ま‐こ【麻姑】
《「まご」とも》 中国の伝説上の仙女。後漢のころ姑余山で仙道を修め、鳥のように爪(つめ)が長く、それで痒(かゆ)い...
ま‐ご【孫】
《「うまご」の音変化》 1 子の子。 2 もとのものから間を一つ隔てること。また、そのような関係。「—弟子」「—引き」
ま‐ご【馬子】
馬をひいて人や荷物を運ぶことを職業とした人。うまかた。うまおい。
ま‐ごい【真鯉】
種本来の色彩とうろこをもつコイのこと。体色は黒っぽい。
まご・う【紛う】
[動ワ五(ハ四)]⇒まがう
紛(まが)う方(かた)な・い
まちがえようがない。確かである。まごうかたない。「—・い母の声」
まご‐うけ【孫請け】
下請けの仕事を、さらに別の会社が下請けすること。
まご‐うた【馬子唄】
民謡の分類の一。馬子や博労(ばくろう)が馬をひきながらうたう歌。馬方(うまかた)唄。馬方節。
まご‐えいせい【孫衛星】
衛星のまわりを周回する天体。主星である衛星のほか、その衛星の主星である惑星や恒星の重力の影響を強く受けるため安定し...
まご‐かぶ【孫株】
株式会社が新株を発行して増資したのち、最初の決算期までに再度の増資を行って発行した株式。
まご‐がいしゃ【孫会社】
ある会社の子会社の子会社。
マゴキアッタリ‐モスク
《Magoki Attoriy Masjidi》ウズベキスタン南東部の都市ブハラの旧市街にあるイスラム寺院。9世紀...
マゴグ
カナダ、ケベック州南部の町。イースタンタウンシップスの中央部、米国との国境にまたがるメンフレマゴグ湖の北端に位置す...
まご‐こ【孫子】
1 孫と子。 2 子孫。後裔(こうえい)。「—の代まで栄える」
マゴ‐こくりつこうえん【マゴ国立公園】
《Mago National Park》エチオピア南西部にある国立公園。オモ川東岸に位置する。1979年に設置。サ...
ま‐ごころ【真心】
真実の心。偽りや飾りのない心。誠意。「—のこもった贈り物」「—を尽くす」
マゴサ
キプロス北部の町ファマグスタのトルコ語名。
まご‐さく【孫作】
小作人が地主から借りている田畑を又借りして耕作すること。
まご‐じゃくし【孫杓子】
タマチョレイタケ科のキノコ。針葉樹林内に生え、マンネンタケに似るが、全体に黒くて漆(うるし)を塗ったような光沢があ...
まごじろう【孫次郎】
能面の一。主として鬘物(かずらもの)に用いる、艶麗な若い女面。金剛孫次郎が亡妻の面影を写して打ったと伝えられる。
まご‐そだて【孫育て】
親に代わって祖父母が乳幼児・児童の世話をすること。共働き夫婦や一人親を補助するために行われる。 [補説]団塊の世代...
まごたろう‐むし【孫太郎虫】
ヘビトンボの幼虫。川の底や石の間にすみ、体は円筒状で、体長4〜5センチ。腹部は柔らかく両側にえらが総状に並ぶ。民間...
まご‐だき【孫抱き】
新しく生まれた子の七夜あるいは宮参りの日に行う祝い。この日に母親の里方の祖母が初めて孫を抱く風習がある。
まご‐だな【孫店】
母屋にさしかけてつくった店。「—に夫婦暮しで住む伴蔵と申す者」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
まご‐つ・く
[動カ五(四)]迷ってうろうろする。うろたえる。まごまごする。「大きな駅で—・く」
まご‐でし【孫弟子】
弟子の弟子。又弟子。
馬子(まご)にも衣装(いしょう)
つまらぬ者でも外形を飾るとりっぱに見えることのたとえ。
馬子(まご)に縕袍(わんぼう)
馬子には粗末な着物が似合いだ。分相応であることのたとえ。
まご‐の‐て【孫の手】
《「麻姑(まこ)の手」の意》長さ30〜60センチの竹または木の棒の先端を人の手首から先の形に作ったもの。背中をかく...
まご‐の‐ひ【孫の日】
10月の第3日曜日。祖父母と孫のコミュニケーションを深めることを目的に、日本百貨店協会が敬老の日の1か月後に設定。...
孫(まご)は子(こ)よりも可愛(かわい)い
孫は自分の子ども以上にかわいい。祖父母が孫を甚だしくかわいがることをいう。
まご‐ばり【孫針/孫鉤】
船釣りに用いる仕掛けで、釣り針の下につける小形の針。上の針にかからなかった魚を引っかけるためのもの。
まご‐びき【孫引き】
[名](スル)直接に原典から引くのではなく、他の本に引用された文章をそのまま用いること。「論文の引例をそのまま—する」
まご‐びさし【孫庇/孫廂】
寝殿造りなどで、母屋から出ている庇の外側に、さらに継いで添えた庇。またびさし。
まご‐まご
[副](スル)まごつくさま。うろたえるさま。「道がわからず—(と)した」 [用法]まごまご・うろうろ——「東京駅で...
まご‐まめ【孫豆】
インゲンマメの別名。
まご‐むすめ【孫娘】
孫にあたる女子。子の娘。
まごめ【馬籠】
岐阜県中津川市の地名。北にある妻籠(つまご)とともに中山道の宿場町として繁栄。島崎藤村の「夜明け前」の舞台。
まごらか【摩睺羅伽】
《(梵)Mahoragaの音写》人身蛇首の神。仏教では八部衆の一。摩睺羅王(まごらおう)。まごらが。
まごろく【孫六】
⇒関孫六
ま‐ごんどう【真巨頭】
マイルカ科の哺乳類。大形で頭部は丸く、吻(ふん)はない。太平洋・インド洋・大西洋に広く分布。ごんどうくじら。