所管の国立研究開発法人。自然災害に関する調査観測や予測、防災・減災に関する研究開発などを行う。昭和38年...
ぼうさい‐かけん【防災科研】
「防災科学技術研究所」の略称。
ぼうさい‐カメラ【防災カメラ】
防災用の監視カメラ。河川・港湾・火山などに設置される。
ぼうさい‐かんりしゃ【防災管理者】
一定の大規模・高層の建物において、地震など火災以外の災害による被害を軽減するため、防災計画の作成や避難訓練の実施な...
ぼうさいかんりていきてんけんほうこく‐せいど【防災管理定期点検報告制度】
不特定多数の人が出入りする一定の大規模な建物の管理権原者に対して、防災管理の状況を定期的に点検し、その結果を消防機...
ぼうさいかんり‐てんけんしかくしゃ【防災管理点検資格者】
防災管理者や防火対象物点検資格者として3年以上の実務経験を有する者など、防災管理に関する専門知識を有し、所定の資格...
ぼうさいがいくせいび‐じぎょう【防災街区整備事業】
密集市街地の整備改善を図るため、老朽化した建築物を除去し、防災性能を備えた建築物や公共施設を整備する事業。→市街地...
ぼうさいきしょう‐じょうほう【防災気象情報】
気象庁が発表する気象・地震・津波・火山などに関する情報。気象警報・注意報、地震情報、天気予報、紫外線情報など多岐に...
ぼうさいきじゅんてんけんずみ‐しょう【防災基準点検済証】
防災管理点検資格者が点検し、点検基準に適合していると認められた建物に表示されるマーク。→防火・防災セーフティーマーク
ぼうさい‐きほんけいかく【防災基本計画】
災害対策基本法に基づいて国の中央防災会議が作成する、政府の災害対策に関する基本的な計画。 [補説]災害の種類に応じ...
ぼうさい‐きょういく【防災教育】
地震・台風などの自然災害について、日頃の備えや災害時にとるべき行動など、身を守るために必要な知識を教えること。
ぼうさい‐きょうてい【防災協定】
大地震・大洪水などのとき、物資や人の援助を受けられるよう、自治体が他の自治体や民間企業と結ぶ救援協定。
ぼうさい‐きょてん【防災拠点】
大規模な災害が発生したときに、被災地において救援・救護などの活動の拠点となる施設。県・市庁舎、警察・消防署、医療機...
ぼうさい‐ぎょうせいむせん【防災行政無線】
防災無線の一。災害時、都道府県や市区町村が住民に情報を提供するための無線通信システム。 [補説]市区町村では、動作...
ぼうさいぎょうむ‐けいかく【防災業務計画】
指定行政機関や指定公共機関が、災害対策基本法の規定により、国の防災基本計画に基づいて作成する、災害対策に関する計画。
ぼうさい‐グッズ【防災グッズ】
⇒防災用品
ぼうさい‐こうどう【防災行動】
災害の発生が予測される場合や災害発生時に、被害を最小限にとどめるために、個人や組織がとる行動。あるいは、災害の発生...
ぼうさい‐し【防災士】
地域の防災意識の啓発、防災力の向上に努め、災害発生時には避難誘導・救助にあたる人。日本防災士機構の認定する民間資格...
ぼうさいしゅうだんいてん‐そくしんじぎょう【防災集団移転促進事業】
被災地や災害危険区域のうち、居住に適さない区域にある住居の集団的移転を促す事業。国は地方公共団体に対して事業費の4...
ぼうさいしゅうだんいてんそくしん‐とくべつそちほう【防災集団移転促進特別措置法】
《「防災のための集団移転促進事業に係る国の財政上の特別措置等に関する法律」の略称》大規模な自然災害などが発生した地...
ぼうさい‐ずきん【防災頭巾】
地震などの災害の際、頭部を守るためにかぶる頭巾。防空頭巾と同類。
ぼうさいたいさくをじゅうてんてきにじゅうじつすべき‐ちいきのはんい【防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲】
⇒イー‐ピー‐ゼット(EPZ)
ぼうさい‐の‐にちじょうか【防災の日常化】
日常生活の中で、災害に対する備えを実践すること。災害時にも役立つフェーズフリーの日用品を使用したり、子どもの遊びに...
ぼうさい‐の‐ひ【防災の日】
台風・高潮・地震などの災害に対する認識を深め、平時の備えについて確認する日。9月1日。大正12年(1923)同日に...
ぼうさい‐ぶくろ【防災袋】
⇒非常持ち出し袋
ぼうさい‐ヘリ【防災ヘリ】
防災活動を行うためのヘリコプター。総務省・都道府県・各消防機関などが所有し、山岳部や水害地での人命救助、傷病者の緊...
ぼう‐さいぼう【棒細胞】
⇒桿状体(かんじょうたい)
ぼうさい‐むせん【防災無線】
災害時に、住民にいち早く情報を伝達するための無線通信システム。内閣府を中心に省庁や公共機関などで構成される中央防災...
ぼうさいむせん‐ファックス【防災無線ファックス】
都道府県や市区町村が行う防災情報サービスの一。防災行政無線放送の内容が聞き取りにくい人に向けて、その内容をファクス...
ぼうさいむせん‐メール【防災無線メール】
都道府県や市区町村が行う防災情報サービスの一。防災行政無線放送の内容が聞き取りにくい人に向けて、その内容を電子メー...
ぼうさいゆうりょう‐にんていしょう【防災優良認定証】
防災管理定期点検報告制度の対象となる建築物で、過去3年間消防法令を遵守していると消防機関が認定した建物等に表示され...
ぼうさい‐ようひん【防災用品】
台風・地震・火事などの災害に備えて用意しておく品。防災グッズ。→非常持ち出し袋
ぼう‐さき【棒先】
1 棒の先端。 2 駕籠(かご)を担ぐ棒の先端。ぼうばな。また、駕籠の前を担ぐ者。先棒。「輿(こし)の—しっかと掴...
棒先(ぼうさき)を切(き)・る
人に頼まれた買い物などの代金のうわまえを取る。棒先を撥(は)ねる。「交際(つきあ)いや仕入れ代価の—・る金で」〈岡...
ぼう‐さく【謀策】
はかりごと。謀略。謀計。
ぼう‐さげ【棒下げ】
[名](スル)相場が一本調子に下落を続けること。「株価が—する」⇔棒上げ。
ぼう‐さだめ【坊定め】
東宮を定めること。立太子。「—のことにやあらむ」〈宇津保・国譲下〉
ぼう‐さつ【忙殺】
[名](スル)《「殺」は意味を強めるために添えたもの》多忙なこと。仕事などに追われること。「雑務に—される」
ぼう‐さつ【謀殺】
[名](スル)あらかじめ計画して人を殺すこと。「保険金目当てに—する」→故殺
ぼうさ‐てい【防砂堤】
漂砂による河口の閉塞や港内の埋没を防ぐため、海岸などから突出させて築く構造物。
ぼう‐ざとう【棒砂糖】
《「ぼうさとう」とも》ざらめ砂糖を棒状に固めたもの。
ぼう‐ざや【棒鞘】
《「ぼうさや」とも》 1 刀の丸鞘。また、その刀。 2 反りのない刀の鞘。また、その刀。
ぼうさ‐りん【防砂林】
⇒砂防林
ぼう‐さん【坊さん】
1 僧を親しみ敬っていう語。 2 男の子供を親しんでいう語。