ぼつ【没】
[常用漢字] [音]ボツ(漢) モツ(呉) 1 深く沈みこむ。隠れて見えなくなる。「没落/陥没・出没・水没・沈没・...
ぼつ【歿】
[音]ボツ(漢) 死ぬ。「歿年/戦歿・病歿」 [補説]「没」と通用する。
ぼつ【勃】
[常用漢字] [音]ボツ(慣) 1 物事が急に起こる。「勃起・勃興・勃然・勃発」 2 盛んにわき起こるさま。「勃勃...
ぼつ【没】
[名] 1 (「歿」とも書く)死ぬこと。「昭和三年—」 2 《「没書」の略》原稿などを採用しないこと。「投書を—に...
ぼつ‐いぎ【没意義】
意義のないこと。無意義。
ボツェック
《「ウォツェック」とも》ベルク作曲のドイツ語によるオペラ。全3幕。1925年にベルリンで初演。作曲者自身による台本...
ぼつ‐が【没我】
物事に熱中して我を忘れること。無私無欲になること。「—の境地」
ぼつ‐こうしょう【没交渉】
[名・形動]《「ぼっこうしょう」とも》交渉がないこと。かかわりをもたないこと。また、そのさま。無関係。「世間とは—...
ぼつ‐ご【没後/歿後】
人が死んでからのち。死後。「—五〇年」⇔没前。
ぼつ‐しゅみ【没趣味】
[名・形動]趣味のないこと。おもむきに乏しいこと。また、そのさま。「仕事オンリーの—な(の)人間」
ぼつじ‐かん【没字漢】
文字を知らない人。
ぼつ‐じょう【没上】
漢字2字からなる熟語で、下の語の上の一音を省いて発音すること。例えば「河内(かわうち)」を「かわち」とするなど。
ぼつ‐じょうしき【没常識】
[名・形動]常識がないこと。また、そのさま。非常識。「—な行為」
ぼつ‐ぜん【没前/歿前】
死ぬ前。生前。⇔没後。
ぼつ‐ぜん【勃然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 急に、勢いよく起こるさま。「—として雄心がきざす」 2 顔色を変えて怒るさま。...
ぼつ‐でき【没溺】
1 水中に落ちておぼれること。 2 物事におぼれ、熱中すること。
ぼつ‐でん【没田】
官に没収された田地。
ぼつ‐にち【没日】
陰陽道(おんようどう)で、一切の事に凶であるという日。もつにち。
ぼつ‐にゅう【没入】
[名](スル) 1 沈み入ること。もつにゅう。「水中に—する」 2 一つのことに心を打ち込むこと。没頭。もつにゅう...
ぼつにゅう‐かん【没入感】
他のことが気にならなくなるほど、ある対象や状況に意識を集中している感じ。特に、音楽・映画・ゲームのほか、バーチャル...
ぼつにゅうがた‐オーディオ【没入型オーディオ】
⇒立体音響
ぼつにゅうがた‐サラウンド【没入型サラウンド】
⇒立体音響
ぼつ‐ねん【没年/歿年】
1 死んだときの年次。⇔生年。 2 死んだときの年齢。享年(きょうねん)。行年(ぎょうねん)。
ぼつ‐ふうりゅう【没風流】
[名・形動]風流を解さないこと。また、そのさま。「—な堅物」
ぼつ‐ぶんぎょう【没分暁】
[名・形動]道理のわからないこと。物わかりの悪いこと。また、そのさま。「渠(かれ)の—を笑いて」〈鏡花・義血侠血〉
ぼつぶんぎょう‐かん【没分暁漢】
ものの道理がわからない男。わからずや。
ぼつ‐ぼつ【勃勃】
[ト・タル][文][形動タリ]物事が勢いよくわき起こるさま。「—たる勇気」「雄心—として禁ずる能わずだ」〈魯庵・社...
ぼつ‐ぼつ
[副] 1 小さい点や穴が散らばっているさま。「紙に—(と)穴をあける」 2 物事が徐々に進行するさま。また、ゆっ...
ぼつ‐めつ【没滅】
[名](スル)滅びてなくなること。また、滅ぼすこと。
ぼつ‐らく【没落】
[名](スル) 1 栄えていたものが衰えること。「—した貴族」 2 城や陣地などが敵の手に落ちること。陥落。「六波...
ボツリオコッカス
⇒ボトリオコッカス
ぼつ‐りそう【没理想】
理想や主観を捨てて現実を客観的に観察し、描写しようとすること。また、その立場。
ぼつりそう‐ろんそう【没理想論争】
明治24年(1891)から翌年にかけて、坪内逍遥と森鴎外との間で行われた文学論争。逍遥の没理想に対して、鴎外は理想...
ボツリヌス‐きん【ボツリヌス菌】
《botulinus》クロストリジウム属の細菌の一。グラム陽性の嫌気性の桿菌(かんきん)で、鞭毛(べんもう)をもつ...
ボツリヌス‐しょう【ボツリヌス症】
ボツリヌス菌が産生する外毒素によって発症する疾患。多くは毒素に汚染された食品の経口摂取による食中毒であり、稀に傷口...
ボツリヌス‐トキシン
⇒ボツリヌス毒素
ボツリヌス‐どくそ【ボツリヌス毒素】
ボツリヌス菌が産生する外毒素。食中毒を引き起こすボツリヌス症の原因となる。極めて毒性が高いが、100度以上で10分...
ぼつ‐りょう【没了】
[名](スル) 1 すっかり沈むこと。また、すっかり沈めること。 2 まったくなくすること。「何時しか戦時殺伐の気...
ボツワナ
アフリカ南部の国。正称、ボツワナ共和国。首都ハボローネ。内陸国で、中部・南部はカラハリ砂漠。牧畜や鉱業が盛ん。18...
ボツンヌーテン
南極大陸のクイーンモードランドにあるリュツォホルム湾沿岸の山。昭和基地の南約170キロメートルに位置する。標高14...