み‐もい【御水】
《「もい」は、元来、水をいれる器の意》水。「飛鳥井は、—も寒し、とほめたるこそをかしけれ」〈枕・一六八〉
み‐もう【味盲】
特定の味についての味覚が先天的に欠如していること。大多数の人が感じるフェニルチオカルバミドおよび類似化合物の苦味を...
ミモザ
1 マメ科アカシア属の常緑高木の総称。花は黄色で球状に集まって咲く。主にオーストラリアに産し、観賞用に栽培。ギンヨ...
ミモザやかた【ミモザ館】
《(フランス)Pension Mimosas》フランスの映画。1935年作。監督はベルギー出身のフェデー。南仏の下...
ミモザ‐サラダ
ゆで卵の卵黄を裏ごし、あるいはみじん切りにして、サラダの上に飾ったもの。卵黄の黄色をミモザの花に見たてた名称。
見(み)も知(し)らぬ
一度も見たこともなく、まったく知らない。「—他人に助けられる」
みもすそ‐がわ【御裳濯川】
伊勢神宮の内宮神域内を流れる五十鈴川(いすずがわ)の異称。倭姫命(やまとひめのみこと)がこの清流で裳を洗い清めたと...
み‐もだえ【身悶え】
[名](スル)苦しみ、いらだちなどのため、からだをよじらせ動かすこと。「悲しみのあまり—して泣く」
み‐もだ・える【身悶える】
[動ア下一][文]みもだ・ゆ[ヤ下二]苦しさなどのためにからだをよじらせるように動かす。「激痛に—・える」
み‐もち【身持(ち)】
1 日常の身の処し方。異性との交際についていうことが多い。品行。「—が悪い」 2 妊娠すること。「—になる」「—女」
み‐もと【身元/身許】
1 その人の出生・出自・経歴などの事柄。素性(すじょう)。「—を調べる」 2 一身上の事柄。「—を引き受ける」
み‐もと【御許】
相手を敬って、そのそば近くをいう語。女性が手紙の脇付に用いることもある。おもと。おんもと。「鈴木様—に」「—に候は...
みもと‐きん【身元金】
「身元保証金」に同じ。
みもとしんよう‐ほけん【身元信用保険】
従業員(被保証人)が、使用者のためにその業務を遂行するにあたり、または職務上の地位を利用して窃盗・強盗・詐欺・横領...
みもと‐ひきうけ【身元引(き)受け】
雇われて働く者の身元について責任を負うこと。
みもと‐ほしょう【身元保証】
その人の一身上や資力などに関して請け合うこと。特に、雇用される者が将来雇い主に与えるかもしれない損害の賠償を第三者...
みもとほしょう‐きん【身元保証金】
身元保証のために担保として提供する金銭。身元金。
みもとほしょう‐にん【身元保証人】
身元保証を引き受ける人。
実(み)もな・い
中身がない。内容がない。価値がない。
み‐もの【見物】
1 見るだけの値打ちのあるもの。見てすばらしいと感じるもの。「この対戦カードは—だ」 2 見物すること。また、その...
み‐もの【実物】
園芸や生け花の花材で、主に実を観賞の対象とする草木。花材ではナンテン・センリョウ・サンキライなど。→花物 →葉物
身(み)も蓋(ふた)もな・い
言葉が露骨すぎて、潤いも含みもない。にべもない。「そう言っては—・い」
身(み)も世(よ)もな・い
悲しみがひどく、自分のことも世間の手前も考えていられない。「—・く泣き伏す」
ミモレ
着丈を表す語。日本では、主に女性用の服の、ひざの中ほどからひざ下くらいまでのものをいう。
ミモレット‐チーズ
オランダ原産の、鮮やかなオレンジ色の半硬質チーズ。薄く切り、サンドイッチ・オードブルなどに用いる。
み‐もろ【御諸/三諸】
神の降臨する場所。みむろ。「木綿(ゆふ)かけて祭る—の神さびて斎(いは)ふにはあらず人目多みこそ」〈万・一三七七〉
みもろ‐つく【御諸つく】
[枕]《「つく」は「築く」。一説に「斎(いつ)く」》その山に神を祭る意から、「三輪山(みわやま)」「鹿背山(かせや...
み‐もん【未聞】
まだ聞いたことがないこと。「前代—」「—のふるまいである」〈中勘助・鳥の物語〉