よう‐しゅ【庸主】
凡庸な君主。庸君。「蓋し一二の—凡相の罪に帰すべからざるものあらん」〈田口・日本開化小史〉
よう‐しゅ【楊朱】
中国、戦国時代の思想家。自己の欲望を満足させることが自然に従うものであるとする為我説を唱え、儒家・墨家に対抗した。...
よう‐しゅう【揚州】
古代中国の行政区画、禹の九州の一。現在の江蘇・安徽(あんき)の両省と、江西・浙江(せっこう)・福建各省の一部にあた...
よう‐しゅう【雍州】
古代中国の行政区画、禹の九州の一。現在の陝西(せんせい)・甘粛省にあたる。
ようしゅうくんぷう【揚州薫風】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の松の間を飾る。鑑真の生まれ故郷である中国揚州の風景...
よう‐じゅす【洋繻子】
光沢のある高級な綿繻子。もとは外国製の綿ベネシャンをいった。
ようしゅ‐ちょうせんあさがお【洋種朝鮮朝顔】
ナス科の一年草。高さ1〜2メートル。茎は紫色を帯び、葉は卵形で縁に鋭いぎざぎざがある。夏、淡紫色の漏斗状の花を開く...
ようしゅ‐やまごぼう【洋種山牛蒡】
ヤマゴボウ科の多年草。高さ1〜2メートル。茎は太くて紅紫色を帯び、上方で分枝する。葉は長楕円形。夏から秋、紅色を帯...
よう‐しゅん【陽春】
1 陽気のみちた暖かい春。「—の候」 2 陰暦正月の異称。
よう‐しょ【用所/用処】
《「ようじょ」とも》 1 用いる場所。使いみち。 2 なすべき事柄。用事。「—あって都へ上る」〈虎明狂・二人大名〉...
よう‐しょ【洋書】
西洋の書籍。西洋で出版された書物。洋本。⇔和書。
よう‐しょ【要所/要処】
1 重要な地点・場所。「—に配置する」「戦略上の—」 2 大切な箇所。「—を押さえた報告書」
よう‐しょう【幼少】
[名・形動]おさないこと。また、そのさま。「—な(の)時分の思い出」「—のみぎり」
よう‐しょう【永生】
仏語。永遠に滅しないこと。涅槃(ねはん)のこと。
よう‐しょう【要証】
立証を要すること。
よう‐しょう【要衝】
軍事・交通・産業のうえで大切な地点。要所。「交通の—」
よう‐しょう【要償】
代償を要求すること。
よう‐しょう【葉鞘】
葉の基部が鞘(さや)状になり、茎を包む部分。稲・カヤツリグサなどにみられる。
よう‐しょう【陽証】
漢方で、病気に対する抵抗力が強く、体力が病気に勝っている状態。⇔陰証。
ようしょう‐き【幼少期】
幼い子供の時期。「—の思い出」
よう‐しょうこん【楊尚昆】
[1907〜1998]中国の政治家。四川省出身。1926年中国共産党に入党。軍や党の要職を歴任し、1988年国家主...
ようしょう‐じじつ【要証事実】
立証を必要とする事実。民事訴訟では、当事者が主張する事実で争いのない事実や顕著な事実以外のもの。刑事訴訟では、厳格...
よう‐しょく【洋食】
西洋風の料理や食事。西洋料理。⇔和食。
よう‐しょく【要職】
重要な地位・職務。重職。「—に就く」
よう‐しょく【容色】
容貌と顔色。みめかたち。また、みめかたちがよいこと。美貌。「—に恵まれる」
よう‐しょく【溶食/溶蝕】
雨水や地下水によって岩石の表面が溶解し、浸食される現象。石灰岩地域ではカルスト地形ができる。
よう‐しょく【養殖】
[名](スル)魚・貝・海藻などを人工的に飼育・繁殖させること。「—漁業」
ようしょく‐しんじゅ【養殖真珠】
アコヤガイなどの軟体の中に貝殻片などから作った球形の核を入れ、一定期間養殖して作った真珠。
ようしょく‐もの【養殖物】
人工的に飼育・繁殖された魚介類や海藻類。「—のウナギ」⇔天然物。
ようしょ‐しらべしょ【洋書調所】
江戸末期、幕府の洋学教育機関。文久2年(1862)蕃書調所(ばんしょしらべしょ)を改称したもの。翌年、開成所に改組...
よう‐しょっき【洋食器】
西洋料理に用いられる食器。ディナープレート、フォーク、ティーカップなど。→和食器
よう‐しん【要津】
交通・商業上の重要な港。
よう‐しん【痒疹/癢疹】
激しいかゆみを伴う発疹(ほっしん)。蕁麻疹(じんましん)・ストロフルスなど。
よう‐しん【葉身】
葉の主要部分。ふつう扁平な形をしているが、鱗片状や針状のものもある。葉片。
よう‐しん【養親】
1 実の親ではないが、親として育ててくれた人。やしないおや。 2 養子縁組みによって親となった者。養父母。→養子
ヨーシン
「エオシン」に同じ。 [補説]「洋真」「洋新」とも当てて書く。
ようしん‐がく【陽震学】
⇒日震学
よう‐しんし【養親子】
養子縁組みによって生じた親子の関係。養親と養子。
ようしんそう【楊真操】
琵琶の曲名。「流泉(りゅうせん)」「啄木(たくぼく)」とともに三秘曲の一。
よう‐しんねい【楊振寧】
[1922〜 ]中国の理論物理学者。安徽(あんき)省生まれ。渡米してフェルミに師事。1956年に李政道と共同で素粒...
ようしん‐りゅう【楊心流/揚心流】
柔術の流派の一。江戸初期、秋山四郎兵衛の創始という。