み‐か【甕】
《「み」は接頭語あるいは水の意か。「か」は飲食物を盛る器の意》昔、主に酒を醸造するのに用いた大きなかめ。もたい。「...
み‐か【三日】
1 三つの日数。3日間。みっか。「—ばかりありて漕(こ)ぎ帰り給ひぬ」〈竹取〉 2 月の第3日。みっか。「三月(や...
みか【ミカ!】
伊藤たかみの児童文学作品。小学6年生の女の子の心情を、双子の男の子の視点から描く。平成12年(2000)、第49回...
み‐かい【未開】
1 文化・文明がまだ十分に発達していないこと。「—の奥地」 2 土地がまだ開拓されていないこと。「—の荒野」 3 ...
み‐かい【味解】
[名](スル)じっくりと趣を味わい、理解すること。「芭蕉の句を—する」
み‐かいけつ【未解決】
[名・形動]紛争や問題がまだ解決されていないこと。結論・解答の出ていないこと。また、そのさま。「—な(の)事件」
みかい‐しゃかい【未開社会】
1 現在も文明の外にある社会。文字をもたず、技術水準が低く、社会構造も単純で、伝統的規制が強いなどの特徴をもつ。 ...
み‐かいたく【未開拓】
[名・形動] 1 土地がまだ開拓されていないこと。また、そのさま。未開。「—の原野」 2 仕事や研究がまだなされて...
みかい‐ち【未開地】
1 文明がまだ行き渡らない土地・所。 2 まだ開拓されていない自然のままの土地。
み‐かいどう【実海棠】
バラ科の落葉高木。枝は細くて紫色をし、葉は長楕円形。4月ごろ、新葉と同時に、淡紅色の花が群生して咲く。実は球形で黄...
み‐かいはつ【未開発】
[名・形動]まだ開発されていないこと。また、そのさま。「—な(の)技術」
みかいほう‐ぶらく【未解放部落】
⇒被差別(ひさべつ)部落
み‐かえし【見返し】
1 書物の表紙と本文との間にあって、両者の接着を補強する2ページ大の紙。一方は表紙の内側に貼りつけ、もう一方は「遊...
み‐かえ・す【見返す】
[動サ五(四)] 1 後ろを振り向いて見る。振り返って見る。「—・す顔に涙があふれていた」 2 一度見たものをもう...
み‐かえり【見返り】
1 振り向いて後ろを見ること。「—美人」 2 相手のしてくれたことにこたえて何かをすること。特に、保証・担保・代償...
みかえり‐しきん【見返り資金】
第二次大戦後、米国の対日援助物資のドル価額に見合う円資金を特別に積み立て、通貨の安定と経済再建を主な目的として運用...
みかえり‐そう【見返草】
シソ科の落葉低木。山地に群生し、高さ50センチ〜1メートル。葉は楕円形で対生し、裏面に毛が多い。9、10月ごろ、淡...
みかえりたんぽつき‐かしつけ【見返り担保付貸付】
債務者の預金・有価証券・不動産などに対し、いつでも担保権を設定しうる状態で行う貸付。
みかえりびじんず【見返り美人図】
江戸前期の浮世絵師、菱川師宣による肉筆浮世絵。絹本着色。赤い着物の女性が歩みの途中で振り返る一瞬を描いた作品。東京...
みかえり‐やなぎ【見返り柳】
吉原遊郭の出入り口の大門にあった柳。朝帰りの客が、あとを振り返るあたりにあったところからいう。
ミカエル
カトリック教会における大天使の一。教会・信徒の守護者。ユダヤ教ではイスラエル民族の守護者。
み‐かえ・る【見返る】
[動ラ五(四)] 1 振り向いて後ろを見る。みかえす。「—・ると遠く富士が望める」 2 心にかける。めんどうをみる...
み‐か・える【見変える/見替える】
[動ア下一][文]みか・ふ[ハ下二] 1 あるものを捨てて、他のものに心を移す。「小花さんを私に—・えるという筈は...
