もえ【燃え】
燃えること。燃えるぐあい。「たき火の—が悪い」
もえ【萌え】
ある人や者に対して抱く、強い愛着心・情熱・欲望などの気持ちをいう俗語。必ずしも恋愛感情を意味するものではない。「—...
もえ‐あが・る【燃(え)上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 燃えて、炎が高く上がる。「風にあおられてたちまち—・った」 2 感情などが激しく高揚する。「...
もえ‐い・ず【萌え出づ】
[動ダ下二] 1 草木が芽を出しはじめる。芽ぐむ。「石(いは)走る垂水の上のさわらびの—・づる春になりにけるかも」...
もえ‐い・ず【燃え出づ】
[動ダ下二]燃えはじめる。また、燃えて外に現れる。「猛火俄に—・で」〈太平記・一一〉
もえ‐かす【燃え滓】
燃えたあとに残るもの。もえがら。「線香の—」
もえ‐がら【燃(え)殻】
燃えたあとに残ったもの。もえかす。
もえ‐キャラ【萌えキャラ】
俗に、萌えを感じさせる漫画・アニメなどのキャラクター。
もえ‐ぎ【萌え木】
若葉の芽吹きはじめた木。「老いにけり庭の—の木暗きにそこはかとなき涙止まらで」〈為頼集〉
もえ‐ぎ【萌葱/萌黄】
《葱(ねぎ)の萌え出る色の意》 1 黄と青の中間色。もえぎいろ。もよぎ。 2 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに1...
もえぎ‐いろ【萌葱色】
「萌葱1」に同じ。
もえぎ‐おどし【萌葱威】
鎧(よろい)の威の一。萌葱色の組糸で威したもの。もえぎいとおどし。
もえぎ‐におい【萌葱匂】
1 鎧(よろい)の威(おどし)の一。上から下へしだいに萌葱色を薄くしたもの。もえぎにおいおどし。 2 女房の装束ま...
もえ‐ぐい【燃え杭/燼】
《「もえくい」とも》燃え残りの木。もえさし。
もえ‐くさ【燃え種】
火を燃やしつけたり、燃やすための草木などの材料。燃料。
燃(も)え杭(ぐい)には火(ひ)がつきやすい
一度関係のあった者は、いったん縁が切れたあとでも、また、もとの状態にかえりやすい。多く男女の関係にいう。
もえ‐こが・る【燃え焦がる】
[動ラ下二]恋いこがれる。また、苦しみもだえる。「つきせぬ瞋恚(しんい)の炎に—・れて」〈宇治拾遺・一一〉
もえ‐さか・る【燃(え)盛る】
[動ラ五(四)] 1 盛んに燃える。「—・る火の手」 2 感情が激しく高まる。「怒りが—・る」「—・る情念」
もえ‐さし【燃え止し】
燃えきらないままで残ったもの。もえのこり。「薪の—」
もえ‐しゃ【萌え車】
⇒痛車
もえ‐そで【萌え袖】
セーターやアウターなどを、袖口から手を完全に出さずに着ること。また、そのように着る大きめの衣服や袖丈の長い衣服の袖...
もえ‐た・つ【萌え立つ】
[動タ五(四)]草木が盛んに芽ぶく。「嫁菜餅草の誰はばからず—・つなど」〈露伴・いさなとり〉
もえ‐た・つ【燃(え)立つ】
[動タ五(四)] 1 盛んに燃える。激しく燃え上がる。また、赤い色などが、炎のように輝くたとえにいう。「全山が紅葉...
もえ‐だ・す【萌え出す】
[動サ五(四)]草木の芽が出はじめる。萌え出る。「若草が—・す」
もえ‐だ・す【燃(え)出す】
[動サ五(四)]燃えはじめる。「たき火が—・す」
もえつき‐しょうこうぐん【燃(え)尽き症候群】
⇒バーンアウトシンドローム
もえつきたちず【燃えつきた地図】
安部公房の長編小説。昭和42年(1967)刊。失踪した男の調査を依頼された興信所員の「ぼく」が、徐々に失踪者の手が...
もえ‐つ・きる【燃(え)尽きる】
[動カ上一][文]もえつ・く[カ上二] 1 すっかり燃えてしまう。「油が—・きる」 2 盛り上がっていた感情がその...
もえ‐つ・く【燃(え)付く】
[動カ五(四)]火がつく。火が燃え移る。「火が着物に—・く」
もえ・でる【萌え出る】
[動ダ下一]草木が芽を出す。萌えだす。「ヤナギが—・でる」
モエナモティ‐いせき【モエナモティ遺跡】
《Mainamoti Ruins》バングラデシュ東部の都市クミッラの郊外にある仏教遺跡。インドとの国境に近い丘陵地...
もえ‐のこり【燃(え)残り】
燃えきらないで残ったもの。もえさし。
もえ‐ひろが・る【燃(え)広がる】
[動ラ五(四)]しだいに広く燃える。また、物事などが大きく広がっていく。「山火事が—・る」「自由化の気運が—・る」
も‐えび【藻蝦】
クルマエビ科の甲殻類。体長12センチくらい。全体に淡青緑または淡黄色で、内湾のアマモなどの生える泥底に多い。食用。
もえもしり‐とう【萌茂尻島】
歯舞群島西部の無人島。第二次大戦後はソ連、のちにロシア連邦の統治下。
モエモンシンホ
⇒マイメンシン
モエラキ‐ボルダー
ニュージーランド南島南東部の海岸にある奇岩群。オアマルの南約40キロメートルに位置する。直径1〜2メートル程度のほ...
も・える【萌える】
[動ア下一][文]も・ゆ[ヤ下二] 1 草木が芽を出す。芽ぐむ。「若草—・える野山」 2 俗に、ある物や人に対し、...
も・える【燃える】
[動ア下一][文]も・ゆ[ヤ下二] 1 火がついて炎が立つ。燃焼する。「紙が—・える」「ストーブの火が—・える」 ...
もえるこい【燃える恋】
《原題、(ドイツ)Brennende Liebe》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるマズルカのリズムをもつポルカ...
もえる‐こおり【燃える氷】
《氷状の物質で燃えるところから》メタンハイドレートのことをいう。
もえるへいげん【燃える平原】
《原題、(スペイン)El llano en llamas》ルルフォの短編集。雑誌「パン」に掲載された短編小説をまと...
モエレぬま‐こうえん【モエレ沼公園】
北海道札幌市にある公園。基本設計はイサム=ノグチ。平成17年(2005)完成。園内のモエレ山からは札幌市内が一望できる。
もえ‐わた・る【萌え渡る】
[動ラ四]草木が一面に芽吹く。ことごとく芽ぐむ。「—・る草木もあらぬ春辺には」〈宇津保・春日詣〉
もえ‐わた・る【燃え渡る】
[動ラ四] 1 絶えず火が燃えつづける。また、一面に燃え広がる。「—・る火のほとりにはありながら」〈延宝版宇津保・...
モヘンジョ‐ダロ
パキスタン南東部、シンド州のインダス川下流にあるインダス文明の代表的都市遺跡。1922年に発見された。前3000年...
モエン‐とう【モエン島】
《Moen》ウエノ島の旧称。
モイェンド
ペルー南部の都市。太平洋に面し、アレキパの外港として開かれたが、水深が浅いため、港湾機能は北西15キロメートルのマ...