らく【楽】
⇒がく
らく【洛】
[人名用漢字] [音]ラク(呉)(漢) 1 中国の川の名。「洛水」 2 洛水の北岸にある都市の名。「洛陽」 3 都...
らく【烙】
[音]ラク(呉)(漢) ロク(慣) 火であぶる。やく。「烙印/炮烙(ほうらく・ほうろく)」
らく【絡】
[常用漢字] [音]ラク(呉)(漢) [訓]からむ からまる からめる 1 糸をからめる。「籠絡(ろうらく)」 2...
らく【落】
[音]ラク(呉)(漢) [訓]おちる おとす [学習漢字]3年 1 物がおちる。上から下に位置が下がる。「落下・落...
らく【酪】
[常用漢字] [音]ラク(呉)(漢) 牛や羊の乳から製した飲料。また、乳製品。「酪酸・酪農/乾酪・牛酪・乳酪・羊酪」
らく【楽】
[名・形動] 1 心身に苦痛などがなく、快く安らかなこと。また、そのさま。「気が—になる」「—な姿勢」「どうぞお—...
らく【酪】
牛・羊などの乳からつくった飲み物。仏教で、五味(ごみ)の一。
らく
[接尾]上一段活用動詞の未然形、上二段・下二段・カ行変格・サ行変格・ナ行変格活用の動詞および助動詞「つ」「ぬ」「し...
ら‐く
[連語]《完了の助動詞「り」のク語法。上代語》…ていること。…てあること。「さ雄鹿の小野の草伏しいちしろく我が問は...
らく‐あみ【楽阿弥】
安楽に暮らす人を人名のように表した語。楽助(らくすけ)。「十徳にさまかへて昔は男山、今こそ—と」〈浮・一代男・三〉
楽(らく)あれば苦(く)あり
楽しい事のあとには苦しい事がある。苦楽は相伴うことをいう。
らくいち‐らくざ【楽市楽座】
戦国時代から近世初期に、戦国大名が城下町を繁栄させるためにとった商業政策。それまでの座商人の特権廃止や市場税の廃止...
らく‐いん【烙印】
鉄製の印を焼いて物に押しあてること。また、その跡。刑罰として、罪人の額などに行った。
らく‐いん【落胤】
身分の高い男が正妻以外の身分の低い女に生ませた子。おとしだね。御落胤。
らく‐いんきょ【楽隠居】
[名](スル)隠居して安楽に暮らすこと。また、その人。「家督を譲って—する」
烙印(らくいん)を押(お)さ◦れる
ぬぐい去ることのできない汚名を受ける。また、周囲からそういうものとして決めつけられる。「裏切り者の—◦れる」
らくう‐しょう【落羽松】
ヌマスギの別名。
らく‐えき【絡繹/駱駅】
[ト・タル][文][形動タリ]人馬の往来などの、絶え間なく続くさま。「事務所の前を来たり往ったりする人数は—として...
らく‐えん【楽園】
苦しみのない幸せな生活ができる所。パラダイス。 [補説]書名別項。→楽園
らくえん【楽園】
鈴木光司の小説。平成2年(1990)、第2回日本ファンタジーノベル大賞で優秀賞を受賞し刊行された、著者のデビュー作...
らくえんついほう【楽園追放】
《原題、(イタリア)Cacciata dei progenitori dall'Eden》マサッチョの絵画。フィレ...
らくえんとペリ【楽園とペリ】
《原題、(ドイツ)Das Paradies und die Peri》シューマンのオラトリオ。1843年作曲。アイ...
らくえんのかげ【楽園の影】
《原題、(スペイン)Sombra del paraíso》アレイクサンドレの詩集。1944年刊。辛く厳しい現実から...
らく‐がい【洛外】
都のそと。京都の郊外。⇔洛中/洛内。
らく‐がき【落書(き)/楽書(き)】
[名](スル)《「らくしょ(落書)」から》書くべきでないところに文字や絵などをいたずら書きすること。また、その書い...
らくがき‐ちょう【落書(き)帳】
文字や絵などを自由にかくための帳面。罫線がなく無地のものが多い。1枚ずつ切り離せるものが一般的で、乳幼児のお絵かき...
らく‐がく【洛学】
中国、宋の程顥(ていこう)・程頤(ていい)の学派。両人の出身が洛陽であったことに基づく。
らく‐がみ【楽髪】
安楽な者は髪の毛の伸びるのが早いということ。楽毛(らくげ)。
らくがみ‐くづめ【楽髪苦爪】
「苦爪楽髪」に同じ。
らく‐がん【落雁】
1 池や沼に降りてくる雁。《季 秋》 2 干菓子の一。米・麦・大豆・小豆やソバの実などを粉にして煎(い)り、砂糖・...
らく‐ぎょう【落慶】
⇒らっけい(落慶)
らく‐げ【楽毛】
「楽髪(らくがみ)」に同じ。
らく‐げつ【落月】
沈もうとする月。西に傾く月。
落月(らくげつ)屋梁(おくりょう)の想(おも)い
《杜甫「夢李白」から》李白の夢を見て目を覚ますと、家の端に落ちかかる月に李白の面影を見たという詩の一節で、友を思う...
らく‐ご【落伍/落後】
[名](スル) 1 隊伍についていけず脱落すること。「—しないようにがんばって歩く」「—者」 2 能力不足のため、...
らく‐ご【落語】
寄席演芸の一。こっけいを主にした話芸で、話の終わりに落ちのあるのが特徴。江戸初期の「醒睡笑(せいすいしょう)」の作...
らくご‐か【落語家】
落語を聞かせることを職業とする人。はなしか。
らくご‐かい【落語会】
寄席以外で行われる、落語の興行。会場や出演者数はさまざま。「特選—」
らくごかんしょう【落語鑑賞】
安藤鶴夫の著作。雑誌「苦楽」に連載された8代目桂文楽の落語の聞き書きと、雑誌「東宝」に掲載された4代目柳家小さんの...
らくごしゃのむれ【落伍者の群れ】
《原題、(フランス)Les Ratés》ルノルマンの戯曲。1920年、ジョルジュ=ピトエフの演出により初演、成功を...
らく‐さ【落差】
1 水が流れ落ちるときの、上下の水面の高さの差。「—20メートルの滝」 2 物体が落下するときの高低の差。 3 二...
らく‐さい【楽歳】
収穫の多い楽しい年。豊年。「—には身を終うるまで飽き、凶年にも死亡を免れしめ」〈河上肇・貧乏物語〉
らく‐さく【落索】
《落ちぶれた、物寂しい、の意から》 1 酒食の残り物。また、それを飲食すること。「—ヲフルマウ」〈日葡〉 2 行事...
らく‐さつ【落札】
[名](スル)競争入札で、物や権利が自分の手に入ること。「護岸工事を—する」
らく‐さん【酪酸】
有機酸の一。不快臭をもつ油状の液体。正酪酸・イソ酪酸の2種の異性体がある。正酪酸CH3CH2CH2COOHは、バタ...
らくさん‐きん【酪酸菌】
糖類を分解して多量の酪酸を生成する細菌。クロストリジウムなど。
らく‐ざ【楽座】
⇒楽市楽座(らくいちらくざ)
らくざん‐やき【楽山焼】
出雲焼の一。延宝年間(1673〜1681)萩焼の陶工倉崎権兵衛が出雲国島根郡西川津村(松江市)楽山で茶陶を焼きはじ...
らくし‐しゃ【落柿舎】
京都市右京区嵯峨(さが)にあった向井去来の別宅。師の芭蕉がこの庵を訪ねて「嵯峨日記」を残した。現在の建物は、明治初...