満更(まんざら)でもな・い
まったくだめだというわけではない。必ずしも悪くはない。また、かなりよい。「結果は—・い」「—・い顔付き」
まん‐ざん【満山】
1 山全体。全山。「—紅葉に彩られる」 2 寺全体。寺中の僧のすべて。「—の学僧」
まんざん‐どうはく【卍山道白】
[1636〜1715]江戸前期の曹洞宗の僧。備後(びんご)の人。加賀大乗寺の月舟宗胡に師事。当時乱れていた法系嗣承...
マンシェット
《袖口・カフスの意》 1 料理で、骨付き肉の一方の端を巻く紙製の飾り。 2 環状帯。血圧計とつながったゴムの袋の入...
マンシオン‐ザナドゥー
キューバ北西部の観光保養地バラデロにある建物。1920年代末に建造された米国の財閥デュポン家の別荘で、大理石やマホ...
まん‐しつ【満室】
1 すべての部屋がふさがって空きがないこと。 2 その部屋をいっぱいにしていること。「四つの緒(=弦)は急霰の一時...
まん‐しゃ【満車】
駐車場などに車がいっぱいで、それ以上は入れないこと。→空車2
まんしゅ‐いん【曼殊院】
京都市左京区にある天台宗の門跡寺院。延暦年間(782〜806)最澄が比叡山に建立、東尾坊と称したのに始まる。明暦2...
まんしゅう【満州/満洲】
中国東北地方の旧称。遼寧・吉林・黒竜江の東北三省と内モンゴル自治区の一部にわたる。→満州国
まんしゅうげんりゅうこう【満洲源流考】
中国の地理書。20巻。清の乾隆(けんりゅう)帝の勅命により阿桂らが撰。1778年成立。満州の地理・風俗などの古来の...
まんしゅう‐こく【満州国】
満州事変により中国東北地方を占領した日本が、1932年、清朝最後の皇帝溥儀(ふぎ)(宣統帝)を執政として建国した傀...
まんしゅうこく‐きょうわかい【満州国協和会】
1932年に結成された満州国の官制国民組織。満州国住民を会員とし、宣撫工作・社会教化にあたったが、のち、総力戦体制...
まんしゅう‐ご【満州語】
満州族の言語。ツングース語に属し、豊富な文献をもつ。中国東北部の一部と中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区の一部と...
まんしゅうしき‐どうけん【満州式銅剣】
⇒遼寧式銅剣
まんしゅう‐じへん【満州事変】
1931年(昭和6)9月18日、奉天(今の瀋陽)郊外での柳条湖事件を契機に始まった、日本の中国東北部への侵略戦争。...
まんしゅう‐ぞく【満州族】
中国東北地方の主要住民。ツングース系の民族で、かつて渤海(ぼっかい)を建てた靺鞨(まっかつ)、金を建てた女真、清を...
まんしゅうはしらない【満洲は知らない】
吉田知子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和58年(1983)11月、「新潮」誌に掲載され、翌年...
まんしゅう‐ぼうじゅうだいじけん【満州某重大事件】
⇒張作霖(ちょうさくりん)爆殺事件
まんしゅう‐もじ【満州文字】
満州族が満州語の表記に用いてきた音素文字。清(しん)の太祖の時にモンゴル文字を応用することになり、2代太宗の時にこ...
まんしゅうり【満州里】
⇒マンチュリー
まん‐しょ【漫書】
思いつくままにあれこれと書くこと。そぞろがき。
まん‐しょう【満床】
病院で、入院用のベッドがすべて使われていて空きがないこと。
マンション
《大邸宅の意》中高層の集合住宅。ふつう、分譲形式のものをいう。
マンションかんり‐てきせいかほう【マンション管理適正化法】
《「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」の略称》マンション管理の適正化を目的として、マンション管理士制度や...
マンションたてかええんかつか‐ほう【マンション建て替え円滑化法】
《「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」の略称》分譲マンションの建て替えや敷地の売却に関する事業について定め...
