りょう‐ぶ【令法】
リョウブ科の落葉高木。山野に生え、樹皮はまだらにはげ、滑らか。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。6〜8月、白色の小...
りょう‐ぶ【両部】
1 二つの部分。両方の部分。 2 密教における二大法門。金剛界と胎蔵界。両界。 3 「両部神道」の略。
りょう‐ぶ【凌侮/陵侮】
[名](スル)他人をばかにしてはずかしめること。「外邦—の弊未だ息(や)まず」〈西周・明六雑誌一二〉
りょうぶ‐しんとう【両部神道】
真言系の仏教家によって説かれた神道。密教の金剛界・胎蔵界両部の中に神道を組み入れ解釈しようとする神仏習合の思想。そ...
りょう‐ぶた【両蓋】
蓋が両方に付いていること。特に、懐中時計の表と裏との両面に金属性の蓋があるもの。
りょうぶ‐とりい【両部鳥居】
鳥居の形式の一。2本の本柱の前後にそれぞれ低い控え柱を設け、貫(ぬき)で連結したもの。神仏習合の神社に多い。厳島神...
りょうぶ‐まんだら【両部曼荼羅】
⇒両界曼荼羅
りょう‐ぶん【両分】
[名](スル)二つに分けること。二分。「もうけを—する」
りょう‐ぶん【領分】
1 領有している土地。領地。「他国の—を侵す」 2 権限・能力などの及ぶ範囲。勢力下にある領域。「営業部の—に立ち入る」
りょう‐へい【良平】
中国、漢の高祖の謀臣、張良と陳平。転じて、知略にすぐれた人。
りょう‐へい【良兵】
すぐれた兵士。精兵。また、すぐれた兵器。
りょう‐へん【両辺】
1 図形などの、二つの辺。 2 等号または不等号の左にある数式と右にある数式。右辺と左辺。
りょう‐べつ【凌蔑/陵蔑】
[名](スル)「凌侮(りょうぶ)」に同じ。「常に—せられたる農商も」〈田口・日本開化小史〉
りょう‐べん【両便】
大便と小便。大小便。
りょうべん【良弁】
⇒ろうべん(良弁)
りょう‐ほ【稜堡】
城壁や要塞の、外に向かって突き出した角の部分。また、そのような形式で造られた堡塁(ほるい)。大砲による攻撃の死角を...
りょう‐ほう【両方】
《古くは「りょうぼう」とも》 1 二つの方向・方面。「右と左の—を見てから進む」 2 二つあるものの二つとも。双方...
りょう‐ほう【良法】
よい方法。うまいやり方。
りょう‐ほう【涼棚】
暑さを避け涼むために腰を下ろす台。涼み台。
りょう‐ほう【療法】
治療のしかた。治療の方法。「食事—」「転地—」
りょう‐ほう【稜堡】
⇒りょうほ(稜堡)
りょうほう‐こっか【領邦国家】
中世末期から近世にかけて、神聖ローマ帝国を構成した小国家群。皇帝権の弱体化に伴って諸侯が事実上独立して形成し、その...
りょうほう‐づな【両方綱】
和船で、帆の左右両端に取り付けて、帆の向きを風向きに合わせて変える綱。
りょうほしき‐じょうかく【稜堡式城郭】
⇒星形要塞
りょうほんい‐せいど【両本位制度】
⇒複本位制度
りょう‐ぼ【陵墓】
みささぎと、はか。天子や天皇・皇后・太皇太后・皇太后を葬る所である陵と、その他の皇族を葬る所である墓。
りょう‐ぼ【寮母】
寮にいて、寮生の食事などの世話をする女性。
りょう‐ぼ【霊簿】
過去帳のこと。
りょう‐ぼう【良謀】
よいはかりごと。良計。
りょう‐ぼく【良木】
よい木。よい木材。良材。
りょう‐ぼく【料木】
材料として用いる木材。「神社造営の—」
りょう‐ぼく【梁木】
体操器具の一。高さ約4メートルの柱を2本立て、その頂に横木を渡して、つり棒・つり輪・つり縄などを取り付けたもの。
りょうぼ‐さんこうち【陵墓参考地】
天皇や皇族を埋葬した可能性はあるが、特定に至る資料が存在しない墳墓。宮内庁が指定・管理する。
りょうぼ‐せい【両墓制】
遺体を葬る墓(埋め墓)と供養を営む墓(参り墓)を別に設ける風習。
りょう‐まい【糧米】
食糧にする米。「—が底をつく」
りょう‐まえ【両前】
洋服の上着やコートの打ち合わせを深くして、ボタンを2列につけたもの。ダブルブレスト。ダブル。
りょうまがゆく【竜馬がゆく】
司馬遼太郎による長編歴史小説。幕末維新の志士、坂本竜馬の生涯を描く。昭和37年(1962)から昭和41年(1966...
りょう‐まつ【糧秣】
兵士の食糧と軍馬のまぐさ。
りょう‐まつば【両松葉】
松葉杖の使い方の一。松葉杖を2本使って移動すること。負傷した方の足に体重をかけずに移動できる。→片松葉 [補説]松...
りょう‐み【涼味】
涼しい感じ。涼しそうな趣。「—満点の料理」《季 夏》
りょうみみ‐こうか【両耳効果】
片耳だけで聞くよりも、両耳で聞く方が、音の方向や音源までの距離をよく認知できること。双耳効果。
りょう‐みん【良民】
1 善良な人民。まじめな国民。 2 律令制で、賤民(せんみん)以外の者。口分田の班給を受け、租庸調を負担した。公民...
りょう‐む【寮務】
寮の事務。
りょう‐むかい【両向(か)い】
互いに面と向かっていること。また、向かい合っている二つのもの。「—の店」
りょう‐め【竜馬】
「りゅうめ(竜馬)1」に同じ。「異国(からくに)の—に等しく、千里の外に轟きたれば」〈滑・膝栗毛・発端〉
りょう‐め【量目】
はかりにかけてはかった物の重さ。はかりめ。りょうもく。「—が不足する」
りょう‐め【両目】
両方の目。両眼。
りょう‐めい【両名】
「両人(りょうにん)」に同じ。
両目(りょうめ)が開(あ)・く
相撲で、白星が二つになること。他の勝負事にも使う。
りょう‐めん【両面】
1 表と裏の二つの面。両方の面。「紙の—」「—印刷」⇔片面。 2 二つの方向・方面。両方。「—作戦」「物心—の援助...