むしぼう‐ぎゅうにゅう【無脂肪牛乳】
成分調整牛乳の一つ。生乳から乳脂肪分を取り除き、その含有量を0.5パーセント未満にしたもの。成分調整牛乳の一つ。→...
むし‐ぼし【虫干し】
[名](スル)夏の土用や秋の晴天の日などに、書画・衣類・調度品などを陰干しして風を通し、虫の害やかびを防ぐこと。虫...
むし‐むし【蒸し蒸し】
[副](スル)風がなくて湿度が高く、蒸し暑いさま。「—(と)して寝苦しい」
むし‐むしゅう【無始無終】
始めもなく、終わりもないこと。真理または輪廻(りんね)の無限性をいう語。
むし‐むろ【蒸(し)室】
麹(こうじ)をつくるために温度・湿度をあげて発酵しやすいようにした部屋。
むし‐めがね【虫眼鏡】
1 小さい物体を拡大して見るために用いる、焦点距離の短い凸レンズ。拡大鏡。ルーペ。 2 《相撲の番付表の下の方に小...
虫(むし)も殺(ころ)さ◦ない
虫さえも殺せないほどおとなしそうである。「—◦ない顔で悪事を働く」
むし‐もち【虫持(ち)】
1 疳(かん)の虫を持っていること。また、それを持っている子供。 2 癇癪(かんしゃく)持ち。
むし‐もち【蒸(し)餅】
蒸して作った餅菓子。〈日葡〉
むし‐もの【蒸(し)物】
1 蒸して作った料理。茶碗蒸しなど。 2 蒸し菓子。
む‐しゃ【武者】
1 武芸に携わることを任務とする人。また、その集団。武士。むさ。「鎧(よろい)—」「坂東—」 2 「武者所(むしゃ...
む‐しゃ【無遮】
仏語。寛容でさえぎることがないこと。制限や差別がないこと。
むしゃ‐え【武者絵】
武者の姿や合戦のありさまを描いた絵。
むしゃ‐え【無遮会】
貴賤・僧俗・上下・男女の区別なくだれにでも財施・法施を行う法会。無遮施。無遮大会(だいえ)。
むしゃ‐おし【武者押し】
武者が隊を組んで進んで行くこと。「旗御道具、小馬標、—の行列にて」〈武家名目抄・八〉
むしゃ‐がえし【武者返し】
武家屋敷で、表長屋の外溝の縁に一歩置きに立てた石。
むしゃ‐がくし【武者隠し】
書院造りの帳台構え、またはそれに続く部屋。警固の武者を控えさせたといわれる。
むしゃく【無錫】
中国江蘇省南部の商工業都市。太湖北岸にあり、交通の要地。米・生糸などの集散地。繊維・機械・食品などの工業が盛ん。人...
む‐しゃく【無爵】
爵位を持っていないこと。
むしゃ‐くしゃ
[副](スル) 1 いらいらして気分が晴れないさま。「嫌なことばかりで—(と)する」 2 頭髪やひげなどが乱れてい...
むしゃくしゃ‐ばら【むしゃくしゃ腹】
むしゃくしゃして腹立たしい気分。「這箇(こっち)も—で」〈紅葉・金色夜叉〉
むしゃ‐くみ【武者組】
昔の軍隊の編制法。武士集団の組織・指揮系統。
むしゃ‐ことば【武者言葉/武者詞】
戦国時代、武士社会で使用された言葉。また、戦場で武士が使用した言葉。
むしゃ‐しゅぎょう【武者修行】
1 武士が武芸の修行のために諸国を巡って歩くこと。 2 学問や技芸の修行のため、よその土地や外国へ行くこと。
むしゃ‐じけん【霧社事件】
昭和5年(1930)、日本統治下の台湾台中州霧社で、高山族が差別待遇や過酷な出役労働に抗して起こした反日武装蜂起事件。
むしゃ‐すがた【武者姿】
武者が鎧(よろい)や兜(かぶと)などを身につけた姿。
むしゃ‐ぞうし【武者草子】
武者絵をつづった草子。
むしゃ‐ぞうり【武者草履】
「武者草鞋(わらじ)」に同じ。
むしゃ‐ぞろえ【武者揃へ】
軍勢を整えること。せいぞろえ。「御出陣の—、味方を集むるふれ太鼓の」〈浄・五枚羽子板〉
むしゃ‐だいしょう【武者大将】
戦国時代、戦場で武士を指揮する武家の職名。
むしゃ‐だまり【武者溜まり】
軍勢の集合用に、城門の近くに設けられた広場。
ムシャッタ‐じょう【ムシャッタ城】
《Qasr Mushatta》ヨルダン中部にある城館跡。首都アンマンの南東約30キロメートルに位置する。ウマイヤ朝...
