りゅう‐けつ【竜穴】
1 竜が住むという洞穴。室生寺の東にある室生竜穴神社の奥社にある。 2 風水で、竜脈に沿って山脈を流れる気が集中す...
りゅうけつ‐じゅ【竜血樹】
ドラセナの別名。また、その一種。常緑高木で、高さ約20メートルになる。上部で分枝し、大形の剣状の葉を密生。樹齢が長...
りゅうけつのきろくすながわ【流血の記録砂川】
亀井文夫監督によるドキュメンタリー映画の題名。昭和32年(1957)制作。米軍の基地拡張計画をめぐり起こった砂川事...
りゅう‐げ【竜華】
1 「竜華三会(さんえ)」の略。 2 「竜華樹」の略。
りゅうげ‐え【竜華会】
1 滋賀県大津の園城寺(おんじょうじ)で、弥勒菩薩(みろくぼさつ)を本尊として修する法会。 2 灌仏会(かんぶつえ...
りゅうげ‐さんえ【竜華三会】
《連声(れんじょう)で「りゅうげさんね」とも》釈迦の入滅後56億7000万年ののち、弥勒菩薩がこの世に出て、竜華樹...
りゅうげ‐じ【竜華寺】
静岡県静岡市にある日蓮宗の寺。山号は観富山。寛文10年(1670)日近(にちごん)が創建。境内に高山樗牛(たかやま...
りゅうげ‐じゅ【竜華樹】
弥勒菩薩がその下で竜華三会を開くとされる木。枝は竜が百宝を吐くように百宝の花を開くという。
りゅう‐げん【流言】
根も葉もないうわさを言いふらすこと。また、そのうわさ。デマ。流説。るげん。
りゅうげん‐ひご【流言飛語/流言蜚語】
口づてに伝わる、根拠のない情報。「—が飛び交う」
りゅう‐こ【竜虎】
竜と虎(とら)。転じて、力量に優劣をつけがたい二人の英雄や豪傑。りょうこ。
竜虎(りゅうこ)相搏(あいう)・つ
力の伯仲した二人の強豪が勝負する。「—・つ見ごたえのある試合」
りゅう‐こう【流光】
1 年月がたつこと。光陰の移り行くこと。「五年の—に転輪の疾(と)き趣を解し得たる婆さんは」〈漱石・草枕〉 2 流...
りゅう‐こう【流行】
[名](スル) 1 世間に広く行われ、用いられること。服装・言葉・思想など、ある様式や風俗が一時的にもてはやされ、...
りゅうこう【隆光】
[1649〜1724]江戸中期の新義真言宗の僧。大和の人。字(あざな)は栄春。将軍徳川綱吉の信を得て筑波山の知足院...
りゅう‐こう【隆興】
[名](スル)物事の盛んになること。興隆。「事業が—する」
りゅう‐こう【劉向】
⇒りゅうきょう(劉向)
りゅうこう‐おくれ【流行遅れ】
[名・形動]世間で流行した時期から遅れていること。また、そのさまや、そのもの。「—の服」
りゅうこう‐か【流行歌】
ある一時期広く世間に流布し、多くの人に好まれ歌われる歌。特に昭和以降、歌謡曲をさしていう。はやりうた。
りゅうこう‐きょくせん【流行曲線】
感染症の流行による新規患者の発生数を縦軸に、発症日時を横軸にとって、その関係を示した曲線。エピデミックカーブ。エピ...
りゅうこう‐ご【流行語】
ある時期、多くの人々の間で盛んに使われる語や言い回し。はやりことば。
りゅうこう‐しょく【流行色】
ある時期に流行する、服飾や装身具などの色合い。
りゅうこう‐じ【流行児】
ある一時期に世間で広くもてはやされる人。うれっこ。はやりっこ。「文壇の—」
りゅうこう‐じ【竜口寺】
神奈川県藤沢市にある日蓮宗の寺。山号は、寂光山。文永8年(1271)の日蓮法難の地に、日法が一堂を建てたのに始まる。
りゅうこうせい‐かくけつまくえん【流行性角結膜炎】
アデノウイルスの感染による伝染性の結膜および角膜の炎症。学校感染症の一。感染症予防法の5類感染症の一。流行目(はや...
