まんようしゅうちゅうしゃく【万葉集註釈】
鎌倉中期の万葉集の注釈書。10巻。仙覚著。文永6年(1269)成立。万葉集の本格的な注釈書として最初のもの。仙覚抄...
まんようしゅうりゃくげ【万葉集略解】
江戸後期の万葉集の注釈書。20巻30冊。橘千蔭(たちばなちかげ)著。寛政8〜文化9年(1796〜1812)刊。先人...
まんよう‐しょくぶつ【万葉植物】
万葉集に詠み込まれている植物。ハギ、ウメ、マツ、アシ、ナデシコ、オミナエシ、イネ、ウリなど約160種ある。
まんようだいしょうき【万葉代匠記】
江戸前期の万葉集の注釈書。20巻。契沖著。徳川光圀(みつくに)の命により、天和3年(1683)着手。初稿本は元禄元...
まんよう‐ちょう【万葉調】
万葉集の歌の特色をなす調べ。一般的には、現実生活における素朴な感動、強い実感を率直に表現し、格調は雄健でおおらか。...
まんようのでんとう【万葉の伝統】
小田切秀雄による文芸評論。昭和16年(1941)刊。万葉集の精神が日本の叙情詩の歴史の中でどのように継承されてきた...
まん‐りき【万力】
《万人力の意から》 1 工作物を挟んで締めつけ、固定させる工具。バイス。 2 籾(もみ)の脱穀に用いる農具。 3 ...
まん‐りょう【万両】
サクラソウ科の常緑小低木。暖地の山林中に生え、高さ50センチ〜1メートル。葉は長楕円形で厚く、縁に波状のぎざぎざが...
まん‐りょう【満了】
[名](スル)一定の期間がすっかり終わること。「任期が—する」
まんりょう【万両】
阿波野青畝の俳句集。昭和6年(1931)刊。
まんりょう‐ぶげん【万両分限】
何万両もの財産を持っている富豪。大金持ち。「—でも、町人風情かあるいは功のない者は」〈滑・浮世床・二〉
マンリー
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州の州都シドニー東郊の町。ポートジャクソン湾の北岸に位置する。海岸保養地とし...
マンリー
[形動] 1 男らしいさま。男性的。「—なロックミュージック」 2 (女性が)男のようであるさま。男まさりであるさ...
まん‐るい【満塁】
野球で、一塁・二塁・三塁のすべてに走者がいること。フルベース。「—ホーマー」
まんるい‐ホームラン【満塁ホームラン】
野球で、塁のすべてに走者がいる状態のときに、打者がホームランを打つこと。グランドスラム。
まんれき【万暦】
⇒ばんれき(万暦)
まん‐ろく【真ん陸】
[名・形動ナリ] 1 平らなこと。公平なこと。また、そのさま。「頭とはかしら、どっちへも傾かず、—ながよいさかいで...
まん‐ろく【漫録】
何という目的もなく書き記すこと。また、書き記したもの。漫筆。
まん‐わく【満枠】
予約の申し込みが、定数に達すること。また、その状態。「—のため受付を締め切る」
満(まん)を持(じ)・する
弓を十分に引いて構える。転じて、準備を十分にして機会を待つ。「—・して登場する」
満(まん)を引(ひ)・く
1 弓を十分に引き絞る。 2 酒をなみなみとついだ杯をとって飲む。「ビールの—・くもの数を不知(しらず)」〈鏡花・...