ゆめまくら‐ばく【夢枕獏】
[1951〜 ]小説家。神奈川の生まれ。本名、米山峰夫。伝奇小説「魔獣狩り」に始まるサイコダイバーシリーズでベスト...
ゆめ‐まつり【夢祭(り)】
悪夢を見たとき、災いのないように祈る祭り。
ゆめ‐まぼろし【夢幻】
夢とまぼろし。非常にはかないことのたとえ。むげん。「—と消える」
ゆめ‐み【夢見】
夢を見ること。また、見た夢。「—が悪い」
ゆめみがさき‐どうぶつこうえん【夢見ケ崎動物公園】
神奈川県川崎市にある動物園。昭和49年(1974)開園。小形の動物を中心に飼育する。
ゆめみ‐がち【夢見勝ち】
[形動]夢のようなことばかり考えているさま。「—な少女」
ゆめみ‐ごこち【夢見心地】
「夢心地」に同じ。
夢見(ゆめみ)騒(さわ)が・し
「夢騒がし」に同じ。「今宵、—・しく見えさせ給ひつれば」〈源・浮舟〉
ゆめみ‐づき【夢見月】
陰暦3月の異称。《季 春》
ゆめみなと‐こうえん【夢みなと公園】
鳥取県境港市にある公園。平成9年(1997)に開催された山陰夢みなと博覧会の跡地を整備して、平成10年(1998)...
ゆめ・みる【夢見る】
[動マ上一][文][マ上一]夢を見る。また、あってほしいことを心に思い浮かべる。「パイロットになることを—・みる」
ゆめ・む【夢む】
[動マ上二]「夢見る」に同じ。「永久(とこしえ)の天を—・むといえども」〈独歩・わかれ〉
ゆめ‐むし【夢虫】
蝶(ちょう)の異称。「—の命惜しまれ」〈浮・諸艶大鑑・六〉
ゆめ‐ものがたり【夢物語】
1 見た夢を語ること。また、その内容。夢話。夢語り。 2 夢のような、現実的でない話。夢語り。「結局—に終わる」
ゆめものがたり【夢物語】
江戸後期の評論。1巻。高野長英著。天保9年(1838)起稿。モリソン号事件に対する幕府の処置を、夢に託して批判した...
ゆめ‐ゆめ
[副]《副詞「ゆめ」を繰り返して意味を強めた語。「努努」「努力努力」などとも当てて書く》 1 (あとに禁止を表す語...
夢(ゆめ)を合(あ)わ・す
見た夢を考え合わせて吉凶を占う。夢占いをする。「自ら御—・せられて、憑敷(たのもし)くこそ思しめされけれ」〈太平記・三〉
夢(ゆめ)を描(えが)・く
将来への希望を心に描く。「卒業後の—・く」
ゆめをかいます【夢を買ひます】
丸谷才一の短編小説。「新潮」誌、昭和62年(1987)12月号に発表。
夢(ゆめ)を託(たく)・す
自分の希望を他人にゆだね、実現することを願う。「息子にピアニストの—・す」
夢(ゆめ)を◦見(み)る
1 夢1を体験する。 2 夢のようにはかない、また思いがけないことにあう。 3 未来について空想する。「学者になる...
夢(ゆめ)を結(むす)・ぶ
夢を見る。また、眠りにつく。「やすらかに—・ぶ」
ゆめん‐けい【油面計】
⇒液面計
ゆ‐もじ【湯文字】
《女房詞から》 1 女性が入浴のときに身につけた単(ひとえ)。湯具。ゆまき。ゆかたびら。 2 女性の腰巻き。
ゆ‐もと【湯元/湯本】
温泉地で、温泉のわき出るおおもと。また、温泉がわき出る土地。地名・温泉名となっているものが多い。
ゆ‐もみ【湯揉み】
大きな浴槽の中の湯を、厚板などを使ってかき回し、適温にすること。草津温泉の名物。
ゆ‐や【湯屋】
1 (「斎屋」とも書く)浴場のある建物。特に、社寺などに参籠するとき、斎戒沐浴(さいかいもくよく)あるいは休息する...
