モラ
《「モーラ」とも》カリブ海のサンブラス諸島に住むクーナ族の女性が着る、抽象的な図柄のあるブラウス。また、その図柄。...
モラ
⇒ムルテン
もらい【貰い】
1 もらうこと。また、その金や品物。特に客からもらう祝儀。「あわてる乞食(こじき)は—が少ない」「一座敷で一本が自...
モライ
ペルー南部の町マラスの郊外にあるインカ帝国時代の遺跡。大小四つのすり鉢状のくぼみがあり、農業試験場の一種だったと考...
もらい‐う・ける【貰い受ける】
[動カ下一][文]もらひう・く[カ下二]もらって自分のものにする。「子犬を—・ける」
もらい‐ご【貰い子】
他人の子をもらい、自分の子として育てること。また、その子。もらいっこ。
もらい‐さげ【貰い下げ】
もらいさげること。特に、警察に拘留されている者の身柄を引き取ること。
もらい‐さ・げる【貰い下げる】
[動ガ下一][文]もらひさ・ぐ[ガ下二]役所などから下げ渡してもらう。また特に、警察に拘留されている者の身柄を引き...
もらい‐じこ【貰い事故】
相手方に原因のある交通事故。
もらい‐た・める【貰い溜める】
[動マ下一][文]もらひた・む[マ下二]物をもらってたくわえる。「—・めし小銭など取りあつめ」〈露伴・いさなとり〉
もらい‐ぢち【貰い乳】
《「もらいちち」とも》母乳が出ないときなどに、他の女性から乳をもらって子に飲ませること。もらいぢ。
もらい‐ぢ【貰い乳】
「もらいぢち」に同じ。「—の不自由さ」〈浮・織留・六〉
もらいっ‐ぱなし【貰いっ放し】
物をもらったまま、その返礼をしないこと。
もらい‐て【貰い手】
もらい受ける人。「子犬の—を探す」
もらい‐どし【貰い年】
厄年(やくどし)をのがれるため、実際よりも多く年を取っているように言うこと。また、その自称する仮の年齢。
もらい‐なき【貰い泣き】
[名](スル)他人の泣くのに誘われて自分も一緒に泣くこと。
もらい‐なみだ【貰い涙】
もらい泣きして流す涙。
もらい‐び【貰い火】
1 よそから出た火事で自分の家も焼けること。類焼。 2 よそから火種をもらうこと。
もらい‐みず【貰い水】
よそから水をもらうこと。また、その水。
もらい‐むこ【貰い婿】
他家から男子を迎えて婿にすること。また、その婿。養子。 [補説]狂言の曲名別項。→貰聟(もらいむこ)
もらいむこ【貰聟】
狂言。酒に酔って妻を追い出した男が、酔いが覚めて舅(しゅうと)の家へ妻をもらいにいき、引き止める舅を打ち倒して夫婦...
もらい‐もの【貰い物】
人から物をもらうこと。また、その物。到来物。いただき物。頂戴物。
もらい‐ゆ【貰い湯】
1 よその家の風呂に入れてもらうこと。 2 江戸時代、正月と盆の16日の銭湯。この日、三助(さんすけ)が客からの祝...
もらい‐わらい【貰ひ笑ひ】
他人が笑うのにつりこまれて一緒に笑うこと。「腰元衆の—」〈浄・栬狩剣本地〉
もら・う【貰う】
[動ワ五(ハ四)] 1 贈られたり頼んだりして受け取り、自分のものとする。「金を—・う」「便りを—・う」「賞を—・...
もら・う【守らふ】
[動ハ四]《動詞「守(も)る」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」がついて一語化したもの》じっと見つめている。うかがっ...
貰(もら)う物(もの)は夏(なつ)も小袖(こそで)
貰うものならば、その季節には不要な綿入れであってもよい。人から貰うものならば、なんでもよい。戴くものは夏も小袖。
モラエス
[1854〜1929]ポルトガルの海軍軍人・日本文化研究家。明治31年(1898)来日、神戸・大阪領事となり、日本...
もら‐か・す【貰かす】
[動サ四]《動詞「もらう」に接尾語「かす」の付いた「もらわかす」の音変化》もらわせる。つかわす。やる。「死んだあく...
もら・す【漏らす/洩らす】
[動サ五(四)] 1 液体などを漏れるようにする。こぼす。「水も—・さぬ備え」 2 秘密や隠していることを知らせる...
モラセス
「糖蜜1」に同じ。
モラトゥワ
スリランカ南西部の都市。コロンボの南郊に位置し、インド洋およびボルゴダ湖に面する。英国統治時代にココヤシのプランテ...
モラトリアム
1 支払猶予。法令により、金銭債務の支払いを一定期間猶予させること。戦争・天災・恐慌などの非常事態に際して信用制度...
モラトリアム‐にんげん【モラトリアム人間】
年齢では大人の仲間入りをするべき時に達していながら、精神的にはまだ自己形成の途上にあり、大人社会に同化できずにいる人間。
モラ‐ハラ
「モラルハラスメント」の略。
モラバ
チェコ東部、ドナウ川に注ぐモラバ川に沿う地域。9世紀に大モラビア王国があった。1918年にチェコスロバキアの一部と...
モラバ‐がわ【モラバ川】
《Morava》チェコ東部のモラバ地方に発する川。チェコとスロバキア、スロバキアとオーストリアとの国境を南下し、ド...
モラビア
[1907〜1990]イタリアの小説家。心理主義的な写実描写により、現代人の倦怠(けんたい)と退廃を鋭く描き出した...
モラビア
モラバの英語名。
モラビアにじゅうしょうきょくしゅう【モラビア二重唱曲集】
《原題、(チェコ)Moravské dvojzpěvy》ドボルザークの歌曲集。1876年作曲。全13曲。歌詞はモラ...
モラベック‐の‐パラドックス
《Moravec's paradox》人工知能にとって、数学的思考や論理的思考など、専門的で高度な推論を行うことよ...
モラリスティック
[形動]教訓的。道徳主義の。「—な世界観」
モラリスト
1 道徳的な人。道徳家。 2 16〜18世紀のフランスで、人間性と道徳についての思索を随想などの形で書き記した人々...
モラリティー
道徳。また、道徳性。倫理性。
モラル
道徳。倫理。「—に欠ける」
モラール‐アップ
《(和)morale+up》職場などでの労働意欲の向上、士気向上をはかること。
モラル‐コンパス
倫理基準。
モラル‐てい【モラル邸】
《Casa del Moral》ペルー南部の都市アレキパの市街中心部にある邸宅。18世紀、白い火成岩を用いてバロッ...
モラル‐ハザード
《道徳の欠如、倫理の欠如の意》金融機関や預金者が道徳的節度を失って行動すること。金融機関が過当競争から預金保険制度...
モラル‐ハラスメント
暴力は振るわず、言葉や態度で嫌がらせをし、いじめること。精神的暴力。精神的虐待。モラハラ。