よしの‐の‐みや【吉野宮】
吉野町宮滝にあったと推定されている古代の離宮。斉明・天武・持統・文武・元正・聖武など各天皇の行幸があった。 ⇒吉野...
よしの‐ひろし【吉野弘】
[1926〜2014]詩人。山形の生まれ。昭和28年(1953)、詩誌「櫂(かい)」に参加。平易な言葉で人間の温か...
よしの‐びな【吉野雛】
木彫りで彩色した、立ち姿の雛人形。
よしのぶしゅう【能宣集】
大中臣能宣の家集。成立年未詳。三十六人集の一つ。
よし‐のぼり【葦登】
ハゼ科の淡水魚。河川・湖沼にすみ、全長4〜12センチ。ハゼに似て、ふつう黄褐色または灰褐色の地に暗色斑があり、雄の...
よしのみくまり‐じんじゃ【吉野水分神社】
奈良県吉野郡吉野町吉野山にある神社。主神は天水分命(あまのみくまりのみこと)。本来は水の分配をつかさどる神だが、「...
よしの‐もうで【吉野詣で】
吉野の金峰山寺(きんぶせんじ)に参詣すること。また、その人。
よしの‐やま【吉野山】
奈良県中部、大峰山脈北端の尾根の称。南朝の所在地で史跡に富み、また金峰山寺(きんぶせんじ)(蔵王堂)があり、修験道...
よしの‐わん【吉野椀】
吉野地方で作られた塗椀。また、黒漆地に朱、あるいは、朱漆地に黒で芙蓉(ふよう)を描く吉野絵を表した椀。
よしはら【吉原】
姓氏の一。 [補説]「吉原」姓の人物吉原重俊(よしはらしげとし)吉原治良(よしはらじろう)吉原正喜(よしはらまさき...
よしはら‐しげとし【吉原重俊】
[1845〜1887]官僚・初代日本銀行総裁。薩摩の人。通称、弥次郎。寺田屋事件に連座して謹慎処分となるが、後に許...
よしはら‐じろう【吉原治良】
[1905〜1972]洋画家。大阪の生まれ。藤田嗣治(つぐはる)らに師事。具象画から抽象画へと進み、具体美術協会を...
よしはら‐まさき【吉原正喜】
[1919〜1944]プロ野球選手。熊本の生まれ。昭和13年(1938)熊本工業の同窓であった川上哲治とともに巨人...
よしはら‐やじろう【吉原弥次郎】
⇒吉原重俊
よし‐ばみ【由ばみ】
上品ぶること。気どること。また、そうした振る舞い。「今様の—よりは、こよなう奥ゆかしうと」〈源・末摘花〉
よしばみ‐ごと【由ばみ事】
上品ぶった振る舞い。気どっていること。「えもいはぬ—しても」〈紫式部日記〉
よし‐ば・む【由ばむ】
[動マ四]わけありげに振る舞う。もったいぶる。よしめく。「月頃のつらさを恨みなどし給ひて—・み給へれど」〈宇津保・...
よしばやま‐じゅんのすけ【吉葉山潤之輔】
[1920〜1977]力士。第43代横綱。北海道出身。本名、池田潤之輔。引退後、年寄宮城野。→第42代横綱鏡里 →...
よしひさ‐しんのう【能久親王】
[1847〜1895]皇族。北白川宮第2代。伏見宮邦家親王の第9王子。戊辰(ぼしん)戦争で幕府方につき、明治維新後...
よしひろ【義弘】
⇒郷義弘(ごうよしひろ)
ブロツキー
[1940〜1996]米国の詩人。ソ連の生まれ。作品が地下出版されていたが、「社会的徒食者」として逮捕され、後に米...
スターリン
[1879〜1953]ソ連の政治家。本名、ジュガシビリ(Dzhugashvili)。グルジア(ジョージア)の出身。...
よし‐ぶえ【葦笛】
アシで作った笛。あしぶえ。
よし‐ぶき【葦葺き/葭葺き】
アシで屋根をふくこと。また、その屋根。
よします‐とうどう【吉益東洞】
[1702〜1773]江戸中期の医学者。安芸(あき)の人。名は為則。字(あざな)は公言。通称、周助。古医方を学び、...
よし‐み【好み/誼み】
1 親しいつきあい。また、その親しみ。交誼(こうぎ)。「—を結ぶ」 2 何らかの縁によるつながり。縁故。「昔の—で...