ゆや【熊野/湯谷】
謡曲。三番目物。平宗盛の愛人熊野は、東国にいる重病の母を見舞うために帰国を願うが許されず、花見の供を命ぜられる。花...
ユヤイヤコ‐さん【ユヤイヤコ山】
《Cerro Llullaillaco》南アメリカ、アンデス山脈の山。標高6723メートル。チリとアルゼンチンの国...
ゆや‐ごんげん【熊野権現】
⇒熊野三所(くまのさんしょ)権現
ゆや‐じょうるり【湯屋浄瑠璃】
銭湯で浴客が浄瑠璃を語ること。また、その浄瑠璃。声が響いて実際よりうまく聞こえるところから、銭湯ぐらいでしか通用し...
ゆ‐やせ【湯痩せ】
[名](スル)過度の入浴や湯あたりなどで、からだがやせること。
ゆ‐やっこ【湯奴】
「湯豆腐(ゆどうふ)」に同じ。
ゆ‐やど【湯宿】
温泉場の宿屋。温泉をひいた旅館。
湯屋(ゆや)の喧嘩(けんか)
《銭湯での喧嘩は湯水を掛け合うことから》水掛け論をしゃれていう語。
熊野(ゆや)松風(まつかぜ)は米(こめ)の飯(めし)
謡曲の「熊野」と「松風」は米の飯のようにだれにも好まれる名曲であるということ。
ゆゆし・い【由由しい/忌忌しい】
[形][文]ゆゆ・し[シク]《「ゆ」は神聖の意の「斎(ゆ)」と同語源》 1 程度がはなはだしい。また、重大である。...
ゆようせい‐ビタミン【油溶性ビタミン】
⇒脂溶性ビタミン
ゆ‐よく【湯浴】
「水浴2」に同じ。
ゆ‐よく【油浴】
植物油を熱し、これに金属などを入れて間接的に加熱すること。
ゆら【由良】
兵庫県洲本市の地名。淡路島の南東部にあって紀淡海峡に面し、古くからの要港。もと安宅・池田氏の城下町。
ゆら
[副]「ゆらら1」に同じ。「足玉も手玉も—に織るはたを君が御衣(みけし)に縫ひもあへむかも」〈万・二〇六五〉
ゆ‐らい【由来】
[名](スル)物事がそれを起源とするところ。また、物事が今までたどってきた経過。来歴。由緒。いわれ。「伝説に—する...
ゆらい‐がき【由来書(き)】
物事の由来が記されている文書。由緒書き。
ゆら・う【緩ふ】
[動ハ下二] 1 一つところにとどまる。「後陣はいまだ興福寺の南大門に—・へたり」〈平家・四〉 2 進行することを...
ゆらか・す【揺らかす】
[動サ四]玉などを触れさせて音を立てさせる。「み頸珠(くびたま)の玉の緒もゆらに取り—・して」〈記・上〉
ゆら‐がわ【由良川】
京都府北部を流れる川。滋賀との県境の三国岳に源を発し、西流して福知山盆地で北に転じ、若狭湾に注ぐ。長さ146キロ。...
ゆらぎ【揺らぎ】
1 ゆらぐこと。動揺すること。「自信の—」 2 ある量の平均値は巨視的には一定であっても、微視的には平均値と小さな...
ゆ‐らく【愉楽】
深い喜びを味わうこと。心から楽しむこと。悦楽。「誰も覗くことのできない深い—の世界が」〈阿部知二・冬の宿〉
ゆら・ぐ【揺らぐ】
[動ガ五(四)] 1 ゆらゆらと動く。ゆれ動く。「水面が—・ぐ」 2 物事の基盤が不安定になる。「地位が—・ぐ」「...