みつ【密】
[音]ミツ(呉) [訓]ひそか みそか [学習漢字]6年 1 閉ざされて内部がわからない。人に知られない。ひそか。...
みつ【蜜】
[常用漢字] [音]ミツ(呉) 1 はちみつ。甘い液汁。「蜜腺(みつせん)・蜜蜂(みつばち)・蜜蝋(みつろう)/餡...
み‐つ【三つ】
1 数の名。二つの次、四つの前の数。さん。みっつ。 2 3歳。 3 ㋐物の順序で、3番目。 ㋑昔の時刻で、一刻を四...
みつ【褌】
《「三つ」から》相撲のまわしで、腰に巻いた部分と縦に股下をおおう部分とが交差する所。三つ結い。また、まわし・締め込...
みつ【御津】
古代の難波(なにわ)の港。官船の船着場として尊んでいう。難波の御津。「葦が散る難波の—に大舟にま櫂(かい)しじ貫き...
みつ【密】
[名・形動] 1 すきまがないこと。ぎっしりと詰まっていること。また、そのさま。「人口が—だ」「網の目を—にする」...
みつ【蜜】
1 植物が分泌する甘味のある液。「花の—」 2 蜂蜜(はちみつ)のこと。 3 糖蜜(とうみつ)のこと。
み・つ【満つ/充つ】
[動タ五(四)](打消しの語を伴って用いる)ある基準・数量まで達する。「定員に—・たない」「10歳に—・たない子」...
みつ‐あい【三合ひ/三相】
糸などを、3本よりあわせること。「我が持てる—に搓(よ)れる糸もちて付けてましもの今そ悔しき」〈万・五一六〉
みつ‐あおい【三つ葵】
「三つ葉葵」に同じ。
みつ‐あし【三つ足/三脚】
1 3本の足。また、3本足のもの。「—の燭台(しょくだい)」 2 鼎(かなえ)をいう女房詞。
みつ‐あみ【三つ編み】
3本のひもや、3束に分けた髪を一つに組み合わせて編むこと。また、その編み方や、そのように編んだ髪形。三つ組み。
みつ‐あり【蜜蟻】
アリ科の昆虫。メキシコなどの砂漠地帯に分布。餌の得られる時期に、若い働きアリの弾力のある腹に蜜を詰め込み、貯蔵する...
みつい【三井】
姓氏の一。 [補説]「三井」姓の人物三井親和(みついしんな)三井高利(みついたかとし)
みつ‐い【密意】
仏語。深く隠されている本意。
みつ‐い【蜜胃】
ミツバチが一時的に花の蜜を蓄える器官。胃の前部にあり、30〜50ミリグラムの蜜を蓄えることができる。酵素により蔗糖...
みつい‐ざいばつ【三井財閥】
明治以後、三井家によって形成された財閥。江戸時代の代表的な豪商であった三井家が明治前半に政商として発展。明治42年...
みつい‐しんな【三井親和】
[1700〜1782]江戸中期の書家。信濃または江戸の人という。細井広沢に師事。篆書(てんしょ)をよくし、寺社の額...
みつい‐たかとし【三井高利】
[1622〜1694]江戸前期の商人。伊勢の人。通称、八郎兵衛。江戸に越後屋の屋号で呉服店を開業し、現金掛値なしの...
みつ‐いん【密印】
仏語。 1 仏・菩薩(ぼさつ)の根本の誓いを示すため、両手の指で形づくるしるし。 2 禅宗で、仏性を悟った確かな証...
みつ‐うろこ【三つ鱗】
紋所の名。二つの三角形を並べて上に一つの三角形を重ねたもの。北条氏の紋所として有名。
みつ‐うん【密雲】
厚く重なった雲。
みつえ‐しろ【御杖代】
神や天皇の杖代わりとなって奉仕する者。特に、伊勢神宮の斎宮(さいぐう)、賀茂神社の斎院をいう。「—と定めてたてまつ...
みつ‐えり【三つ襟】
1 着物3枚をおのおのの襟が少し見えるように重ねて着ること。また、その着方。 2 和服の背の上部で襟に縫い合わされ...
