みのしろ‐きん【身の代金】
1 人質などと引きかえに渡す金。「—目当ての誘拐」 2 人身売買の代金。
みのしろきんがた‐ウイルス【身の代金型ウイルス】
⇒ランサムウエア
みのしろきんもくてきゆうかい‐ざい【身代金目的誘拐罪】
⇒身代金目的略取等罪
みのしろきんもくてきゆうかいとうよび‐ざい【身代金目的誘拐等予備罪】
⇒身代金目的略取等予備罪
みのしろきんもくてきゆうかいよび‐ざい【身代金目的誘拐予備罪】
⇒身代金目的略取等予備罪
みのしろきんもくてきりゃくしゅ‐ざい【身代金目的略取罪】
⇒身代金目的略取等罪
みのしろきんもくてきりゃくしゅとう‐ざい【身代金目的略取等罪】
身の代金を得ることを目的として、人を略取・誘拐する罪。刑法第225条の2が禁じ、無期または3年以上の懲役に処せられ...
みのしろきんもくてきりゃくしゅとうよび‐ざい【身代金目的略取等予備罪】
身代金目的略取等罪にあたる行為の準備をする罪。刑法第228条の3が禁じ、2年以下の懲役に処せられる。ただし、実行に...
みのしろきんもくてきりゃくしゅよび‐ざい【身代金目的略取予備罪】
⇒身代金目的略取等予備罪
みのしろきんゆうかい‐ざい【身代金誘拐罪】
⇒身代金目的略取等罪
みのしろきんりゃくしゅ‐ざい【身代金略取罪】
⇒身代金目的略取等罪
みのしろ‐ごろも【蓑代衣】
蓑のかわりに着る粗末な衣服。「山伏の—にゆづり給ひて」〈源・初音〉
みの‐じま【美濃縞】
岐阜県羽島地方で産出される綿または絹綿交織の縞織物。
ミノス
ギリシャ神話で、クレタ島の王。ゼウスとエウロペの子。法を制定し、善政をしき、死後冥府の判官となった。ダイダロスに命...
みのすけのスキーぼう【ミノスケのスキー帽】
宮口しづえの童話。および同作を表題作とする童話集。昭和32年(1957)刊。第7回児童文学者協会新人賞受賞。
ミノタウロス
ギリシャ神話で、半人半牛の怪物。ミノスの妃パシファエが、牡牛と交わって生んだ子。迷宮にひそみ、人身御供を受けていた...
み‐の‐たけ【身の丈/身の長】
1 せいの高さ。身長。背丈。また、自分の身長。「—二メートル余の大男」「—ほどに積もった雪」 2 (多く「身の丈に...
身(み)の縮(ちぢ)む思(おも)い
恐ろしさや緊張のあまり、体が丸まって小さくなったように感じること。身が縮む思い。
ミノックス
ドイツ、ミノックス社が製造するポケットカメラの商標名。
み‐の‐て【箕の手】
《「みので」とも》 1 武具の一。先に左右に突き出た形の金具を取り付けた指物。転風(てんぷ)。 2 「箕の手形(な...
みのて‐なり【箕の手形】
左右に出っ張った形。「繁昌の市は—に立つと申すが」〈狂言記・羯鼓炮碌〉
み‐の‐とき【巳の時】
1 「巳の刻1」に同じ。 2 「巳の刻2」に同じ。「いまだ—とぞ見えし白星の兜(かぶと)」〈盛衰記・一五〉 3 《...
みののいえづと【美濃の家づと】
新古今集の注釈書。5巻。本居宣長著。寛政3年(1791)成立、同7年刊。新古今集から和歌696首を選んで文法的に注...
みの‐の‐くに【美濃国】
⇒美濃
み‐の‐のち【身の後】
死んだのち。死後。「—には金(こがね)をして北斗をささふとも」〈徒然・三八〉
みの‐は【美濃派】
蕉門の各務支考(かがみしこう)が美濃に興した俳諧の一派。俳風は平俗浅薄であったが、地方に大きな勢力を築いた。獅子門...
