みんしゅ‐せい【民主制】
多数者が支配する政治形態。民衆の意思に従って政治が行われる政治体制。
みんしゅ‐せいじ【民主政治】
民主主義に基づいて行われる政治。
みんしゅ‐てき【民主的】
[形動]民主主義、または民主政治の趣旨にかなっているさま。「—な選出方法」
みんしゅてき‐しゃかいしゅぎ【民主的社会主義】
⇒社会民主主義
みんしゅてきぶんげいのせんく【民主的文芸の先駆】
白鳥省吾の評論集。大正8年(1919)刊。ホイットマンやカーペンターなどを取り上げ、民主的文芸について説く。
みんしゅ‐とう【民主党】
昭和22年(1947)旧日本進歩党を中核として結成された政党。日本社会党・国民協同党と連立して片山・芦田内閣を組織...
みんしゅとういつ‐とう【民主統一党】
英国、北アイルランドの地域政党。プロテスタント系住民らが1971年に結成。アルスター統一党と同様、英国との連合維持...
みん‐しょ【民庶】
世の中の一般の人々。庶民。
みん‐しょく【眠食】
[名](スル)眠ることと食べること。寝食。転じて、日常の生活をすること。起居。「其時塾に—する先進長者は」〈福沢・...
みん‐しん【民心】
人民の心。国民の心情。「—が離れる」
みんしん‐が【明清画】
中国、明代および清代の絵画。
みんしん‐がく【明清楽】
近世に中国から日本に伝来した俗楽。明楽と清楽とを総称したもので、清楽家が明楽をも演奏するようになり、この名称が起こ...
みんしん‐とう【民進党】
平成28年(2016)に民主党と維新の党などが合流して結成された政党。翌年の総選挙で衆院議員らは、希望の党に合流し...
みん‐じ【民事】
私法上の法律関係から生じる現象、またはそれに関連する事柄。⇔刑事。
みんじかいにゅう‐ぼうりょく【民事介入暴力】
暴力団の構成員が一般市民の日常生活や経済取引に民事上の権利者や関係者として介入し、違法・不当に利益を獲得しようとす...
みんじ‐がいしゃ【民事会社】
農林業・漁業・鉱業など、商行為以外の営利行為をなすことを目的とする会社。商法上、商事会社と同じ法的取り扱いを受けて...
みんじ‐さいせい【民事再生】
経営不振に陥った企業を倒産させずに事業の再生を図る、再建型の法的整理手続きの一。裁判所が関与しながら、民事再生法に...
みんじさいせい‐ほう【民事再生法】
経済的に窮境にある債務者とその債権者の民事上の権利関係を適切に調整し、債務者の事業・経済生活の再生を図ることを目的...
みんじ‐さいばん【民事裁判】
民事に関する事件を審理する裁判。→刑事裁判
みんじさいばん‐けん【民事裁判権】
私人間の紛争や利害の衝突を裁判によって強制的に解決することができる国の権限。→刑事裁判権 →民事訴訟 →裁判権
みんじさいばんけん‐ほう【民事裁判権法】
⇒対外国民事裁判権法
みんじ‐しっこう【民事執行】
私法上の請求権および担保権を強制的に実現するための裁判上の手続き。民事執行法に規定。
みんじ‐しっこうほう【民事執行法】
民事執行について定めている法律。昭和54年(1979)民事訴訟法の強制執行の部分と競売法を統合して制定。
みんじ‐しんたく【民事信託】
受託者が、特定の相手から、営利を目的とせず、反復・継続することなく一度だけ引き受ける信託。家族間で財産の管理・移転...
みんじ‐じけん【民事事件】
私人間の生活関係に関する事件で、民事訴訟の対象となるもの。→刑事事件
みんじ‐せきにん【民事責任】
他人の権利または利益を違法に侵害した者が、被害者に対して損害を賠償する私法上の責任。債務不履行の場合を含めることも...
みんじ‐そしょう【民事訴訟】
私人間(しじんかん)に起きた私権に関する紛争を裁判所によって法的・強制的に解決するための手続き。民訴。→刑事訴訟
みんじそしょう‐きそく【民事訴訟規則】
民事訴訟の実務的手続きについて、最高裁判所が定めた規則。平成8年(1996)制定。旧規則は昭和31年(1956)制...
みんじ‐そしょうほう【民事訴訟法】
1 民事訴訟に関する法規の総称。 2 民事訴訟の手続きを定めている法律。明治23年(1890)公布。大正15年(1...
みんじ‐ちょうていほう【民事調停法】
民事上の紛争の調停に関する手続きを定めている法律。通則のほか、宅地建物・農事・商事・鉱害・交通・公害などの調停につ...
みんじ‐ぶ【民事部】
裁判所で民事事件を担当する部。→刑事部
みんじ‐ほう【民事法】
民事裁判の基礎となる実体法と手続法の総称。民法・商法・民事訴訟法・人事訴訟法など。→刑事法
みんじ‐ほぜんほう【民事保全法】
民事訴訟の本案の権利の実現を保全するための仮差し押さえおよび仮処分などについて定めている法律。平成元年(1989)...
みん‐じゅ【民需】
民間の需要。⇔官需/軍需。
みん‐じょう【民情】
1 人民の心情。国民の気持ち。民心。「—を把握する」 2 人民の実情。国民の生活状態。「—を視察する」
みんすう‐き【民数記】
旧約聖書のモーセ五書の第4書。エジプトを出たイスラエルの民が、シナイ山を出発し、荒野を40年間放浪した後、約束の地...
ミンスク
ベラルーシ共和国の首都。モスクワとワルシャワとを結ぶ交通の要衝に位置する。12世紀以来ミンスク公国の首都として繁栄...
ミンスク‐ごうい【ミンスク合意】
2014年9月および2015年2月に、ウクライナ政府と同国内の親ロシア派間で交わされた停戦合意協定。名称は、ベラル...
ミンスク‐わへいごうい【ミンスク和平合意】
⇒ミンスク合意
ミンストレル
中世ヨーロッパの封建諸侯に仕えた職業的楽人。吟遊詩人。
ミンストレル‐ショー
19世紀中ごろから、米国で黒人に扮(ふん)した白人が歌・踊り・寸劇などを演じた大衆演芸。このショーを始めた劇団名に...
ミンス‐パイ
ミンスミートを包んで焼いたパイ。英国ではクリスマスに食べる習慣がある。ミンチパイ。
ミンス‐ミート
《細かく切り刻んだもの、ひき肉の意》ドライフルーツにスエット(脂肪)・砂糖・香辛料などを加え、ラム酒やブランデーに...
みんずり
[副]《「瑞瑞(みずみず)」の「みず」から変化した語》若々しくみずみずしいさま。「—と見ゆる若木やはたち花/可頼」...
みんずり
[副] 1 素直なさま。「—トシタ人」〈日葡〉 2 味などがあっさりとしているさま。「—トシタ味ワイ」〈日葡〉
みん‐せい【民生】
人民の生活・生計。「—の安定を図る」
みん‐せい【民政】
1 文官による政治。「軍政から—への移管」⇔軍政。 2 国民の幸福増進を目的とする政治。
みん‐せい【眠性】
蚕が孵化(ふか)してから繭を作るまで、眠(みん)の状態を何回もつかという性質。ふつう四眠性であるが三眠性・五眠性もある。
みんせい‐いいん【民生委員】
社会福祉の増進に努めることを任務とし、要保護者の保護指導、地域住民の生活状況の把握、福祉施設の業務への協力などを行...
みんせい‐いてん【民生移転】
国家が行っていた軍事事業や宇宙開発事業などを、民間企業が行うようにすること。