や‐ぐ【夜具】
夜、寝るときに用いる布団・毛布などの総称。寝具。
や・ぐ
[接尾]《動詞五(四)段型活用》名詞や形容詞の語幹などに付いて、そのような状態を呈する、そのような状態になるように...
や‐ぐち【矢口】
1 狩り場の口開けに、初めて矢を射ること。また、そのときにする神事や儀式。「其所に於て山神—等を祭らる」〈吾妻鏡・...
やぐち【矢口】
姓氏の一。 [補説]「矢口」姓の人物矢口史靖(やぐちしのぶ)矢口高雄(やぐちたかお)
やぐち‐しのぶ【矢口史靖】
[1967〜 ]映画監督。神奈川の生まれ。16ミリ長編「裸足のピクニック」で劇場映画監督デビュー。男子高校のシンク...
やぐち‐たかお【矢口高雄】
[1939〜2020]漫画家。秋田の生まれ。本姓、高橋。釣りをテーマにした「釣りキチ三平」がヒット。自然と人間のか...
やぐち‐の‐まつり【矢口の祭(り)】
矢開きのとき、黒・白・赤の3色の餅(もち)を供えて山の神を祭り、射手などに饗応すること。
やぐち‐の‐わたし【矢口の渡】
多摩川にあった渡し場。東京都大田区矢口(異説に東京都稲城市矢野口)にあったという。正平13=延文3年(1358)新...
や‐ぐら【櫓/矢倉】
1 武器を入れておく倉庫。矢の倉。兵庫。 2 城門や城壁の上につくった一段高い建物。敵状の偵察や射撃のための高楼。...
や‐ぐら【谷倉】
1 谷間の斜面の岩壁に穴をあけて物を貯蔵する所としたもの。いわむろ。 2 鎌倉・室町時代、山腹につくった横穴式の墓...
やぐら‐おとし【櫓落(と)し】
1 要塞(ようさい)の櫓を突き崩すのに用いる柄の長い槍(やり)。長柄の槍。 2 男子の髪の結い方の一。もと幕内力士...
やぐら‐がこい【矢倉囲い/櫓囲い】
将棋で、囲いの陣形の一。自陣内で王将を金将・銀将などで囲んで守る形。その形を櫓にたとえていい、金矢倉・銀矢倉・総矢...
やぐら‐ごたつ【櫓炬燵】
木で組んだ枠の上に布団を掛けた炬燵。
やぐら‐した【櫓下】
1 《江戸時代、劇場の櫓の下に、その名を書いた看板を掲げたところから》人形浄瑠璃で、紋下(もんした)のこと。また、...
やぐら‐だいこ【櫓太鼓】
相撲場または昔の劇場で、開場や閉場を知らせるために櫓の上で打つ太鼓。
やぐら‐どけい【櫓時計】
機械部が火の見櫓のような四角い台の上に置かれ、台の中に下げられた重錘(じゅうすい)を動力として動く置時計。最も初期...
やぐら‐なげ【櫓投げ】
相撲の手の一。四つに組んだ体勢からさらに踏み込み、相手の内股(うちまた)を自分の片股(かたもも)にのせてはね上げ、...
やぐら‐ぬき【櫓貫】
《「貫」は柱と柱の間を横につらぬく材》くさびのように双方から斜めに打ち込んだ貫。
やぐら‐ねぎ【櫓葱】
ネギの変種。晩春、茎を数十センチ伸ばして花を球状につけ、この花の幾つかが鱗茎(りんけい)に変わって子ネギとなって伸...
やぐら‐ぶね【櫓船】
船上に櫓を設けた和船。戦国時代の軍船などにみられる。
やぐら‐まく【櫓幕】
1 櫓に張りめぐらす幕。 2 江戸時代、劇場などの櫓の三方に張り渡した幕。正面に興行主の定紋が染め抜いてある。
やぐら‐もの【櫓物】
瓦の一。主として渡り櫓などに用いる大形のもの。
やぐら‐もん【櫓門】
1 上階に櫓をのせた門。 2 城の渡り櫓の下にある門。渡り櫓門。
櫓(やぐら)を上(あ)・げる
1 櫓を設ける。 2 芝居・相撲などのための場所を設け興行を始める。
ヤグール
メキシコ南部、オアハカ州にある遺跡。州都オアハカの東約40キロメートルに位置する。8世紀から12世紀にかけて、ミス...
や‐ぐるま【矢車】
1 軸の周囲に矢羽根を放射状に取り付け、風を受けて回るようにしたもの。端午の節句の幟竿(のぼりざお)の先につけたり...
やぐるま‐ぎく【矢車菊】
キク科の一年草。高さ30〜90センチ。茎・葉に少し白い毛をかぶり、根際から分枝する。葉は線状で全縁または多少のぎざ...
やぐるま‐そう【矢車草】
1 ユキノシタ科の多年草。深山に生え、高さ約1メートル。茎は直立し、葉は大きく、3〜5枚の小葉からなる手のひら状の...
ヤグ‐レーザー
イットリウムとアルミニウムの複合酸化物からなるガーネット構造の結晶を使用する固体レーザー。ネオジムを添加したネオジ...