もり‐つよし【森毅】
[1928〜2010]数学者。東京の生まれ。解析学を専門とし、京都大学教授などを務めるかたわら、教育問題や歌舞伎な...
もりと‐たつお【森戸辰男】
[1888〜1984]社会学者。広島の生まれ。大正9年(1920)論文「クロポトキンの社会思想の研究」が危険思想の...
もりとみずうみのまつり【森と湖のまつり】
武田泰淳の長編小説。アイヌ民族のアイデンティティーを主題とする。昭和30年(1955)から昭和33年(1958)に...
もり‐ど【盛(り)土】
⇒もりつち(盛り土)
もり‐どの【盛殿】
神にささげる供物を調える所。盛屋(もりや)。 伊勢神宮で、祭使・寮官が直会殿(なおらいどの)で賜る酒食を盛り調える殿舎。
モリナ
[1535〜1600]スペインのスコラ学者・イエズス会士。神の恩恵と人間の自由意志との関係を論じ、今日にまで影響を...
もりなが‐しんのう【護良親王】
[1308〜1335]後醍醐天皇の第1皇子。名は「もりよし」とも。落飾して天台座主(ざす)となり、尊雲と号す。元弘...
もりなが‐ていいちろう【森永貞一郎】
[1910〜1986]官僚・銀行家。宮崎の生まれ。大蔵省に入省し主計局長や事務次官を歴任。退官後は日本輸出入銀行の...
もりのしずけさ【森の静けさ】
《原題、(チェコ)Klid》ドボルザークのピアノ連弾曲「ボヘミアの森から」の第5曲。作曲者自身による、チェロとピア...
もりのじょうけい【森の情景】
《原題、(ドイツ)Waldszenen》シューマンのピアノ曲集。全9曲。1848年から1849年にかけて作曲。ハイ...
もりのせいか【森の聖歌】
《原題A Forest Hymn》米国の詩人ブライアントの詩集。1825年発表。別邦題「森の讃歌(さんか)」。
もりのせいかつ【森の生活】
《原題Walden, or Life in the Woods》ソローの随筆。1854年刊。マサチューセッツ州ウォ...
もり‐の‐バター【森のバター】
アボカドのこと。濃厚な味わいや、脂肪分が豊富なことから。
もりのひと【森の人】
大岡玲の連作短編集。平成6年(1994)刊。表題作のほか、「とうちゃんの木」「白檀の小箱」など、樹木のイメージをモ...
もりのみや‐いりょうだいがく【森ノ宮医療大学】
大阪市にある私立大学。平成19年(2007)に開学した。保健医療学部の単科大学。
もり‐の‐みやこ【杜の都】
宮城県仙台市の異称。江戸時代に伊達政宗が植林を奨励し、屋敷林が多くみられたことから。
もり‐は【森派】
自由民主党の派閥の一。清和政策研究会の平成10年(1998)から同18年における通称。かつて権勢をふるった平成研究...
もり‐はなえ【森英恵】
[1926〜2022]服飾デザイナー。島根の生まれ。映画の衣装を数多く手がけた後、海外に進出。蝶(ちょう)の図案を...
もり‐は・む【もり食む】
[動マ四]もぎとって食う。「我が門の榎(え)の実—・む百ち鳥千鳥は来れど君ぞ来まさぬ」〈万・三八七二〉
もり‐ばな【盛(り)花】
1 生け花で、水盤や平かごなどの、丈の低い口の広い花器に盛るようにして生ける生け方。また、その花。 2 盛り塩のこと。
もりひさ【盛久】
謡曲。四番目物。観世十郎元雅作。長門本平家物語などに取材。捕らえられて鎌倉へ送られた平家の主馬判官盛久が、清水観音...
モリブデン
クロム族元素の一。単体は銀白色の金属で硬く、融点がきわめて高い。主要鉱石は輝水鉛鉱。生物体にも少量含まれ、植物では...
モリブデン‐えんこう【モリブデン鉛鉱】
鉛とモリブデンの酸化物からなる鉱物。灰色から赤褐色の板状結晶で、正方晶系。
モリブデン‐こう【モリブデン鋼】
モリブデンを加えた合金鋼。高温強度・耐磨耗性などが増し、ステンレス鋼・耐熱鋼・高速度鋼などとして機械部品・工具鋼な...
