み‐や【宮】
《「御(み)屋(や)」の意》 1 神を祭る建物。神社。神宮。「—参り」「—前」 2 皇居。御所。宮城(きゅうじょう...
みや【宮】
名古屋市熱田区の神戸(ごうど)町・伝馬(でんま)町付近の古称。熱田神宮の門前町、東海道五十三次の宿駅で、桑名への七...
みや‐い【宮居】
1 神が鎮座すること。また、その場所。神社。 2 皇居。
みや‐いり【宮入り】
御輿(みこし)が渡御(とぎょ)を終えて神社の境内に入ること。⇔宮出し。
みやいり‐がい【宮入貝】
カタヤマガイの別名。日本住血吸虫の中間宿主であることを発見した宮入慶之助にちなむ名。
みや‐うつし【宮遷し/宮移し】
「遷宮(せんぐう)」に同じ。「神風や朝日の宮の—影のどかなる世にこそありけれ」〈金槐集〉
みやお‐とみこ【宮尾登美子】
[1926〜2014]小説家。高知の生まれ。高知の花柳界で成長した体験を生かした自伝的作品で人気を集める。「一絃(...
みや‐おみな【宮女】
宮廷に仕える女性。きゅうじょ。「うちひさす—さすたけの舎人壮士(とねりをとこ)も忍ぶらひかへらひ見つつ」〈万・三七九一〉
みやがせ‐こ【宮ヶ瀬湖】
神奈川県北部、相模原市・愛甲郡愛川町・同清川村の3市町村にまたがる人造湖。相模川の支流中津川に造られた宮ヶ瀬ダムの...
みや‐がた【宮方】
1 宮側につく人々。 2 南北朝時代の吉野方。⇔武家方。
みや‐がた【宮型】
「宮型霊柩車」の略。
みやがた‐れいきゅうしゃ【宮型霊柩車】
大型乗用車の後部を改造し、神社仏寺のような構造物を乗せた霊柩車。棺は後部のドアから出し入れする。 [補説]火葬場に...
みや‐がわ【宮川】
三重・奈良県境にある大台ヶ原山に源を発し、北東流して伊勢湾に注ぐ川。上流に大杉谷があり、下流域に伊勢神宮がある。長...
みやがわ【宮川】
姓氏の一。 [補説]「宮川」姓の人物宮川香山(みやがわこうざん)宮川長春(みやがわちょうしゅん)
みやがわ‐こうざん【宮川香山】
[1842〜1916]陶芸家。京都の生まれ。横浜の太田町に築窯し、初めは薩摩ふうの錦手(にしきで)、のちに精巧な磁...
みやがわ‐ちょう【宮川町】
京都市東山区、鴨川東岸の四条から五条あたりまでの一帯。歓楽街。近世には石垣町ともよばれた。宮川筋。
みやがわ‐ちょうしゅん【宮川長春】
[1682〜1752ころ]江戸中期の浮世絵師。宮川派の祖。尾張の人と伝える。通称、長左衛門。菱川師宣(ひしかわもろ...
みやがわ‐は【宮川派】
浮世絵の流派の一。宮川長春を祖とし、江戸中期に活躍、勝川派に受け継がれた。
みや‐ぎ【宮木】
《「みやき」とも》 1 宮殿・神殿を造営するための用材。「—引く泉の杣(そま)に立つ民の休む時なく恋ひ渡るかも」〈...
みやきょう‐だい【宮教大】
「宮城教育大学」の略称。
みやぎ【宮城】
東北地方中部の県。太平洋に面する。県庁所在地は仙台市。もとの陸前の大部分と磐城(いわき)の一部にあたる。人口234...
みやぎ【宮城】
姓氏の一。 [補説]「宮城」姓の人物宮城まり子宮城道雄
みやぎがくいん‐じょしだいがく【宮城学院女子大学】
仙台市青葉区にある私立大学。明治19年(1886)設立の宮城女学校に始まり、宮城学院女子専門学校を経て、昭和24年...
みやぎ‐きょういくだいがく【宮城教育大学】
仙台市青葉区にある国立大学法人。昭和40年(1965)東北大学教育学部を受けつぐ形で設置。平成16年(2004)国...
みやぎ‐けん【宮城県】
⇒宮城
みやぎけんおき‐じしん【宮城県沖地震】
昭和53年(1978)6月12日、宮城県沖で発生したマグニチュード7.4の地震。宮城県を中心に、山崩れや道路損壊の...