よしみ【吉見】
姓氏の一。 [補説]「吉見」姓の人物吉見幸和(よしみゆきかず)吉見幸和(よしみよしかず)
よしみず‐しょうにん【吉水上人】
《京都東山の吉水に庵居したところから》法然(ほうねん)の異称。
よしみず‐じんじゃ【吉水神社】
奈良県吉野郡吉野町にある神社。後醍醐(ごだいご)天皇を祭神とし、楠木正成(くすのきまさしげ)、宗信(そうしん)法印...
よしみつ【吉光】
⇒粟田口吉光(あわたぐちよしみつ)
よしみね【良岑】
姓氏の一。 [補説]「良岑」姓の人物良岑宗貞(よしみねのむねさだ)良岑安世(よしみねのやすよ)
よしみね‐でら【善峰寺】
京都市西京区にある天台宗の寺。山号は、西山。西国三十三所第20番札所。長元2年(1029)源算の開創。応仁の乱で焼...
よしみね‐の‐むねさだ【良岑宗貞】
遍昭(へんじょう)の俗名。
よしみね‐の‐やすよ【良岑安世】
[785〜830]平安初期の学者・漢詩人。桓武天皇の皇子。遍昭の父。蔵人頭・右近衛大将などを歴任。藤原冬嗣らと「日...
よしみ‐ひゃくあな【吉見百穴】
埼玉県中部、比企郡吉見町にある横穴墓群。凝灰岩の丘陵斜面にあり、7世紀のもので、現在200個ほどが開口する。よしみ...
よしみ‐の‐ひゃっけつ【吉見の百穴】
⇒よしみひゃくあな(吉見百穴)
よしみ‐ゆきかず【吉見幸和】
⇒よしみよしかず(吉見幸和)
よしみ‐よしかず【吉見幸和】
[1673〜1761]江戸中期の国学者・神道家。尾張の人。名は「ゆきかず」とも。名古屋東照宮の祠官。文献学的研究に...
よしむら【吉村】
姓氏の一。 [補説]「吉村」姓の人物吉村昭(よしむらあきら)吉村公三郎(よしむらこうざぶろう)吉村寅太郎(よしむら...
よしむら‐あきら【吉村昭】
[1927〜2006]小説家。東京の生まれ。津村節子の夫。はじめは短編小説を書くが、長編「戦艦武蔵」で戦史小説に新...
よしむら‐いじゅうろう【芳村伊十郎】
長唄唄方。 (6世)[1859〜1935]駿河の生まれ。豪快な芸風で、明治後期から昭和初期にかけて一世を風靡(ふう...
よしむら‐こうざぶろう【吉村公三郎】
[1911〜2000]映画監督。滋賀の生まれ。女性映画の巨匠と呼ばれ、主演女優の魅力を引き出す手腕が高く評価された...
よしむら‐とらたろう【吉村寅太郎】
[1837〜1863]江戸末期の尊攘派志士。土佐の人。武市瑞山の勤王党に参加し、尊王攘夷運動に活躍。藤本鉄石らと天...
よしむら‐パターン【吉村パターン】
円筒を上下からつぶしたときに現れる変形構造。折り目は直角二等辺三角形が連続したダイヤモンド型のパターンになることを...
よしむら‐ふゆひこ【吉村冬彦】
寺田寅彦(てらだとらひこ)の筆名。
よしむら‐まんいち【吉村万一】
[1961〜 ]小説家。愛媛の生まれ。本名、浩一。高校教師を経て、養護学校教諭として在職中に作家活動に入る。「ハリ...
よしむら‐りゅう【吉村流】
日本舞踊の上方舞の流派の一。明治中期に吉村ふじが創始。繊細で軽妙な技法を特色とする。
よしめき‐はるひこ【吉目木晴彦】
[1957〜 ]小説家。神奈川の生まれ。幼少期をアメリカやタイで過ごす。「寂寥郊野(せきりょうこうや)」で芥川賞受...
よし‐め・く【由めく】
[動カ四]わけがありそうに振る舞う。また、由緒ありげに見える。よしばむ。「女君の御有様も世づかはしく—・きなどもあ...
よし‐も【縦も】
[副]《副詞「よし」+間投助詞「も」から》たとえ。かりに。「霰(あられ)降り遠つ大浦に寄する波—寄すとも憎くあらな...