マンション‐ほう【マンション法】
⇒区分所有法
マンション‐メーカー
《(和)mansion+maker》 1 マンションを建設・販売する業者。 2 マンションの一室をオフィスにしてい...
まん‐しん【満身】
からだじゅう。全身。「—の力」
まん‐しん【慢心】
[名](スル)おごり高ぶること。また、その心。自慢する気持ち。「—を戒める」「成功して—する」
まんしん‐そうい【満身創痍】
全身傷だらけであること。転じて、徹底的にいためつけられること。
マンシー
米国インディアナ州東部の都市。インディアナポリスの北東約80キロメートル、ホワイト川沿いに位置する。周辺に農業地帯...
マンシーニ
[1924〜1994]米国の作曲家・編曲家。ジャズ楽団の編曲者などを経て映画音楽の作曲家・編曲家として活躍。映画「...
まん‐じ【卍/卍字/万字】
1 インドのビシュヌ神の胸の旋毛を起源とする瑞兆の相。仏教に入り、仏の胸など体に現れた吉祥の印の表象となった。日本...
まんじ【万治】
江戸前期、後西天皇の時の年号。1658年7月23日〜1661年4月25日。
まんじくずし‐くみこ【卍崩し組子】
卍の字をくずした形を、木材を組み合わせて、連続して作ったもの。法隆寺の金堂・五重塔・中門などの欄干(らんかん)にみ...
まんじ‐ともえ【卍巴】
《「まんじどもえ」とも》卍や巴の模様のように、互いに追い合って入り乱れること。「敵味方が—と切り結ぶ」
マンジニ
エスワティニ中央部の都市。旧称ブレーマースドルプ。1902年まで英国保護領の政庁が置かれた。交通の要地で、空港があ...
マンジャン‐きょう【マンジャン鏡】
《Mangin mirror》⇒マンギンミラー
マンジャン‐ミラー
⇒マンギンミラー
まんじゅ【万寿】
平安中期、後一条天皇の時の年号。1024年7月13日〜1028年7月25日。
まん‐じゅ【満珠】
「潮満(しおみ)つ珠(たま)」に同じ。→干珠「竜宮城に宝とする干珠(かんじゅ)、—を借り召さる」〈太平記・三九〉
まん‐じゅう【饅頭】
《「じゅう(頭)」は唐音》小麦粉などの粉をこねた皮であんを包み、蒸すか焼くかしてつくった菓子。そばまんじゅう・酒ま...
まんじゅう‐かなもの【饅頭金物】
釘の頭を隠すために打つ半球形の装飾金物。乳金物(ちかなもの)。
まんじゅう‐がさ【饅頭笠】
頂が丸くて浅い、まんじゅうの形を思わせるようなかぶり笠。
まんじゅう‐がに【饅頭蟹】
オウギガニ科の一群のカニ。房総半島以南の浅海の岩礁にみられ、甲は横長の楕円形。甲の表面が滑らかなスベスベマンジュウ...
まん‐じゅうでん【満充電】
蓄電池や蓄電器で、十分に電気エネルギーが蓄えられた状態。フル充電。
まんじゅう‐はだ【饅頭肌】
饅頭のように白くふっくらとした肌。「きさまの様な—が我等の好物」〈浄・大塔宮〉
まんじゅうらく【万秋楽】
雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調で新楽の大曲。林邑(りんゆう)楽の一。舞は六人または四人の文(ぶん)の舞。番舞(つが...
まんじゅ‐さん【万寿山】
中国、北京市北西郊の頤和園(いわえん)にある山。清の乾隆(けんりゅう)帝が母の寿を祝って名づけ、離宮を営んだ。景勝...
まんじゅしゃげ【曼珠沙華】
1 《(梵)mañjūṣakaの音写。如意花などと訳す》仏語。白色柔軟で、これを見る者はおのずから悪業を離れるとい...