もり‐べ【守部】
守る者。山野・陵墓・関所などの番人。「鳥網(となみ)張り—をすゑて」〈万・四〇一一〉
もり‐まさあき【森祇晶】
[1937〜 ]プロ野球選手・監督。岐阜の生まれ。昭和30年(1955)巨人に入団。捕手として活躍し、9年連続日本...
もり‐まさゆき【森雅之】
[1911〜1973]俳優。北海道の生まれ。本名、有島行光(ゆきみつ)。有島武郎の長男。築地小劇場・文学座などに参...
もり‐まり【森茉莉】
[1903〜1987]小説家・随筆家。東京の生まれ。森鴎外の長女。鴎外の思い出をつづった「父の帽子」で日本エッセイ...
もり‐みつこ【森光子】
[1920〜2012]女優。京都の生まれ。本名、村上美津。はじめ子役として映画に出演、昭和36年(1961)舞台「...
もりむら‐せいいち【森村誠一】
[1933〜2023]推理作家。埼玉の生まれ。ホテル勤務ののち、ホテルを舞台とした「高層の死角」で江戸川乱歩賞を受...
もりもと【森本】
姓氏の一。 [補説]「森本」姓の人物森本薫(もりもとかおる)森本六爾(もりもとろくじ)
もりもと‐かおる【森本薫】
[1912〜1946]劇作家。大阪の生まれ。豊かな構成力と機知に富んだ対話による新鮮な作風で知られた。作「華々しき...
もりもと‐ろくじ【森本六爾】
[1903〜1936]考古学者。奈良の生まれ。昭和4年(1929)東京考古学会を組織し、雑誌「考古学」を創刊。弥生...
もり‐もの【盛(り)物】
1 膳(ぜん)に食物を盛った物。 2 神仏に供える供物。
もり‐もり
[副] 1 旺盛(おうせい)な食欲でどんどん食べるさま。「—(と)食べる」 2 盛んな意欲で物事をするさま。「—(...
もりや【守谷】
茨城県南西部の市。利根川の北岸に位置し、関東鉄道常総線が通じる住宅都市。人口6.2万(2010)。
もり‐やく【守(り)役】
もりをする役。また、その人。
もりや‐し【守谷市】
⇒守谷
もりやま【守山】
滋賀県、琵琶湖南東岸の市。もと中山道の宿場町。琵琶湖大橋によって大津市堅田(かたた)とつながる。古歌には「もるやま...
もりやま【守山】
名古屋市北東端部の区名。もと守山市。住宅地。竜泉寺がある。
もりやま‐く【守山区】
⇒守山
もりやま‐し【守山市】
⇒守山
もりやま‐つねたろう【守山恒太郎】
[1880〜1912]野球選手。東京の生まれ。一高で速球とドロップを駆使して活躍。練習で学校のれんが塀(べい)にボ...
もりやま‐は【森山派】
自由民主党の派閥の一。近未来政治研究会の令和3年(2021)以降の通称。石原派会長の石原伸晃(のぶてる)自身の衆院...
もりやま‐みやこ【森山京】
[1929〜2018]児童文学作家。東京の生まれ。コピーライターを経て作家となる。「まねやのオイラ旅ねこ道中」で平...
もりよし‐ざん【森吉山】
秋田県北部にある山。奥羽山脈と出羽山地のほぼ中間にあり、那須火山帯に属する楯状火山。標高1454メートル。外輪山の...
もりよし‐しんのう【護良親王】
⇒もりながしんのう(護良親王)
もり‐よしろう【森喜朗】
[1937〜 ]政治家。石川の生まれ。昭和44年(1969)衆議院議員に初当選。文相・通産相・建設相などを歴任。平...
もり‐らんまる【森蘭丸】
[1565〜1582]安土桃山時代の武士。美濃の人。織田信長に小姓として仕え、本能寺の変で信長とともに戦死。
もり‐れいこ【森礼子】
[1928〜2014]小説家・劇作家。福岡の生まれ。本姓、川田。新劇やテレビの脚本でも活躍。「モッキングバードのい...