らくし‐じょう【絡糸嬢】
《糸をつむぐ娘の意》クツワムシまたはコオロギの別名。
らくしゃ【洛叉】
《(梵)lakṣaの音写》古代インドの数量の単位。10万。一説には1億。
らく‐しゃ【落車】
[名](スル)乗っていた二輪車から落ちること。特に、自転車やオートバイの競技中の転倒についていう。
ラクシャドウィープ‐しょとう【ラクシャドウィープ諸島】
《Lakshadweep Islands》インド南西部、アラビア海に浮かぶ諸島。マラバル海岸の西約320キロメート...
らく‐しゅ【落手】
[名](スル) 1 手紙・品物などを受け取ること。手に入れること。落掌。「お手紙—しました」 2 囲碁・将棋で、悪い手。
らく‐しゅ【落首】
風刺・批判・あざけりの意を含めた匿名のざれ歌。詩歌の形式による落書(らくしょ)。
ラクシュマナ‐じいん【ラクシュマナ寺院】
《Lakshmana Temple》インド中央部、マディヤプラデシュ州の町カジュラーホにあるヒンズー教寺院。10世...
ラクシュミー‐ナラヤン‐じいん【ラクシュミーナラヤン寺院】
《Laxmi Narayan Temple》インド北部の都市デリーにあるヒンズー教寺院。市街中心部に位置する。19...
らく‐しょ【洛書】
中国夏王朝の時代、禹(う)が洪水を治めたとき、洛水から出た神亀の背中にあったという文様。禹はこれにもとづいて洪範九...
らく‐しょ【落書】
1 政治・社会や人物などを批判・風刺した匿名の文書。人目に触れやすい所に落として人に拾わせたり、相手の家の門・塀に...
らく‐しょう【落掌】
[名](スル)「落手(らくしゅ)1」に同じ。
らく‐しょう【落照】
夕日の光。入り日。落日。
らく‐しょう【楽勝】
[名](スル) 1 楽に勝つこと。「大差で—する」→辛勝(しんしょう) 2 たやすく行えること。簡単なこと。「木登...
らく‐しょく【落飾】
[名](スル)高貴な人が髪をそり落として仏門に入ること。落髪。
らくしょろけん【落書露顕】
室町時代の歌論・連歌論書。1巻。今川了俊著。応永19年(1412)ごろ成立か。歌壇における二条派隆盛時にあって、冷...
らく‐じ【落字】
書き落とした文字。脱字。欠字。
らく‐じつ【落日】
1 沈もうとする太陽。入り日。落暉(らっき)。落陽。 2 物事の勢いが衰えることのたとえ。「大企業の—」
らくじつのおうじ【落日の王子】
黒岩重吾の歴史小説。昭和57年(1982)刊。蘇我入鹿の半生を描く。
らくじつのみなと【落日の港】
《原題、(フランス)Port de mer au soleil couchant》ロランの絵画。カンバスに油彩。日...
らくじつもゆ【落日燃ゆ】
城山三郎の長編小説。昭和49年(1974)刊。極東国際軍事裁判で絞首刑に処せられた者のうち、唯一の文官であった広田...
ラク‐ジャ
ベトナム南部、キエンジャン省の都市。同省の省都。ホーチミンの南西約250キロメートル、タイランド湾の支湾ラクジャ湾...
らく‐じゃく【落着】
⇒らくちゃく(落着)
らくじゅ‐えん【楽寿園】
静岡県三島市にある市立公園。昭和27年(1952)より運営を開始。園内には、小形の動物が飼育されている広場や郷土資...
らく‐じょう【落城】
[名](スル) 1 敵に城を攻め落とされること。「兵糧攻めで—する」 2 もちこたえられず降参すること。また、くど...
らくじょう【落城】
田宮虎彦の歴史小説。昭和24年(1949)発表。東北地方の架空の藩、黒菅の悲劇を描いた連作小説の一つ。同作を表題作...
らくじょうき【落城記】
野呂邦暢の歴史小説。昭和55年(1980)刊行。戦国時代の伊佐早(諫早)領主である西郷氏が、佐賀の龍造寺氏により攻...
らく‐じん【楽人】
気楽に暮らす人。苦労のない人。
らく‐すい【洛水/雒水】
中国、陝西(せんせい)省南部にある華山に源を発し、河南省に入って北東に流れ、洛陽の南を通り黄河に注ぐ川。長さ420...
らくすい‐えん【楽水園】
福岡市博多区にある日本庭園。面積約3000平方メートル。明治時代の商人、下沢善右衛門親正(しもざわぜんえもんちかま...
らくすい‐そう【落水荘】
《Fallingwater》米国ペンシルベニア州南西部の町ミルランにある邸宅。ピッツバーグの南東約80キロメートル...
らく‐すけ【楽助】
気楽に暮らす人を人名のように表した語。楽阿弥(らくあみ)。「かくれもなき—なり」〈浮・諸国ばなし・五〉
ラクスネス
[1902〜1998]アイスランドの小説家。カトリシズムを経て社会主義作家となった。1955年ノーベル文学賞受賞。...
ラックスマン
[1766〜?]ロシアの軍人。同国最初の遣日使節。寛政4年(1792)漂流民大黒屋光太夫の送還を名目に根室に来航し...
らく‐せい【洛西】
都の西。京都の西郊。
らく‐せい【落成】
[名](スル)工事が完了して建築物などができあがること。竣工(しゅんこう)。「新社屋が—する」
らく‐せい【落勢】
相場が下落する傾向にあること。⇔騰勢。
らくせい‐しき【落成式】
落成を祝う儀式。
らく‐せき【落石】
[名](スル)山やがけの上から石が落ちてくること。また、その石。「大雨の後は—する恐れがある」
らく‐せき【落籍】
[名](スル) 1 戸籍簿から抜け落ちていること。 2 名簿から名を除くこと。仲間から抜けること。 3 抱え主への...
らく‐せつ【落屑】
皮膚の表層が大小の角質片となってはげ落ちること。また、そのもの。
らく‐せつ【落雪】
山などで、積もった雪がくずれ落ちること。また、その雪。雪崩よりも規模の小さいものにいう。
らく‐せん【落選】
[名](スル) 1 選挙で落ちること。⇔当選。 2 選ばれないこと。選にもれること。「出品した油絵が—する」⇔入選。
ラクセンブルク‐じょう【ラクセンブルク城】
《Schlösser von Laxenburg》オーストリアの首都ウィーン南郊、ウィーンの森にある城。13世紀に...
らく‐そう【落想】
[名](スル)考えが心に浮かぶこと。また、その考え。思いつき。着想。「コルレジョオが不死の夜の傑作も、これよりや—...
らくそん【落蹲】
雅楽の舞楽で、二人舞の納曽利(なそり)を一人で舞うときの呼称。
らく‐ぞり【楽剃り】
深い信仰心からではなく、軽い気持ちで剃髪(ていはつ)すること。「—や夕㒵(ゆふがほ)棚の下住居」〈七番日記〉
らく‐たい【落体】
重力の作用だけで落下する物体。空気の抵抗を無視できるとき、すべての落体は同じ加速度で落下する。
らく‐たい【落帯】
琵琶の部分の名称。胴の側面(磯(いそ))にはってある皮。
らく‐たく【落魄/落託】
⇒らくはく(落魄)
ラクタム
環式化合物で、環状部分に-NHCO-を有するもの。分子内でアミノ酸のアミド基とカルボキシル基とが脱水反応によって環...