りゅうこうせい‐かんえん【流行性肝炎】
食物や水を介して感染し、集団発生を起こすウイルス性肝炎。A型・E型肝炎がこれにあたる。伝染性肝炎。→血清肝炎
りゅうこうせい‐かんぼう【流行性感冒】
⇒インフルエンザ
りゅうこうせい‐じかせんえん【流行性耳下腺炎】
ムンプスウイルスの感染による伝染性の耳下腺の炎症。幼児期から学童期に多く、学校感染症の一。感染症予防法の5類感染症...
りゅうこうせい‐ずいまくえん【流行性髄膜炎】
髄膜炎菌の感染による急性の化膿(かのう)性の髄膜炎。高熱・嘔吐(おうと)・痙攣(けいれん)などがみられる。小児に多...
りゅうこうせい‐のうえん【流行性脳炎】
ウイルスによる急性脳炎。嗜眠(しみん)性脳炎・日本脳炎など。
りゅうこうせい‐のうせきずいまくえん【流行性脳脊髄膜炎】
⇒流行性髄膜炎
りゅうこう‐びょう【流行病】
伝染して流行する病気。急性感染症(伝染病)。疫病。はやりやまい。
りゅうこく‐だいがく【竜谷大学】
京都市伏見区に本部がある私立大学。寛永16年(1639)西本願寺境内に設立された学寮を起源とし、大教校、竜谷大学林...
りゅうこ‐し【竜骨車】
1 「りゅうこつしゃ(竜骨車)」の音変化。 2 「竜吐水(りゅうどすい)1」に同じ。「筒先強い—の水をくらはぬ其内...
りゅうこ‐しゃ【竜骨車】
《「りゅうごしゃ」とも》「りゅうこつしゃ(竜骨車)」の音変化。
りゅう‐こつ【竜骨】
1 船底の中心を、船首から船尾へ貫く主要部材。船の背骨となるもの。キール。間切り瓦。 2 古代哺乳動物の骨の化石。...
りゅうこつ‐ざ【竜骨座】
南天の星座の一。3月下旬の午後8時ごろ、南の地平線上に一部が現れる。アルゴ座を4分割した一。α(アルファ)星のカノ...
りゅうこつ‐しゃ【竜骨車】
《形が竜骨1に似るところからいう》揚水機の一種。長い樋(とい)の中にベルト状の軌道を設け、そこに取り付けた多数の板...
りゅうこつ‐とっき【竜骨突起】
鳥類の胸骨の下面中央に、船の竜骨のように突き出ている突起。翼を動かす胸筋が付着する。胸峰。
りゅうこつ‐べん【竜骨弁】
蝶形花(ちょうけいか)で、翼弁の下位につく左右一対の花びら。舟弁。
りゅう‐ご【立鼓】
⇒輪鼓(りゅうご)
りゅう‐ご【輪鼓/輪子】
1 鼓(つづみ)のように、胴の中ほどがくびれた形。 2 平安時代の散楽の曲芸で、1のような形をしたもののくびれた部...
りゅう‐ごう【林檎】
《「りんごん」の「ん」を「う」と表記したもの》「りんご」に同じ。〈和名抄〉
りゅうごう‐ざつおん【流合雑音】
《streamed noise》CATVの双方向通信網において、各家庭で発生する微細なノイズが、上り回線を通じて累...
りゅう‐さ【流砂/流沙】
1 水に押し流されて運ばれた砂。りゅうしゃ。 2 水を含んで流動しやすい砂。りゅうしゃ。 3 砂漠。特に、中国西北...
りゅうさ‐げんしょう【流砂現象】
1 河川などの水流によって土砂が運ばれること。 2 ⇒クイックサンド
りゅう‐さん【硫酸】
無機酸の一。純粋なものは無色で粘りけのある油状の液体。一般には水溶液をさし、濃度により希硫酸・濃硫酸という。濃硫酸...
りゅうさん‐あえん【硫酸亜鉛】
亜鉛を希硫酸に溶かして得られる無色の結晶。七水和物は皓礬(こうばん)ともいう。水溶液は弱酸性。顔料・防腐剤・点眼薬...
りゅうさん‐アルミニウム【硫酸アルミニウム】
アルミニウムの硫酸塩。一八水和物が普通で、無色の針状結晶。熱すると、水を失い、無水塩となる。水に溶ける。皮なめし剤...
りゅうさん‐アンモニウム【硫酸アンモニウム】
アンモニアを硫酸に吸収させて作る無色の結晶。窒素肥料として用いられる。硫安(りゅうあん)。化学式(NH4)2SO4