みな【皆】
1 そこにいる人すべて。全員。また、あるもの全部。多くの人々に呼びかける語としても用いられる。みんな。「—が集まっ...
みな【蜷】
ニナの古名。〈和名抄〉
ミナ
サウジアラビア中西部、イスラム教の聖地メッカの東約5キロメートルにある谷。メッカとアラファト山の間に位置する。メッ...
み‐な‐あい【水合ひ】
《「な」は「の」の意の格助詞》水の流れの合するところ。みずあい。〈名義抄〉
み‐な‐うら【水占】
《「な」は「の」の意の格助詞》川の水で吉凶を占うこと。「妹に逢はず久しくなりぬ饒石川(にぎしがは)清き瀬ごとに—延...
み‐なおし【見直し】
[名](スル)見直すこと。もう一度改めて見ること。「答案を—してから提出する」
みなおし‐がい【見直し買い】
人気のない株や悪材料によって売られていた株が、何かをきっかけにして見直され、買われること。また、割安感のある株式に...
み‐なお・す【見直す】
[動サ五(四)] 1 もう一度改めて見る。また、その結果気づいた欠点を是正する。「提出前に作文を—・す」「仕事の進...
み‐なか【真中】
まんなか。「こちごちの国の—ゆ出(い)で立てる富士の高嶺(たかね)は」〈万・三一九〉
みなかた‐くまぐす【南方熊楠】
[1867〜1941]生物学者・民俗学者。和歌山の生まれ。米国・英国に渡り、独学で動植物を研究し、各国語に精通。大...
みなかみ
群馬県北部、利根郡の町名。利根川上流域を占める。平成17年(2005)月夜野(つきよの)町・水上町・新治(にいはる...
み‐な‐かみ【水上】
《「な」は「の」の意の格助詞》 1 水の流れてくる上の方。上流。川上。⇔水下(みなしも)。 2 物事の起源。みなも...
み‐な‐かみ【水神】
《「な」は「の」の意の格助詞》水をつかさどる神。すいじん。「—に祈るかひなく涙川うきても人をよそに見るかな」〈後撰...
みなかみ【水上】
姓氏の一。 [補説]「水上」姓の人物水上滝太郎(みなかみたきたろう)水上勉(みなかみつとむ)
みなかみ‐おんせん【水上温泉】
群馬県のみなかみ町にある温泉。利根川渓谷に沿う。泉質は単純温泉・硫酸塩泉。
みなかみ‐たきたろう【水上滝太郎】
[1887〜1940]小説家・評論家。東京の生まれ。本名、阿部章蔵。父の創立した生命保険会社に勤務するかたわら、「...
みなかみ‐つとむ【水上勉】
⇒みずかみつとむ(水上勉)
み‐なが・す【見流す】
[動サ五(四)]見てそのままに捨てておく。見過ごす。「よく名も聞かぬものの品は、—・していくうちに」〈横光・家族会議〉
みな‐が‐みな【皆が皆】
[連語]残らず全部。すべて。「—反対した」「—悪いというわけでもない」
みな‐がら【皆がら】
[副]残らず。全部。そっくり。「紫のひともとゆゑに武蔵野の草は—あはれとぞ見る」〈古今・雑上〉
み‐ながら【身乍ら】
[副]われながら。「心弱さもいかなるべしとも—おぼえねば」〈右京大夫集・詞書〉
みながわ【皆川】
姓氏の一。 [補説]「皆川」姓の人物皆川淇園(みながわきえん)皆川博子(みながわひろこ)皆川睦雄(みながわむつお)
みながわ‐きえん【皆川淇園】
[1735〜1807]江戸中期の儒学者。京都の人。名は愿(げん)。字(あざな)は伯恭。漢字の字義と易学を研究し、開...
みながわ‐ひろこ【皆川博子】
[1930〜 ]小説家。朝鮮の生まれ。現代の青春の生態を活写した小説からスタートしたが、その後次々と領域を広げ、人...
みながわ‐むつお【皆川睦雄】
[1935〜2005]プロ野球選手。山形の生まれ。昭和29年(1954)、南海(福岡ソフトバンクの前身)に入団。サ...
みなぎら◦う【漲らふ】
[連語]《動詞「みなぎ(漲)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》水が満ちあふれている。「山のまの雪は消(...
