耳(みみ)に当(あ)た・る
聞いて不愉快になる。「―・る陰口」
耳(みみ)に入(い)・れる
1 情報などを知らせる。「とりあえず―・れておく」 2 聞いて知る。小耳にはさむ。「例会で―・れた話」
耳(みみ)に掛(か)・ける
⇒掛ける8㋑
耳(みみ)に釘(くぎ)
聞いている相手の急所をつくこと。「何心なくいふ詞、姫君の―、むっとしたる御顔付」〈浄・時頼記〉
耳(みみ)に逆(さか)ら・う
聞いて不愉快に感じる。また、そういうことを言う。「忠言―・う」
耳(みみ)に障(さわ)・る
聞いて不愉快に感じる。また、耳にとまる。「―・る音」
耳(みみ)に◦する
聞く。耳に入ってくる。「気になる話を―◦する」
耳(みみ)に胼胝(たこ)がで・きる
同じことを何度も聞かされて、嫌になる。「―・きるほど聞かされる」
耳(みみ)に立(た)・つ
聞こえて気になる。耳にとまる。「隣室のテレビの音が―・つ」
耳(みみ)に付(つ)・く
音・声などが耳にとまって、気になる。「波の音が―・いて眠れない」
耳(みみ)に留(と)ま・る
聞こえてきて、それに注意が向く。また、聞いたことが気になって耳に残る。「捨てぜりふが―・る」
耳(みみ)に留(と)・める
注意して聞く。聞いて記憶に残す。「先輩のアドバイスを―・める」
耳(みみ)に残(のこ)・る
声や音が忘れられなくなる。「―・る映画音楽」
耳(みみ)に入(はい)・る
聞こえる。物音・話・うわさなどが聞こえてくる。「隣席の会話がふと―・る」
耳(みみ)に挟(はさ)・む
ちらっと聞く。ふと耳に入る。小耳にはさむ。「妙なうわさを―・む」
耳(みみ)に触・れる
⇒触れる1㋒