みつ‐おうぎ【三つ扇】
紋所の名。開いた3枚の扇を、要(かなめ)を中心に丸く三方に並べたもの。
みつおか‐あきら【光岡明】
[1932〜2004]小説家。熊本の生まれ。新聞社に勤務するかたわら執筆活動を行う。ルポルタージュを思わせる手法で...
みつ‐おしえ【蜜教】
キツツキ目ミツオシエ科の鳥の総称。アフリカ・南アジアに分布し、全長10〜20センチで羽色は地味。ノドグロミツオシエ...
みつ‐おり【三つ折り】
1 三つに折ること。また、その折ったもの。 2 「三つ折り絎(ぐけ)」に同じ。 3 江戸時代の男子の髪形の一。元結...
みつおり‐ぐけ【三つ折り絎】
和裁で、裁ち目がほつれないように、布の端を三つに折ってくける方法。三つ折り。
みつかいどう【水海道】
茨城県南西部にあった市。平成18年(2006)石下町を編入し常総市に改称。→常総
みつかいどう‐し【水海道市】
⇒水海道
みつかけ‐ぼし【みつかけ星】
二十八宿の一、軫宿(しんしゅく)の和名。→軫(しん)
みつ‐かど【三つ角】
1 三つのかど。 2 道が三方に分かれている地点。三叉路。「—の交差点」
みつ‐かなわ【三つ鉄輪】
1 紋所の名。三つの輪を図案化したもの。 2 「三つ鼎(がなえ)」に同じ。「—でもう一度ここで言うて下さんせ」〈伎...
み‐つか・る【見付かる】
[動ラ五(四)] 1 人の目にとまる。発見される。「いたずらが—・る」「虫歯が—・る」 2 見つけることができる。...
みつ‐が【密画】
細かいところまで綿密に描いた絵。細密画。
みつ‐がさね【三つ重ね】
重箱・杯・衣服などで、三つ重ねて一組みとしたもの。「—の酒杯」
みつ‐がしら【三つ頭】
刀の切っ先。「—より火を出(い)だして、鎬(しのぎ)を削って戦ひしが」〈謡・烏帽子折〉
みつ‐がしわ【三柏/三槲】
1 ミツガシワ科の多年生の水草。山地の湿原に自生。太い根茎が横にはい、葉は3枚の小葉からなる複葉で厚く、柄が長い。...
みつ‐がなえ【三つ鼎】
鼎の足のように、三人が三方に対座すること。鼎座(ていざ)。かなえ座。みつかなわ。
み‐つき【見付き】
1 外から見たようす。見かけ。外観。「—の小さいホテルの入口があった」〈荷風・ふらんす物語〉 2 「みつけ(見付)...
み‐つぎ【貢ぎ/御調/調】
[名](スル)《古くは「みつき」》 1 支配下にある国や人民が服従のしるしとして君主に献上する物品。みつぎもの。 ...
ミツキェビッチ
[1798〜1855]ポーランドのロマン派の代表的詩人。独立運動に参加、多数の愛国詩を書いた。長編叙事詩「パン‐タ...
みつ‐きっこう【三つ亀甲】
文様・紋所の名。亀甲を三つ組み合わせたもの。三盛(みつもり)亀甲。
み‐つぎ【見継ぎ】
助勢や援助をすること。特に、経済的な援助をすること。仕送りすること。「母が方へ—を頼めば」〈浄・五人兄弟〉
みつ‐ぎ【密儀】
特別の資格を持つ者だけが参加できる、または特殊な資格を与えるために行う秘密の儀式。未開人のイニシエーション、キリス...
みつ‐ぎ【密議】
[名](スル)秘密の会議。「—をこらす」
みつぎのぜに【貢の銭】
《原題、(イタリア)Pagamento del tributo》マサッチョの絵画。フィレンツェ、サンタマリア‐デル...
みつぎ‐ぶね【貢ぎ船】
貢ぎ物を運ぶ船。
みつぎ‐もの【貢ぎ物/調物】
支配者が税としてとりたてる物品。また、被支配者が献上する品物や金。みつぎ。「—をささげる」