ゆか【床/牀】
1 建物の内で、根太(ねだ)を立て、地面より高く板を張った部分。そのままで、また畳や敷物などを敷いて生活する。また...
ゆ‐か【斎甕/由加】
《斎(い)み清めた容器の意か》水・酒などを入れるための、かめ。多く、祭事などに用いられた。〈和名抄〉
ゆ‐か【油価】
原油または石油の価格。「—下落」
ゆ‐かい【愉快】
[名・形動]楽しく気持ちのよいこと。おもしろく、心が浮きたつこと。また、そのさま。「—な話」「—に遊ぶ」 [派生]...
ゆか‐いた【床板】
建物の床に張ってある板。
ゆかいなかじや【愉快な鍛冶屋】
《原題、The Harmonious Blacksmith》⇒調子のよい鍛冶屋
ゆかいななかま【愉快な仲間】
《原題The Good Companions》⇒友達座
ゆかい‐はん【愉快犯】
世間を騒がせて快感を得ることを目的とする犯罪。また、その犯人。
ゆか‐うえ【床上】
建物の床の上。また、床から上。「—まで水につかる」
ゆかうえ‐しんすい【床上浸水】
洪水や津波などにより、建物の床上にまで水が入り込むこと。→床下浸水 [補説]一般的な家屋では、浸水深が50センチメ...
ゆか‐うんどう【床運動】
男女体操競技の種目の一。12メートル四方の床マットの上で、徒手体操・回転・跳躍・倒立・宙返り・平均運動などを組み合...
ゆ‐かげん【湯加減】
湯の熱さの程度。特に、風呂のわきぐあい。「ちょうどよい—」
ゆかし・い【床しい/懐しい】
[形][文]ゆか・し[シク]《動詞「行く」の形容詞化。心ひかれ、そこに行きたいと思う意。「床」「懐」は当て字》 1...
ゆか‐した【床下】
建物の床の下。えんのした。
ゆかした‐しゅうのう【床下収納】
建物の床下につくる貯蔵場所。室内よりも比較的低温であることから、食品などの貯蔵に多く使用される。
ゆかした‐しんすい【床下浸水】
洪水や津波などにより、建物の床下に水が入り込むこと。→床上浸水
ゆか‐じょうるり【床浄瑠璃】
歌舞伎で、特に舞台に床を張り出して、浄瑠璃の出語りをすること。また、その浄瑠璃。
ゆ‐かた【浴衣】
《「ゆかたびら(湯帷子)」の略》木綿の単(ひとえ)の着物。夏のふだん着として、また、湯上がりに着用する。《季 夏》...
ゆかた‐がけ【浴衣掛(け)】
浴衣を無造作に着ること。また、浴衣だけのくつろいだ姿。《季 夏》
ゆかた‐じ【浴衣地】
浴衣に用いられる布地。多くは白地・藍(あい)地の中形(ちゅうがた)や絞り染めの木綿地。
ゆかた‐ぞめ【浴衣染(め)】
浴衣特有の模様に染めること。また、染めたもの。
ゆ‐かたびら【湯帷子】
昔、入浴の際、または入浴後に着た、麻や木綿の単(ひとえ)。湯具。ゆかた。
ユカタン‐はんとう【ユカタン半島】
《Yucatán》中央アメリカ東部の半島。メキシコ湾とカリブ海とを分かつ。大部分はメキシコに、一部はグアテマラとベ...
ゆか‐だんぼう【床暖房】
床下に温水パイプや電熱器を巡らせ、床を加熱して暖房する方式。室内の空気を強制的に対流させる暖房方式とは異なり、放射...
ゆか‐づか【床束】
1階の床を支える束(つか)。床下の柱。
ゆか‐ばり【床張り】
《「ゆかはり」とも》床を板などで張ること。また、床を張った所。
ゆか‐ばり【床梁】
床板を支えている梁。
ゆか‐ほん【床本】
《「ゆかぼん」とも》義太夫節の太夫(たゆう)が床2で語るときに使う、舞台用の比較的大形の義太夫本。
ゆがま【湯釜】
草津白根山頂にある火口湖。直径約300メートルで湖水は強酸性。付近に水釜(みずがま)・涸釜(かれがま)の二つの火口...
ゆ‐かむり【湯被り】
頭に手ぬぐいを乗せ、その上から柄杓(ひしゃく)で湯をかぶる入浴方法。鳥取の岩井温泉に古くから伝わる風習。
ゆか‐めん【床面】
1 床の表面。 2 「床面積」の略。
ゆか‐めんせき【床面積】
建物の床の部分の面積。床面。
ゆか‐もの【由加物/斎甕物】
神事の供え物を入れる器物。また、その供え物。
ゆかもの‐の‐つかい【由加物の使】
大嘗祭(だいじょうさい)に先だち、由加物の製造・運送などを監督するために諸国に遣わされた使者。
ゆかり【縁/所縁】
1 なんらかのかかわりあいやつながりのあること。因縁。「縁(えん)も—もない」「文豪—の地」「—の者を頼って上京す...
ゆかり‐の‐いろ【縁の色】
《古今集・雑上の「紫の一本(ひともと)ゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る」から》紫色。「春も惜し花をしるべに...
ゆかり‐むつび【縁睦び】
1 血縁のある者が親しく交わること。「げに殊なることなき—にぞあるべけれど」〈源・蜻蛉〉 2 血縁どうしの結婚。「...
ゆか・る【縁る】
[動ラ四]《名詞「ゆかり」の動詞化》縁がある。縁がつながる。「武士にて—・りつつかはれて」〈愚管抄・四〉
ユカワ
《湯川秀樹にちなむ》原子物理学で用いられる長さの単位。1ユカワは10兆分の1すなわち10−13センチ。記号Y フェルミ。
ゆ‐かわあみ【斎川浴み】
身を浄めるために川で水を浴びること。「諸(もろもろ)の氏姓の人等、—斎戒(きよまは)りて」〈允恭紀〉
ゆかわ‐ひでき【湯川秀樹】
[1907〜1981]理論物理学者。東京の生まれ。小川琢治の三男。京大教授。中間子の存在を予言し、坂田昌一・武谷三...
ゆかわ‐りゅうし【湯川粒子】
⇒π中間子
床(ゆか)を踏(ふ)み鳴(な)ら・す
劇場や集会などで、大勢が床を勢いよく踏んで音を立てる。不満や反感などを表すしぐさ。「—・して抗議する」
ゆ‐かん【湯灌】
[名](スル)仏葬で、死体を棺に納める前に湯水でぬぐい清めること。湯洗い。 [補説]使用する湯は逆さ水(水に熱湯を...
ゆかん‐ば【湯灌場】
江戸時代、湯灌を行うために寺院内に建てられた小屋。