む‐くち【無口】
[名・形動]口数の少ないこと。おしゃべりでないこと。また、そのさまや、その人。寡黙。「—な(の)青年」
むぐら【葎】
広い範囲にわたって生い茂る雑草。また、その茂み。カナムグラ・ヤエムグラなど。もぐら。《季 夏》「山賤(やまがつ)の...
むぐら【土竜】
モグラの別名。
むぐら‐の‐かど【葎の門】
葎の生い茂るにまかせた門。荒れはてた貧しい家をいう。むぐらがかど。「さびしくあばれたらむ—に」〈源・帚木〉
むぐらのはは【葎の母】
津島佑子の短編小説。昭和49年(1974)「文芸」誌に発表。翌年、第16回田村俊子賞受賞。
むぐら‐の‐やど【葎の宿】
葎の生い茂るにまかせた家。荒れはてた貧しい家。「思ひあらば—に寝もしなむ」〈伊勢・三〉
むぐら‐ふ【葎生】
葎が生い茂っていること。また、その所。「いかならむ時にか妹(いも)を—の汚なきやどに入れいませてむ」〈万・七五九〉
むぐら‐もち【土竜】
モグラの別名。
むぐり【潜り】
1 「もぐり」に同じ。〈和英語林集成〉 2 カイツブリの別名。
むぐ・る【潜る】
[動ラ五(四)]「もぐる」に同じ。「つみたる藁の中に—・りて」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
ムグンファ
《(朝鮮語)》アオイ科の落葉低木ムクゲのこと。大韓民国の国花。 [補説]「無窮花」とも書く。