むしゃ‐どころ【武者所】
1 院の御所を警備する武士の詰め所。また、その武士。 2 建武政府が設置した京都の警備機関。新田氏一族を中心に64...
むしゃ‐にんぎょう【武者人形】
5月の端午(たんご)の節句に飾る武者姿の人形。兜(かぶと)人形。五月人形。《季 夏》
むしゃのこうじ‐さねあつ【武者小路実篤】
[1885〜1976]小説家・劇作家。東京の生まれ。トルストイに傾倒し、志賀直哉らと雑誌「白樺」を創刊。のち人道主...
むしゃのこうじ‐せんけ【武者小路千家】
千家流茶道の分派の一。千宗旦の次男一翁宗守が、京都武者小路で官休庵1世を称したのに始まる。
むしゃのこうじ‐どおり【武者小路通り】
京都市上京区を東西に走る道路の呼び名。東の烏丸(からすま)通りから西の小川通りに至る、全長約500メートルの短い通...
むしゃ‐ばしり【武者走り】
1 城壁や城のまわりの土手の内側に設けた通路。また、天守閣の各層の外壁の内側に設けられた通路。 2 軍船の舳(へさ...
むしゃ‐ぶぎょう【武者奉行】
戦国時代、兵士を統率して軍の指揮をつかさどった役。
むしゃ‐ぶり【武者振り】
1 武士が鎧(よろい)・兜(かぶと)をつけた雄々しい姿。 2 武士にふさわしい態度や行動。
むしゃぶり‐つ・く
[動カ五(四)]《「むさぶりつく」の音変化》夢中でしがみつく。すがりついて、離れまいとする。「母親に—・いて泣く」...
むしゃ‐ぶるい【武者震い/武者振るい】
[名](スル)戦いや重大な場面に臨んで、興奮のためにからだが震えること。「スタートラインに立って、思わず—する」
む‐しゃべつ【無差別】
[名・形動]「むさべつ(無差別)」に同じ。「流石(さすが)に天道是非—といいがたけれど」〈一葉・やみ夜〉
むしゃ‐まど【武者窓】
武家屋敷で、表長屋の外壁に設けた、太い縦または横の格子の入った窓。武家窓。
むしゃ‐むしゃ
[副] 1 勢い込んで食べるさま。また、無作法に食べるさま。「手づかみで—(と)食べる」 2 毛などが乱れもつれて...
むしゃ‐りんどう【武佐竜胆】
シソ科の多年草。本州中部以北の草原に自生。高さ15〜40センチ。茎は四角柱で、葉は対生し、線形でつやがある。夏、紫...
むしゃ‐わらじ【武者草鞋】
⇒ごんず草鞋(わらじ)
むし‐やき【蒸(し)焼(き)】
材料を容器などに密閉し、間接的に熱を加えて焼くこと。またそのように焼いたもの。「魚を—にする」
むし‐やしない【虫養い】
《腹の虫に食物を与える意》空腹を一時的にしのぐこと。また、その食物。他の欲望についてもいう。虫押さえ。
む‐しゅ【無主】
所有者がないこと。また、主体となるものがないこと。