るり‐こん【瑠璃紺】
光沢のある紫がかった紺色の瑠璃。また、その色。紺瑠璃。
るり‐しじみ【瑠璃小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張3センチくらい。翅は青藍色で、前翅は雄では外縁がやや黒っぽく、雌では側縁に...
ルリスタン
イラン南西部、ザグロス山中の地方名。すべて盗掘によるが、斧(おの)・剣・馬具・壺・装身具など多様な青銅器を出土。大...
るり‐そう【瑠璃草】
1 ムラサキ科の多年草。山地の林内に生え、高さ約30センチ。全体に細かい毛があり、長卵円形の葉を互生。4、5月ごろ...
るり‐たては【瑠璃蛺蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張6センチくらい。翅の表面は黒色で、外縁近くに淡青色の太い縦帯がある。裏面は...
るり‐たまあざみ【瑠璃玉薊】
キク科の多年草。高さ約1メートル。葉はアザミに似る。夏、淡青色または白色の頭状花を球形につける。南ヨーロッパ・西南...
るり‐ぢしゃ【瑠璃萵苣】
⇒ボリジ
るり‐ちょう【瑠璃鳥】
1 ヒタキ科ルリチョウ属の鳥。全体に紫青色で、白っぽい斑点がある。南アジアに分布。 2 オオルリのこと。《季 夏》...
るり‐とう【瑠璃灯】
1 黄檗宗(おうばくしゅう)で、仏殿内につるす六角形の灯籠。周囲を絹で張り、中に瑠璃製の灯器を置いたもの。 2 歌...
るり‐とらのお【瑠璃虎の尾】
オオバコ科の多年草。山地などに生え、高さ約1メートル。卵形の葉が対生する。夏、青紫色の花を多数穂状につける。観賞用...
瑠璃(るり)の光(ひかり)も磨(みが)きがら
瑠璃が美しいのも磨くからである。素質があっても修練を積まなければ大成しないことのたとえ。
るり‐はこべ【瑠璃繁縷】
サクラソウ科の一年草。暖地の海岸付近に自生。茎は枝分かれして地をはい、卵形の葉が対生する。春、青紫色の花を開く。
るり‐びたき【瑠璃鶲】
ヒタキ科ルリビタキ属の鳥。全長約15センチ。雄は頭から尾まで上面が青色、雌は緑褐色で尾だけ青色をし、ともに腹は白く...
瑠璃(るり)も玻璃(はり)も照(て)らせば光(ひか)る
すぐれた素質や才能をもつものは、どこにいても目立つというたとえ。瑠璃も玻璃も照らせば分かる。
ルリユール
《「ルリュール」とも》製本。装丁。特に、職人が手作業でつくる、工芸品としての装丁やその技術のこと。
ルル
ベルク作曲のドイツ語によるオペラ。全3幕(未完)。1937年にチューリッヒで初演。作曲者自身による台本はウェデキン...
る‐る【縷縷】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 細く長くとぎれることなく続くさま。「次から次へ—として続いた」〈里見弴・多情仏...
ルルアブルグ
コンゴ民主共和国中南部の都市カナンガの旧称。
ルルツ‐とう【ルルツ島】
《Rurutu》南太平洋、フランス領ポリネシア、オーストラル諸島の島。同諸島の主島トゥブアイ島の西に位置する。周囲...
ルルド
⇒ルールド
ルルフォ
[1918〜1986]メキシコの小説家。ラテンアメリカの重要な作家の一人で、長編「ペドロ=パラモ」、短編集「燃える...
ル‐ルー
ベルギー西部、エノー州の都市。市内南部を流れるサントル運河に水位の高低差を解消するための船舶昇降機が残っており、1...
ルルーじいさんのゆいごん【ルルー爺さんの遺言】
《原題、(フランス)Le testament du père Leleu》マルタン=デュ=ガールの戯曲。1913年...
ルレ‐エ‐シャトー
一流のホテル・レストランで構成される世界的な会員組織。1954年、八つのオーベルジュにより創設された組織を母胎とす...