みやぎけんほくぶ‐じしん【宮城県北部地震】
宮城県北部を震源地とする地震。 1 昭和37年(1962)4月30日に発生したマグニチュード6.5の地震。現登米(...
みやぎ‐スタジアム【宮城スタジアム】
宮城県宮城郡利府(りふ)町、県総合運動公園内にある陸上競技場・球技場。平成12年(2000)完成。観客席の3分の2...
みやぎたに‐まさみつ【宮城谷昌光】
[1945〜 ]小説家。愛知の生まれ。本名、誠一。漢文への深い素養を生かし、古代中国を題材とした作品を多く発表して...
みやぎ‐だいがく【宮城大学】
宮城県大和町に本部のある公立大学。平成9年(1997)に開学した。平成21年(2009)公立大学法人となる。
みやぎの【宮城野】
仙台市の区名。市の東部を占める。平成元年(1989)成立。古くは野が広がり、萩(はぎ)の名所として知られた。[歌枕...
みやぎの‐く【宮城野区】
⇒宮城野
みやぎのしのぶ【宮城野信夫】
浄瑠璃「碁太平記白石噺(ごたいへいきしろいしばなし)」の通称。
みやぎの‐はぎ【宮城野萩】
マメ科の落葉低木。東北地方の山野に自生し、高さ約1.5メートル。枝先は垂れ、葉は楕円形の3枚の小葉からなる複葉。9...
みやぎ‐まりこ【宮城まり子】
[1927〜2020]歌手・女優。東京の生まれ。本名、本目(ほんめ)真理子。歌手としては「ガード下の靴みがき」など...
みやぎ‐みちお【宮城道雄】
[1894〜1956]箏曲(そうきょく)演奏家・作曲家。兵庫の生まれ。7歳ごろ失明。尺八家吉田晴風らとともに新日本...
みやぎ‐もり【宮木守】
宮殿の庭木を守る人。「さざ波や近江の宮は名のみして霞たなびき—なし」〈拾遺・雑上〉
みやぎやま‐ふくまつ【宮城山福松】
[1895〜1943]力士。第29代横綱。岩手県出身。本名、佐藤福松。大阪相撲で吉田司家から免許を受けた最後(4人...
み‐やく【未訳】
まだ翻訳されていないこと。
みやぐち‐しづえ【宮口しづえ】
[1907〜1994]児童文学作家。長野の生まれ。木曽(きそ)馬籠(まごめ)の小学校教師を経て、同地の島崎藤村全集...
みやぐちしづえどうわぜんしゅう【宮口しづえ童話全集】
宮口しづえの児童文学作品を集めた全集。昭和54年(1979)、筑摩書房から全8冊を刊行。昭和55年(1980)、第...
みやけ【三宅】
姓氏の一。 [補説]「三宅」姓の人物三宅一生(みやけいっせい)三宅花圃(みやけかほ)三宅観瀾(みやけかんらん)三宅...
み‐やけ【屯倉/官家】
《「み」は接頭語。「やけ」は「やか(家・宅)」の音変化》 1 大化前代における朝廷の直轄領および直轄の農業経営地。...
みや‐け【宮家】
1 親王・法親王・諸王・門跡などの家。 2 皇族で、宮号を賜り一家を立てたもの。
み‐やけ【身焼(け)】
マグロやブリなどの身が白く変色して品質が劣化する現象。釣り上げるときに魚が暴れたり、漁獲後の体温が高い場合などに起...
みやけ‐いっせい【三宅一生】
[1938〜2022]服飾デザイナー。広島の生まれ。本名、一生(かずなる)。日本の伝統的な生地を用いた作品などで注...
みやけ‐かほ【三宅花圃】
[1869〜1943]歌人・小説家。東京の生まれ。本名、竜子。雪嶺の妻。中島歌子に和歌を学んだ。小説「藪(やぶ)の...
みやけ‐かんらん【三宅観瀾】
[1674〜1718]江戸中期の儒学者。京都の人。名は緝明(しゅうめい)。浅見絅斎(あさみけいさい)・木下順庵に学...
みやけ‐こっき【三宅克己】
[1874〜1954]洋画家。徳島の生まれ。光風会の結成に参加。早くから水彩画に専念。
みやけ‐ごんさい【三宅艮斎】
[1817〜1868]江戸末期の蘭方医。肥前の人。名は温(おん)。字(あざな)は子厚(しこう)。号は桃樹園。楢林栄...