みな‐ぎら◦う【水霧らふ】
[連語]水しぶきが立ち続ける。「—◦ふ沖つ小島に風をいたみ舟寄せかねつ心は思へど」〈万・一四〇一〉
みなぎら・す【漲らす】
[動サ五(四)]みなぎるようにする。あふれさせる。「全身に闘志を—・す」
みなぎ・る【漲る】
[動ラ五(四)] 1 水が満ちて、あふれるほど勢いが盛んになる。「雪どけ水が川面いっぱいに—・る」 2 力や感情な...
み‐な‐ぎわ【水際】
《「な」は「の」の意の格助詞》みずぎわ。みぎわ。「舟競ふ堀江の川の—に来居つつ鳴くは都鳥かも」〈万・四四六二〉
ミナクシアマン‐じいん【ミナクシアマン寺院】
《Meenakshi Amman Temple》⇒ミナクシ寺院
ミナクシ‐じいん【ミナクシ寺院】
《Meenakshi Temple》インド南部、タミルナドゥ州の都市マドゥライにあるヒンズー教寺院。17世紀、ナヤ...
ミナクシスンダレーシュワラ‐じいん【ミナクシスンダレーシュワラ寺院】
《Meenakshi Sundareswarar Temple》⇒ミナクシ寺院
み‐な‐くち【水口】
《「な」は「の」の意の格助詞》田に水を引き入れる口。みずぐち。
みなくち【水口】
滋賀県南東部、甲賀(こうか)市の地名。近世は加藤氏の城下町、東海道の宿場町。住宅地・工業地化が進む。
みなくち‐きゅうりょう【水口丘陵】
滋賀県南東部に広がる県下最大の丘陵。標高200〜230メートル。鈴鹿山脈の西側に位置し北の日野川、南の野洲(やす)...
みなくち‐ギセル【水口ギセル】
もと近江(おうみ)水口の権兵衛吉久が豊臣秀吉の命で作ったキセル。青銅製で、桐の紋や吉久の銘などが彫られていた。のち...
みなくち‐ざいく【水口細工】
滋賀県甲賀(こうか)市の水口で産する、籐(とう)や葛(くず)のつるで作った笠・つづらなどの細工物。
みなくち‐ばな【水口花】
種をまいた苗代の水口に立てる木の枝。栗・ツツジ・山吹・椿(つばき)などを立てて田の神の依代(よりしろ)とする。
みなくち‐まつり【水口祭(り)】
苗代に種もみをまく日に、その水口で行う田の神祭り。神酒・焼き米などを供え、ツツジ・山吹・栗などの枝を挿す。苗代祭り...
み‐な・ぐ【見和ぐ】
[動ガ上二]見て心がなごむ。「思ひ延べ—・ぎし山に」〈万・四一七七〉
みな‐ぐれない【皆紅】
全部紅色であること。「—の打ちたる桜の織物の表着(うはぎ)に」〈栄花・根合〉
みなぐれない‐の‐おうぎ【皆紅の扇】
地紙全体が紅色の扇。「—の日いだしたるを」〈平家・一一〉
み‐なげ【身投げ】
[名](スル)みずから水中・火口などに飛び込んで死ぬこと。投身。「川に—する」
みな‐ごろし【皆殺し/鏖】
ひとり残らず殺すこと。鏖殺(おうさつ)。「一族を—にする」
みな‐さま【皆様】
その場にいる人、また、かかわりのある人全員を、敬意をもっていう語。多くの人々に呼びかける語としても用いられる。「—...
みな‐さん【皆さん】
「みなさま」のややくだけた言い方。「職場の—」「—お静かに」
み‐なし【見做し/看做し】
1 みなすこと。仮にそうであると想定すること。 2 そう思って見ること。気のせいでそう見えること。「—にやあらむ、...
みなし‐かせつじゅうたく【見做し仮設住宅/看做し仮設住宅】
仮設住宅とみなされる民間の賃貸住宅。入居する被災者は原則2年間、地方公共団体から家賃を補助される。→みなし仮設制度
みなしかせつ‐せいど【見做し仮設制度/看做し仮設制度】
大規模な災害が発生した際に、地方公共団体が民間住宅を借り上げて被災者に供与する制度。被災者が自ら探して契約した物件...