まけ【任】
《動詞「ま(任)く」の連用形から》任命すること。任命して差し遣わすこと。「もののふの臣(おみ)の壮士(をとこ)は大...
まけ【負け】
1 まけること。敗北。⇔勝ち。 2 値段を安くすること。また、その代わりのもの。→お負け 3 名詞に付いて、その事...
ま‐け【目気/眚/瞙】
眼病の一。そこひ。〈日葡〉
まけ‐いくさ【負け戦/負け軍】
戦いに負けること。また、負けると決まっている戦い。敗戦。⇔勝ち戦。
まけいしゅら【摩醯首羅】
《(梵)Maheśvaraの音写》大自在天(だいじざいてん)。
まけ‐いぬ【負け犬】
けんかに負け、しっぽを巻いて逃げる犬。敗残者のたとえにいう。「—の遠吠え」 [補説]書名別項。→負け犬
まけいぬ【負け犬】
荒正人の文芸評論集。昭和22年(1947)刊。
まけ‐いろ【負け色】
戦いに負けそうなようす。敗色(はいしょく)。「—が濃くなる」⇔勝ち色。
マケエフカ
ウクライナの都市マキイフカのロシア語名。
まけ‐おしみ【負け惜しみ】
自分の負けや失敗をすなおに認めないで強情をはること。「—を言う」
まけ‐かた【負け方】
1 負けるまでの過程。「—がよくない」 2 《「まけがた」とも》負けたほう。敗北した側。「宰相中将は—にて、音なく...
まけ‐かち【負け勝ち】
負けることと、勝つこと。かちまけ。「上と下の病人に—のあるのも仕方がなく」〈秋声・縮図〉
負(ま)けが込(こ)・む
負けた回数が多くなる。「今場所は不調で—・む」
まけ‐ぎらい【負け嫌い】
[名・形動]「負けず嫌い」に同じ。「—な(の)性分」
まけ‐ぐせ【負け癖】
勝負事で、負けることが習慣になってしまうこと。「—がつく」
まけ‐ぐみ【負(け)組】
勝負事で負けたり、事業などで失敗した者。人生の競争に敗れた者。→勝ち組
まけ‐こし【負け越し】
負け越すこと。「二場所連続して—になる」⇔勝ち越し。
まけ‐こ・す【負け越す】
[動サ五(四)]負けた回数が勝った回数より多くなる。また、相手の得点より下回る。「先場所に続いて—・す」⇔勝ち越す。
まけ‐じあい【負け試合】
スポーツなどで、試合に負けること。また、勝つ見込みの少ない試合。「—でも最後まであきらめない」⇔勝ち試合。
まけじ‐ごころ【負けじ心】
「負けじ魂」に同じ。
まけじ‐だましい【負けじ魂】
負けまいと奮いたつ気持ち。まけじごころ。「—を発揮する」
まけず‐おとらず【負けず劣らず】
[副]互いに優劣がつけにくいさま。「—努力する」「—の腕前」
まけず‐ぎらい【負けず嫌い】
[名・形動]《「負け嫌い」「負けじ魂」などの混同からか》他人に負けることを嫌う勝気な性質であること。また、そのさま...
まけ‐ずもう【負け相撲】
負けた相撲。また、負けるなりゆきの相撲。「—を拾う」
まけ‐そな・う【設け備ふ】
[動ハ下二]前もって用意する。準備する。「是に御室(みむろ)うたげせむと言ひとよみて、食(を)し物を—・へき」〈記・中〉
マケット
模型。特に、彫刻の試作のための雛型(ひながた)。「—審査」
まけっ‐ぱなし【負けっ放し】
ずっと負け続けていること。「このチームには去年から—だ」
まけっ‐ぷり【負けっ振り】
負けたときのようすや態度。負け方。「—がひどすぎる」
まけ‐とうしゅ【負け投手】
野球で、自分が投げているときにリードされてそのまま負けるか、同点やリードしている状態でリリーフして逆転されて負ける...
マケドニア
バルカン半島中部の地域。前7世紀後半、ドリス人系の王朝が成立。前4世紀にフィリッポス2世・アレクサンドロス大王父子...
マケドニア‐ひろば【マケドニア広場】
《Ploštad Makedonija》北マケドニアの首都スコピエの中心広場。ユーゴスラビアからの独立が初代大統領...
マケナ
米国ハワイ州、マウイ島南部の町。近年、観光開発が進められ、同島最大のビーチリゾートとして整備された。海岸部はマケナ...
まけ‐ばくち【負け博打/負け博奕】
博打で負けること。また、負けた博打。
負(ま)け博打(ばくち)のしこり打(う)ち
《「しこり打ち」は、熱中して打つこと》博打というものは、負ければ負けるほどますます熱中して打つものだ。
まけ‐ばら【負け腹】
負けておこること。「先日の合戦に—を立て」〈太平記・六〉
まけ‐ぼし【負け星】
相撲の勝負の表に、負けたほうにつける黒い丸。黒星。転じて、勝負に負けることにもいう。「—がかさむ」⇔勝ち星。
マケマケ
準惑星の一つ。太陽系外縁天体の冥王星型天体に属す。2005年、アメリカの研究チームが発見し、2008年に準惑星に分...
まけ‐みぞ【儲け溝】
池の水があふれたとき、その水を流すために用意してある溝。「葦鴨(あしがも)のすだく池水溢(はふ)るとも—の方(へ)...
ま・ける【負ける】
[動カ下一][文]ま・く[カ下二] 1 相手と戦ったり争ったりした結果、力の劣った立場になる。敗れる。「試合に—・...
負(ま)けるが勝(か)ち
一時は相手に勝ちを譲り、しいて争わないのが、結局は勝利をもたらすということ。
まけ‐わざ【負け態】
勝負事で、負けたほうが勝ったほうに賭け物を出したり、供応したりすること。「二日ばかりありて、中将—し給へり」〈源・賢木〉
まけん‐き【負けん気】
《「まけぬき」の音変化》負けたくないと思う気持ち。「—が強い」
まけん‐し【磨研紙】
かみやすり。サンドペーパー。
まけん‐しょう【負けん性】
人に負けることのきらいな気性。