胸(むね)が熱(あつ)くな・る
感動がこみ上げてきて、胸がじいんとする。「—・って涙が溢れる」
胸(むね)が痛(いた)・む
心に苦痛を感じる。心配事などで苦しい思いをする。「難民の報道に—・む」
胸(むね)が一杯(いっぱい)にな・る
悲しさやうれしさなどで心が満たされる。胸がつまる。「初優勝の感激で—・る」
胸(むね)が躍(おど)・る
期待や興奮で心が弾む。わくわくする。「旅行のことを考えると—・る」
胸(むね)が裂(さ)・ける
悲しみや憎しみなどで、胸が張り裂けるような苦痛を感じる。
胸(むね)が騒(さわ)・ぐ
不安や期待などで心が落ち着かない思いがする。むなさわぎがする。「身を案じて—・ぐ」
胸(むね)が締(し)め付(つ)け◦られる
悲しみや不安などで胸が圧迫されたように苦しくなる。「災害報道に—◦られる思いだ」
胸(むね)がす・く
心が晴れやかになる。すっとする。「—・く逆転ホームラン」
胸(むね)がつか・える
1 食べた物が食道につまる。 2 悲しみや心配事などのために胸が圧迫されるように苦しくなる。「悲しい思い出に—・える」
胸(むね)が潰(つぶ)・れる
悲しみや驚きなどで、心がしめつけられる思いがする。「突然の悲報に—・れる」
胸(むね)がつま・る
心配や悲しみごとなどで感情が高ぶり、胸が苦しくなる。「—・り、言葉が出てこない」
胸(むね)が轟(とどろ)・く
心臓がどきどきする。心がときめく。「大試合を前に—・く」
胸(むね)が走(はし)・る
⇒走る12
胸(むね)が張(は)り裂(さ)・ける
悲しみや苦しみなどで心がいっぱいになる。「愛犬の死に—・けそうだ」
胸(むね)が晴(は)・れる
わだかまりが消え、晴れ晴れとした気持ちになる。「言いたいことを言ったので、—・れる」
胸(むね)が塞(ふさ)が・る
不安や心痛などで胸が詰まるように感じる。「暗いニュースに—・る」
胸(むね)が焼(や)・ける
胃のあたりが熱く感じられる。胸焼けがする。「食べ過ぎで—・ける」
むね‐がわら【棟瓦】
「むながわら」に同じ。
胸(むね)が悪(わる)・い
1 吐きけがする。 2 むかむかするほど腹立たしい。「思い出すだけでも—・くなる」