み‐かき【御垣】
宮中や神社などの周囲の垣。「同じ—の内ながら変れること多くかなし」〈源・賢木〉
みかき‐が‐はら【御垣が原】
1 宮中や貴人の邸宅の築垣あたりの野原。また、宮中や貴人の邸宅の庭。「風いと涼しく吹きて、—おもしろく侍りしかば」...
みがき‐にしん【身欠き鰊】
《「みかきにしん」とも》ニシンをえら・内臓などを取り去って三枚におろし、中骨を落として素干しにしたもの。古くは腹側...
みかきのしたくさ【御垣の下草】
税所敦子による歌集。明治21年(1888)刊。美かきの志たくさ。
みかき‐もり【御垣守】
宮中の諸門を警固する人。衛士(えじ)。「とのへもる身の—」〈古今・雑体〉
み‐かぎり【見限り】
見限ること。少しも顔を見せなくなること。多く「おみかぎり」の形で用いる。「代替わりしてもあの店を—にはできない」
み‐かぎ・る【見限る】
[動ラ五(四)]見込みがないとしてあきらめる。見切りをつける。「会社を—・る」「医者にも—・られる」
み‐かく【味覚】
味を感じる感覚。唾液(だえき)に溶けた化学物質が主に舌を刺激することによって起こり、甘さ・酸っぱさ・塩辛さ・苦さを...
みかく‐きかん【味覚器官】
水に溶けた化学物質の刺激を感知する器官。脊椎動物では口の中、特に舌に分布する味蕾(みらい)で、魚では体表などにもあ...
み‐かくし【見隠し】
窓などの前をおおって内部が見えないようにしたもの。めかくし。
みかくし‐べい【見隠し塀】
外側から内部が見えないように立てた塀。風の通じるように板にすかしを設ける。
みかくしゅうしょく‐ぶっしつ【味覚修飾物質】
味覚器官の受容体に作用し、一時的に味覚機能を変化させる物質。ミラクリン、クルクリン、ギムネマ酸などが知られる。
みかく‐しんけい【味覚神経】
味覚をつかさどる神経。舌の前部では顔面神経、後部では舌咽(ぜついん)神経、のどなどでは迷走神経が関与し、橋(きょう...
み‐かく・す【見隠す】
[動サ四]見て見ぬふりをする。「女君、見給はぬやうなるを、せめて—・し給ふ御目尻(まじり)こそわづらはしけれ、とて...
みかく‐どころ【味覚所/味覚処】
⇒味所
み‐かくにん【未確認】
[名・形動]まだ確認されていないこと。また、そのさま。「—な(の)情報」
みかくにん‐ひこうぶったい【未確認飛行物体】
正体不明の飛行物体・飛翔体。UFO(unidentified flying object)。 [補説]一般に異星人...
み‐かぐら【御神楽】
神楽を敬っていう語。特に宮中で行われる神楽をさす。→神楽1
み‐かけ【見掛け】
外から見たようす。外側から見た印象。外見。外観。うわべ。「—にだまされる」「—はうまそうだ」
みかけ‐だおし【見掛け倒し】
[名・形動]外見はすぐれているが、実質は劣っていること。また、そのさま。「—の臆病者」
見掛(みか)けによら◦ない
外見からだけではよくわからない。「—◦ず神経が細やかだ」
みかけ‐の‐とうきゅう【見掛けの等級】
⇒実視等級
み‐か・ける【見掛ける】
[動カ下一][文]みか・く[カ下二]目にとめる。「あの人はよく駅で—・ける」
み‐かげ【水陰】
水におおわれた所。水のかげ。みがくれ。「岩そそく—に茂る菅の根の永くや袖をくたし果ててん」〈続後撰・恋三〉
み‐かげ【御陰/御蔭】
1 日を避けて陰となる所。転じて、御殿。「高知るや天(あめ)の—天知るや日の—」〈万・五二〉 2 神・天皇から受け...
み‐かげ【御影】
1 神や貴人の霊魂。神霊。みたま。 2 死んだ人の姿、または絵や肖像。みえい。
みかげ【御影】
神戸市東灘区の地名。背後の六甲山地から花崗岩(かこうがん)を採石。海岸地域は酒造地。神功皇后が姿をうつして化粧した...