りょうねいしき‐どうけん【遼寧式銅剣】
紀元前9〜3世紀頃に中国東北部の遼寧省付近で作られ、東アジア一帯に広まった青銅製の剣制の総称。剣身と柄を別々に鋳造...
りょうねい‐しょう【遼寧省】
⇒遼寧
りょう‐のう【良能】
生まれながらに持っているすぐれた能力。また、その持ち主。「良知—」
りょう‐のう【良農】
すぐれた農民。
りょう‐のう【菱脳】
脳の発生の過程でできる脳胞の最も後方のふくらみ。内腔に第四脳室があり、やがて前部が後脳に、後部が髄脳に分化する。
りょう‐のう【領納】
1 金品を受け取り納めること。領収。受領。 2 意見などを受け入れること。「中将の君の—したる躰なり」〈花鳥余情・二〉
りょう‐のう【糧嚢】
食糧を入れて背負ったり腰につけたりする袋。糧袋(りょうたい)。
りょうのぎげ【令義解】
養老令の官撰の注釈書。10巻30編、うち2編欠。清原夏野・小野篁(おののたかむら)らの撰。天長10年(833)成立...
りょうのしゅうげ【令集解】
養老令の私撰の注釈書。50巻(現存35巻)。惟宗直本(これむねのなおもと)撰。貞観年間(859〜877)ごろ成立。...
りょう‐はい【僚輩】
同僚の人々。僚友。
りょうはく‐さんち【両白山地】
石川・富山・福井・岐阜の4県にまたがる山地。白山から能郷(のうごう)白山(標高1617メートル)までの、ほぼ南北に...
りょう‐はし【両端】
《「りょうはじ」とも》両方の端。りょうたん。
りょう‐はだ【両肌】
「諸肌(もろはだ)」に同じ。
両肌(りょうはだ)を脱(ぬ)・ぐ
「諸肌(もろはだ)を脱ぐ1」に同じ。「ひょっとこは、秩父銘仙の—・いで」〈芥川・ひょっとこ〉
りょう‐はん【両班】
1 「両序(りょうじょ)」に同じ。 2 ⇒ヤンパン(両班)
りょう‐はん【量販】
同一規格の商品を、安くして大量に売ること。マスセールス。「—店」
りょうはん‐てん【量販店】
家電や衣料など同一規格の商品を、大量に仕入れて安く売る店。
りょう‐ば【両刃】
1 刃物で、刃先の断面の左右両側に刃がついていること。また、その刃物。「—の包丁」⇔片刃。 2 刀剣などで、鎬(し...
りょう‐ば【良馬】
よい馬。駿馬(しゅんめ)。
りょう‐ば【料馬】
ある目的に使用する馬。
りょう‐ば【竜馬】
⇒りゅうめ(竜馬)
りょう‐ば【猟場】
狩猟をする場所。かりば。
りょう‐ば【漁場】
漁をするのに適した場所。ぎょば。ぎょじょう。
りょう‐ばい【良媒】
よい仲人。りっぱな媒酌人。「此回(このたび)—ありて…目出度合巹(ごうきん)の式を挙げしは」〈蘆花・不如帰〉
りょうばつ‐きてい【両罰規定】
法人などの事業主体の代表者や従業者などが、業務に関して違反行為をした場合に、直接の違反者を罰するほか、その事業主体...
りょうば‐の‐つるぎ【両刃の剣】
「諸刃(もろは)の剣(つるぎ)」に同じ。
りょう‐ばば【良馬場】
競馬で、降雨などがなく水けを含まない状態の馬場。→重(おも)馬場
りょう‐ばん【両番】
江戸幕府の大番と書院番、のちには書院番と小姓組(こしょうぐみ)番の称。
りょう‐ばん【良番】
1 俗に、数字の並びのよい番号のこと。ぞろ目や語呂がいい電話番号・自動車のナンバーなど。 2 俗に、入場券や整理券...
りょうばん‐こきょ【竜蟠虎踞】
⇒りゅうばんこきょ(竜蟠虎踞)
りょう‐ひ【良否】
よいことと、よくないこと。よしあし。「品質の—を調べる」「—を判定する」
りょう‐ひ【寮費】
寮生活をする者が寮に納める費用。
りょう‐ひつ【良弼】
よい補佐の臣。良佐。良輔(りょうほ)。
りょう‐ひつ【良筆】
1 よい筆。また、美しい筆跡。 2 すぐれた文章。
りょう‐ひん【良品】
品質のよい品。
りょう‐びらき【両開き】
扉が中央から左右に分かれて開くこと。また、そのもの。⇔片開き。
りょう‐ふ【両夫】
二人のおっと。二夫。「貞女は—に見(まみ)えず」
りょう‐ふ【猟夫】
かりゅうど。猟師。
りょう‐ふう【良風】
よい風俗や習慣。「—美俗」
りょう‐ふう【涼風】
涼しい風。すずかぜ。《季 夏》「—の面(おもて)を衝(う)って渇癒ゆる/草田男」
りょう‐ぶ【令法】
リョウブ科の落葉高木。山野に生え、樹皮はまだらにはげ、滑らか。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。6〜8月、白色の小...
りょう‐ぶ【両部】
1 二つの部分。両方の部分。 2 密教における二大法門。金剛界と胎蔵界。両界。 3 「両部神道」の略。
りょう‐ぶ【凌侮/陵侮】
[名](スル)他人をばかにしてはずかしめること。「外邦—の弊未だ息(や)まず」〈西周・明六雑誌一二〉
りょうぶ‐しんとう【両部神道】
真言系の仏教家によって説かれた神道。密教の金剛界・胎蔵界両部の中に神道を組み入れ解釈しようとする神仏習合の思想。そ...
りょう‐ぶた【両蓋】
蓋が両方に付いていること。特に、懐中時計の表と裏との両面に金属性の蓋があるもの。
りょうぶ‐とりい【両部鳥居】
鳥居の形式の一。2本の本柱の前後にそれぞれ低い控え柱を設け、貫(ぬき)で連結したもの。神仏習合の神社に多い。厳島神...
りょうぶ‐まんだら【両部曼荼羅】
⇒両界曼荼羅
りょう‐ぶん【両分】
[名](スル)二つに分けること。二分。「もうけを—する」
りょう‐ぶん【領分】
1 領有している土地。領地。「他国の—を侵す」 2 権限・能力などの及ぶ範囲。勢力下にある領域。「営業部の—に立ち入る」
りょう‐へい【良平】
中国、漢の高祖の謀臣、張良と陳平。転じて、知略にすぐれた人。