みかみ‐やま【三上山】
滋賀県南部の野洲(やす)市にある山。標高432メートル。俵藤太(たわらとうた)の大百足(むかで)退治の伝説がある。...
みかみ‐よしお【三上義夫】
[1875〜1950]数学史家。広島の生まれ。和算および日本と中国の数学史を研究。著「文化史より見たる日本の数学」...
み‐かも【水鴨】
水に浮かぶカモ。一説に、「み」は接頭語でカモの美称とも。「はしきやし妹(いも)がありせば—なす二人並び居」〈万・四六六〉
みかよ‐の‐もち【三日夜の餅】
⇒三日(みか)の餅(もちい)
身(み)から出(で)た錆(さび)
《刀の錆は刀身から生じるところから》自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむこと。自業自得。
みか‐わ【甕】
「みか(甕)」に同じ。「天の—に斎(い)み籠(こも)りて」〈祝詞・出雲国造神賀詞〉
みかわ【三河/参河】
旧国名の一。現在の愛知県東部。三州。
み‐かわ【御溝】
「御溝水(みかわみず)」の略。
みかわしま【三河島】
東京都荒川区中央部の地域。旧町名。
みかわ‐しゅう【三河衆】
1 戦国時代、徳川家創業に貢献した三河出身の譜代の臣。 2 江戸時代、三河国に知行所をもち、参勤交代を行って大名に...
みかわ‐じしん【三河地震】
昭和20年(1945)1月13日、三河湾で発生したマグニチュード6.8の地震。軍需産業地域の直下で起こったため、地...
み‐かわ・す【見交(わ)す】
[動サ五(四)]互いに見る。見合う。「目と目を—・す」
みかわ‐の‐くに【三河国】
⇒三河
みかわ‐まんざい【三河万歳】
愛知県三河地方を根拠地として、各地を回った正月の祝福芸。中啓(ちゅうけい)を持った太夫(たゆう)と鼓を打つ才蔵が、...
みかわ‐みず【御溝水】
宮中の庭を流れる溝の水。
みかわものがたり【三河物語】
江戸前期の自伝。3巻。大久保彦左衛門忠教(ただたか)著。元和8年(1622)成立。主家徳川氏と大久保一族の来歴を、...
みかわ‐もめん【三河木綿】
愛知県三河地方で産する、地厚でじょうぶな小幅白木綿。帯芯・印半纏(しるしばんてん)・のれんなどに用いる。
みかわ‐や【三河屋】
歌舞伎俳優の市川団蔵、およびその一門の屋号。
みかわや‐うど【御厠人】
《「みかわやびと」の音変化》宮中で、便所の清掃に従事した下級の女官。かわやびと。
みかわ‐わん【三河湾】
愛知県南部の湾。渥美半島と知多半島とに囲まれ、渥美湾・知多湾に分かれる。ノリ・アサリの養殖が行われる。
みかわわん‐こくていこうえん【三河湾国定公園】
愛知県南部、三河湾岸と渥美・知多両半島、および湾内の佐久島・日間賀(ひまか)島などの島からなる国定公園。
み‐かん【未刊】
書物や雑誌などがまだ刊行されていないこと。⇔既刊。
み‐かん【未完】
まだ完全にはでき上がっていないこと。未完成。未完了。「—の大器」「—の小説」
み‐かん【味官】
味覚をつかさどる器官。
み‐かん【蜜柑】
1 ミカン科ミカン属の常緑小高木。また、その実。暖地に産し、葉は長楕円形。初夏、白色の小さな5弁花をつけ、黄橙色の...
みかん【蜜柑】
芥川竜之介の短編小説。横須賀発の上り列車の二等客車の中の出来事を描く。大正8年(1919)5月、雑誌「新潮」に発表...
みかん‐いろ【蜜柑色】
ミカンの果皮のような色。鮮やかな明るい橙色。
みかん‐かご【蜜柑籠】
1 ミカンの果実を盛る籠。 2 《多く1が用いられたところから》捨て子の入っている籠。また転じて、捨て子。「出てう...
みかん‐しゅ【蜜柑酒】
ミカンの果汁を発酵させて造った酒。また、ミカンの実を焼酎(しょうちゅう)に漬けた酒。
みかんじょう‐か【蜜柑状果】
多くの心皮からできている合成心皮が成熟した果実。外果皮は厚くて多数の油腺をもつ。中果皮は白くやわらかい海綿質。内果...
み‐かんせい【未完成】
[名・形動]まだ完成していないこと。でき上がっていないさま。未完。
みかんせいこうきょうきょく【未完成交響曲】
《(ドイツ)Unvollendete Symphonie》シューベルトの交響曲第8番の通称。1822年作曲。作曲者...
みかんせい‐こん【未完成婚】
結婚後も夫婦の間で、身体的・精神的理由により性交できない状態が継続していること。主な要因として、男性の性的不能、女...
み‐かんなぎ【御巫】
1 律令制で、神祇官に属し、神事に奉仕した女官。 2 明治4年(1871)神祇省に置かれ、祭典に従事した女性の職。