や‐し【野史】
民間で編集した歴史書。野乗(やじょう)。外史(がいし)。
やし【野史】
「大日本野史(だいにほんやし)」の略称。
や‐し【椰子】
ヤシ科の単子葉植物の総称。3300種が熱帯を中心に分布。高木あるいは蔓性(つるせい)の木本。幹はふつうまっすぐ伸び...
や‐し【香具師/野師/野士/弥四】
盛り場・縁日・祭礼などに露店を出して商売したり、見世物などの興行をしたりする人。また、露天商の場所割りをし、世話を...
ヤシ
ルーマニア北東部の都市。モルドバとの国境に近く、プルート川の支流バフルイ川沿いに位置する。同国第2の都市で、かつて...
ヤシ
カザフスタンの都市トゥルキスタンの旧称。
やし
[間助]《間投助詞「や」+間投助詞「し」から。上代語》形容詞の連体形や助詞などに付いて文節末に置かれる。語勢を強め...
や‐しお【八入】
1 カエデの園芸品種。春の若葉が赤く、夏に緑色になる。 2 布を幾度も染め汁に浸して濃く染めること。また、その染め...
やしお【八潮】
埼玉県南東部の市。中川・綾瀬川に挟まれ、南は東京都に隣接。米・ネギなどの産地であったが、近年は工業地・住宅地。人口...
やしお‐おり【八入折り/八塩折り】
何度も繰り返して精製すること。また、そのもの。
やしおおり‐の‐さけ【八入折りの酒/八塩折りの酒】
何度も繰り返して醸(かも)した芳醇な酒。八醞(やしぼり)。「—を醸(か)み」〈記・上〉
やしおおり‐の‐ひもがたな【八入折りの紐刀/八塩折りの紐刀】
何度も繰り返して鍛錬した鋭い紐刀。「—を作りて」〈記・中〉
やしお‐こ【八汐湖】
栃木県北部にある湖。昭和58年(1983)鬼怒川上流に造られた川治ダムの貯水池。湛水面積22平方キロメートル。葛老...
やしお‐し【八潮市】
⇒八潮
や‐しおじ【八潮路】
多くの潮路。「—の潮の八百会(やほあ)ひに座(ま)す」〈祝詞・六月晦大祓〉
やしお‐つつじ【八潮躑躅】
1 ツツジ科の落葉低木であるアカヤシオ、シロヤシオなどの総称。本州から四国にかけての深山に自生。細かく枝分かれした...
やしお‐の‐いろ【八入の色】
いく度も繰り返し染め汁に浸して染めた濃い色。「竹敷のうへかた山は紅の—になりにけるかも」〈万・三七〇三〉
やし‐がに【椰子蟹】
オカヤドカリ科の甲殻類。甲は心臓形で、甲長12センチにも達し、ヤドカリであるが貝殻に入らない。体色は青褐色で、はさ...
や‐しき【屋敷】
1 家が建っている一区切りの土地。家屋なども含めていう。「家—を手放す」 2 土地も広く、りっぱなつくりの大きな家...
やしき‐あと【屋敷跡】
もと屋敷が建っていた跡。家跡(いえあと)。
やしき‐あらため【屋敷改】
江戸幕府の職名。書院番・小姓組の出役で、若年寄の支配に属し、屋敷に関する一切の事務をつかさどった。新地奉行。
やしき‐うち【屋敷内】
屋敷のなか。家屋の建っている敷地のなか。
やしき‐がた【屋敷方】
武家。武家方。「町方」「公家方」などに対していう。「—にてお茶の間といふに同じ」〈浮・織留・六〉
やしき‐がまえ【屋敷構え】
1 屋敷の構え方。屋敷の構造。「豪壮な—」 2 屋敷のような簡略な城。
やしき‐がみ【屋敷神】
屋敷内の一隅に祭る神。稲荷・熊野明神などが多い。
やしき‐じょちゅう【屋敷女中】
武家屋敷に奉公する女中。屋敷女。
やしき‐じろ【屋敷城】
屋敷構えの小城。
やしき‐そだち【屋敷育ち】
武家屋敷に育つこと。
やしき‐ち【屋敷地】
屋敷を建てる土地。また、もと屋敷のあった土地。
やしき‐づとめ【屋敷勤め】
武家屋敷に勤めること。武家勤め。屋敷奉公。
やしき‐ふう【屋敷風】
武家屋敷の風俗。町風に対し、やぼでもの堅い面がある。武家風。やかたふう。「今までの—はもう置いて」〈浄・合邦辻〉
やしき‐ぼうこう【屋敷奉公】
「屋敷勤め」に同じ。
やしき‐まち【屋敷町】
1 商店街などに対して、邸宅の続いている町。「閑静なお—」 2 武家屋敷が並んでいる町。屋形町。
やしき‐もの【屋敷者】
武家屋敷に住む者。また、屋敷勤めをする者。やかたもの。「どうでもこりゃ宿下がりか、何でも—ぢゃ」〈伎・色読販〉
やしき‐もり【屋敷守】
屋敷を守る人。宿守(やどもり)。
やしき‐りん【屋敷林】
屋敷の周囲に防風や防火のために植えた樹林。屋敷森(もり)。
やし‐とう【椰子糖】
サトウヤシなどの樹液からつくる、糖蜜(とうみつ)を含んだ黒褐色の砂糖。
やしない【養い】
1 やしなうこと。育てること。養育。 2 栄養となるもの。栄養物。滋養分。また、植物の肥料。「竹が熟した時に—が十...
やしない‐おや【養い親】
子をもらって養い育てた親。養父母。
やしない‐ぎみ【養ひ君】
養育する貴人の子。また、乳母(うば)が自分の養育した子をよぶ称。「—の、比叡の山に児(ちご)にておはしますが、ただ...
やしない‐ご【養い子】
養子。もらいご。
やしな・う【養う】
[動ワ五(ハ四)] 1 自分の収入で家族などが生活できるようにする。扶養する。「妻子を—・う」 2 衣食などのめん...
や‐しま【八洲/八島】
「八洲国(やしまくに)」の略。「現(あき)つ神我が大君の天の下—の中(うち)に国はしも多くあれども」〈万・一〇五〇〉
やしま【屋島】
香川県高松市北東部にある半島。溶岩台地で、南北2嶺があり、南嶺に屋島寺がある。もとは島で、源平屋島の戦いの古戦場。...
やしまがくえん‐だいがく【八洲学園大学】
神奈川県横浜市にある私立大学。平成16年(2004)に開設された通信制大学で、インターネット学習だけで卒業が可能。
やしま‐が‐はら【八島ヶ原】
霧ヶ峰の北西部に位置する高層湿原。八ヶ岳中信高原国定公園に属し、ミズゴケやツルコケモモなどさまざまな湿原植物がみられる。
やしま‐くに【八洲国】
《多くの島のある国の意》日本の国の美称。大八洲(おおやしま)。「八千矛(やちほこ)の神の命(みこと)は—妻まきかね...
やしま‐でら【屋島寺】
香川県高松市にある真言宗御室派の寺。山号は、南面山。四国八十八箇所第84番札所。天平宝字6年(762)鑑真(がんじ...
やしま‐の‐たたかい【屋島の戦い】
文治元年(1185)屋島で行われた源平の合戦。一ノ谷の戦いに敗れて屋島に逃れた平氏は、この戦いで源義経らに再び敗れ...
やしゃ【夜叉】
《(梵)yakṣaの音写》顔かたちが恐ろしく、性質が猛悪なインドの鬼神。仏教に取り入れられて仏法を守護する鬼神とな...