ルーレオ
スウェーデン北東部の都市。ボスニア湾奥に注ぐルーレ川の河口に位置する。港湾をもつが冬季には結氷する。かつては漁業で...
ルレット
洋裁用具の一。柄の先に小さい歯車のついたもの。紙や布に点線状の印をつけるのに用いる。ルーレット。
る‐ろう【流浪】
[名](スル)住むところを定めず、さまよい歩くこと。「—の民」「諸国を—する」
ル‐ロックル
スイス西部、ヌーシャテル州の町。州都ヌーシャテルの北西約15キロメートルに位置し、フランス国境に接する。17世紀以...
ルワンウェリサーヤ‐だいとう【ルワンウェリサーヤ大塔】
《Ruwanwelisaya Dagoba》スリランカ北部の都市アヌラダプーラにある仏塔。市街西部の遺跡地区に位置...
ルワンダ
アフリカ中部の内陸高原にある国。正称、ルワンダ共和国。首都キガリ。コーヒー・茶や錫(すず)を産出。もと王国であった...
ルワンダ‐ぎゃくさつ【ルワンダ虐殺】
1994年にルワンダで発生した集団殺戮(さつりく)。フツ族出身のルワンダ大統領ハビャリマナの暗殺を契機に、フツ族の...
ルワンダ‐こくさいけいじほうてい【ルワンダ国際刑事法廷】
1994年に起きたルワンダ虐殺の首謀者を裁くために設けられた特別法廷。国連安全保障理事会の決議に基づき、1995年...
ルワンダ‐こくさいせんぱんほうてい【ルワンダ国際戦犯法廷】
⇒ルワンダ国際刑事法廷
ルワー‐もん【ルワー門】
《Bab el Rouah》モロッコの首都ラバトにある門。12世紀末、ムワッヒド朝のヤークーブ=アル=マンスールに...
ルンカニ
ルーマニア中西部、トランシルバニアアルプスのオラシュチエ山脈にある村。紀元前1世紀頃にダキア人が古代ローマの侵入に...
ルンギー
⇒ロンジー
ルンゲ
肺。また俗に、肺結核をさす。
ルンゲ
[1777〜1810]ドイツの画家。フリードリヒとともにドイツ‐ロマン主義絵画を代表。「朝」などの神秘的・象徴的作...
ルンゼ
⇒ガリー
ルンダーレ‐きゅうでん【ルンダーレ宮殿】
《Rundāles pils》ラトビア南部、ゼムガレ地方の町バウスカの西方約12キロメートルにある宮殿。18世紀に...
ルンツェ
ブータン北東部、ルンツェ県の町。同県の県庁所在地。ヒマラヤ山脈東部の南麓、クリ川が刻む谷間に位置する。集落を見下ろ...
ルンド
スウェーデン南部、スコーネ地方の都市。11世紀半ばにローマカトリック教会直属の司教座が置かれ、北欧のキリスト教の中...
ルンド‐だいせいどう【ルンド大聖堂】
《Lunds domkyrka》スウェーデン南部、スコーネ地方の都市、ルンドにあるロマネスク様式の大聖堂。1145...
ルンバ
19世紀初め、キューバのアフリカ系住民の間から生まれたリズム。また、そのダンス。4分の2拍子で活気のあるリズムが特色。
ルンビニ‐えん【ルンビニ園】
《(梵)Lumbinī》「藍毘尼園(らんびにおん)」に同じ。
ルンプロ【ルン・プロ】
川村晃の小説。昭和38年(1963)刊。題名はルンペンプロレタリアートの略。
ルンベク
南スーダン中央部の都市。レーク州の州都。スーダン内戦時、南部スーダンの暫定首都が置かれた。
ルンペン
《ぼろ切れの意》浮浪者。
ルンペン‐ストーブ
《(和)Lumpen(ドイツ)+stove》石炭・薪(まき)などを燃料とする、円筒形の簡易ストーブ。
ルンペンプロレタリアート
資本主義社会の最底辺に位置する浮浪的な貧民層。