やすらかにいまはねむりたまえ【やすらかに今はねむり給え】
林京子の小説。長崎の兵器工場に動員された女学生達の被爆体験を描く。平成2年(1990)発表、同年第26回谷崎潤一郎...
やすらぎ【安らぎ】
穏やかなゆったりとした気分。「あわただしさの中に一時の—を見いだす」
やすら・ぐ【安らぐ】
[動ガ五(四)]安らかな気持ちになる。穏やかな気持ちになる。「気分が—・ぐ」 [動ガ下二]「やすらげる」の文語形。
やすら‐け・し【安らけし】
[形ク]穏やかである。「平らけく—・く護り奉る」〈祝詞・大殿祭〉
やすら・げる【安らげる】
[動ガ下一][文]やすら・ぐ[ガ下二]気持ちなどを穏やかにさせる。「心を—・げる音楽」
やすり【鑢】
棒状や板状の鋼鉄の面に、細かい溝を多数刻み付けて切り刃をつくった切削工具。手仕上げで工作物の表面を平らにしたり、角...
やす‐り【安利】
1 安い利息。「—で貸す」 2 利益の少ないこと。「—に甘んじる」
やすり‐がみ【鑢紙】
紙やすり。
やすり‐ばん【鑢板】
がり板のこと。やすりのような細かい刻み目がある。
やすり‐ふん【鑢粉】
金・銀・錫(すず)などの地金をやすりでおろして細かい粉にしたもの。蒔絵(まきえ)などに用いる。
やすん・じる【安んじる】
[動ザ上一]「やすんずる」(サ変)の上一段化。「安穏な生活に—・じる」
やすん・ずる【安んずる】
[動サ変][文]やすん・ず[サ変]《形容詞「やすし」の語幹に「み」を添えた「やすみ」に、動詞「す」の付いた「やすみ...
ヤスール‐さん【ヤスール山】
《Mount Yasur》バヌアツのタンナ島の山。標高361メートル。同島南東部に位置する活火山で、マグマが噴出す...