みの‐ばり【蓑貼り】
襖(ふすま)などの下張りの一。紙の上部と中部だけのりづけをし、下部はのりづけしないで蓑のように重ねてはっていくもの。
みの‐ばん【美濃判】
美濃紙の大きさの型紙。半紙よりやや大きい。美濃紙判。
みのひ‐の‐せちえ【巳の日の節会】
大嘗祭の時、巳の日に行われる主基(すき)の節会。饗宴を張り、国司から多米都物(ためつもの)・挿頭(かざし)・和琴な...
みのひ‐の‐はらえ【巳の日の祓】
陰暦3月上の巳の日に、人形(ひとがた)に身のけがれなどを移して川や海に流し捨てた行事。上巳(じょうし)の祓。その名...
みの‐ふう【美濃風】
⇒美濃派
みの‐ぶとん【三幅布団】
幅を三幅(みの)の大きさに作った布団。ふつう掛け布団は五幅(いつの)に作る。みの。
身(み)の振(ふ)り方(かた)
将来の生活に関する方針。「退職後の—を考える」
みのぶ【身延】
山梨県南西部、南巨摩(みなみこま)郡の地名。富士川が貫流。身延山久遠寺(くおんじ)の門前町。
み‐の・ぶ【見延ぶ】
[動バ下二] 1 遠くを見る。「目を—・べて、此の僧をいかにも思ひたる気色もなくありける」〈今昔・二〇・三九〉 2...
みのぶがわうらふじ【身延川裏不二】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。身延...
みのぶ‐さん【身延山】
山梨県南西部の山。標高1153メートル。日蓮宗総本山の久遠寺(くおんじ)がある。 久遠寺の山号、また通称。
みのぶさん‐だいがく【身延山大学】
山梨県南巨摩(みなみこま)郡身延町にある私立大学。平成7年(1995)に開設された、仏教学部の単科大学。
みのぶ‐さんち【身延山地】
山梨県南西部と静岡県北部の境に広がる山地。西側の赤石山脈、東側の富士川にはさまれた位置にある。最高峰は山伏(やんぶ...
みのぶ‐せん【身延線】
静岡県の富士から富士宮・身延を経て甲府に至るJR線。長さ88.4キロ。昭和3年(1928)全通。
みのぶ‐ちょう【身延町】
⇒身延
みのぶ‐まいり【身延参り】
身延山久遠寺に参詣すること。
みのべ【美濃部】
姓氏の一。 [補説]「美濃部」姓の人物美濃部達吉(みのべたつきち)美濃部亮吉(みのべりょうきち)
みのべ‐たつきち【美濃部達吉】
[1873〜1948]憲法学者・行政法学者。兵庫の生まれ。東大教授。天皇機関説を唱え、君権絶対主義を唱える上杉慎吉...
みのべ‐りょうきち【美濃部亮吉】
[1904〜1984]経済学者・政治家。東京の生まれ。達吉の長男。東京教育大教授。昭和42年(1967)東京都知事...
み‐の‐ほど【身の程】
自分の身分や能力などの程度。分際(ぶんざい)。「少しは—をわきまえたほうがいい」
みのほど‐しらず【身の程知らず】
[名・形動]自分の身分や能力などの程度をわきまえないこと。また、そのさまや、その人。「—な(の)要求」
みのぼし‐だいこん【美濃干し大根】
守口(もりぐち)大根を干したもの。美濃・尾張地方の名産。みのぼし。
みの‐ぼり【美濃彫】
美濃で室町時代から江戸時代の元禄年間(1688〜1704)ごろまで行われた彫金技法。また、その作品。刀装金具などが...
みの‐ぼん【美濃本】
美濃紙を二つに折った大きさの和本。