あな【穴/孔】
1 反対側まで突き抜けている空間。「針の—」 2 深くえぐりとられた所。くぼんだ所。「道に—があく」「耳の—」 3...
アナ
1 「アナウンサー」の略。 2 「アナーキスト」「アナーキズム」の略。
あな
[感]喜び、悲しみ、うれしさ、怒りなどを強く感じて発する語。ああ。あら。「—ふしぎ」「—おそろしとおどろきて」〈枕・八〉
あなあき‐ぐも【穴空き雲】
薄く層状に広がる巻積雲や高積雲に、円形の隙間が空いた状態。層状の雲を成す過冷却の状態にある雲粒の一部が何らかの原因...
あなあき‐せん【穴明き銭】
中央に丸または四角の穴のあいている硬貨。特に、江戸時代の銅銭。
あ‐ない【案内】
《「あんない」の撥音の無表記から》「あんない(案内)」に同じ。「此家(このや)の—を知り居たれば」〈竜渓・経国美談〉
あない
[形動](関西・四国地方などで)あんな。あのよう。「よう—なことが言えるな」
あな‐いち【穴一】
近世の子供の遊び。地面に小さな穴をあけ、約1メートル離れた線の外から銭(ぜに)などを投げ入れて勝負を競う。穴打ち。...
あないち【天名地鎮】
神代文字の一。1、2、3などの数字と、直線と点の組み合わせによって単音を表す47の表音文字とからなるもの。今日では...
あな‐いと【穴糸】
ボタンつけや穴かがりなどに用いる、縒(よ)りのかかった太めの絹糸。
アナウ
トルクメニスタンの首都アシガバットの近郊にある町。新石器時代にさかのぼる農耕集落遺跡や、青銅器時代から初期鉄器時代...
あな‐うさぎ【穴兎】
ウサギ科の哺乳類。飼いウサギの原種。体長35〜45センチ。少数の群れで地下に複雑な穴を掘って暮らす。ヨーロッパ・北...
あな‐うち【穴打ち】
⇒穴一(あないち)
あな‐うま【穴馬】
競馬で、番狂わせで勝ちをおさめそうな馬。ダークホース。⇔本命。
あな‐うめ【穴埋め】
[名](スル) 1 穴をうずめること。 2 欠損や損害を償うこと。不足を補うこと。「赤字を—する」「失策の—をする...
アナウンサー
1 テレビやラジオで、ニュースを報じたり、番組の司会、スポーツの実況放送などをしたりする人。アナ。 2 劇場・競技...
アナウンス
[名](スル) 1 放送によってニュースや案内などを告げること。また、その放送。「到着時刻を—する」「場内—」 2...
アナウンスメント‐こうか【アナウンスメント効果】
《announcement effect》政府の経済計画などが公にされた場合、民間がその計画に刺激を受けて、結果と...
アナカウ
マダガスカル南西部の町。トゥリアラの南約40キロメートルに位置し、モザンビーク海峡に面する。約2キロメートルにわた...
アナカオ
⇒アナカウ
あな‐かがり【穴縢り】
ボタン穴やひもを通す穴のへりを糸でかがること。
あな‐かしこ
[連語]《感動詞「あな」+形容詞「かしこし」の語幹》 1 恐れ多く存じます、の意で、手紙文の終わりに用いて相手に敬...
アナカプリ
イタリア南部、ナポリ湾の南に浮かぶカプリ島西部の一地区。同島の最高峰ソラーロ山の麓に位置し、頂上との間を結ぶリフト...
あな‐かま
[連語]《「あな」は感動詞、「かま」は形容詞「かま(囂)し」の語幹か》「ああ、やかましい。静かに」と制止する語。「...
あなかま給(たま)え
やかましい、静かになさい。「いで、—。みな聞きて侍り」〈源・若菜上〉
アナカン
1 《unaccompanied childから》大人が同伴しない、小児旅客。通常、空港や機内で特別に配慮されたサ...
あな‐かんむり【穴冠】
漢字の冠の一。「空」「究」などの「穴」の称。
穴(あな)があったら入(はい)りたい
身を隠したいくらいに恥ずかしい。
あながち【強ち】
[副](あとに打消しの語を伴う) 1 断定しきれない気持ちを表す。必ずしも。一概に。「—(に)うそとは言いきれない...
あな‐がま【穴窯】
焼き物窯の古い形式の一。斜面を掘って天井だけを構築したものと、地中を掘り抜いたものとがある。
アナキスト
⇒アナーキスト
アナキズム
⇒アナーキズム
アナクサゴラス
[前500ころ〜前428ころ]古代ギリシャの哲学者。万物の根底をなす無数の元素をスペルマタ(種子)と名づけ、その混...
アナクシマンドロス
[前610ころ〜前547ころ]古代ギリシャの哲学者。万物の根源は不生不滅で永遠に運動するアペイロン(無限なるもの)...
アナクシメネス
[前585ころ〜前528ころ]古代ギリシャの哲学者。万物はその根源としての空気の濃厚化と希薄化とによって生成すると...
アナクトブック‐パス
米国アラスカ州北部の村。ブルックス山脈北麓、北極圏の扉国立公園内に位置する。空港があり、フェアバンクスと空路で結ば...
アナクレオン
[前570ころ〜前480ころ]古代ギリシャの叙情詩人。恋と酒を歌った快楽派詩人として名高い。後世に「アナクレオン風...
アナクロ
[名・形動] 1 「アナクロニズム」の略。 2 時代に遅れたり逆行していたりするさま。「—な思想」
アナクロニズム
その時代の傾向と食い違っていたり時代遅れであったりすること。時代錯誤。
あな‐ぐま【穴熊】
1 イタチ科の哺乳類。体長50〜90センチ。タヌキに似るが、爪が長く、クマのようにかかとを地面につけて歩く。夜行性...
あな‐ぐも【穴蜘蛛】
ジグモの別名。
あな‐ぐら【穴蔵/穴倉】
1 地中に穴を掘って、物を蓄えるようにした所。 2 地下室。
アナグラム
つづり字の位置を変えて、別の語句をつくること。また、その遊び。「evil(悪)」が「live(生きる)」になるなど...
アナグリフ
1 立体感のある浅い浮き彫りを施したもの。カメオなどの装飾品に用いられる。 2 立体的な映像を得るための方式の一。...
あな‐ぐ・る【探る/索る】
[動ラ四]さがし求める。さぐる。「わづかにまなび読む事あれば、これを—・りもとめて、事を言ひ添へ」〈為兼卿和歌抄〉
アナケナ
南太平洋の東部、チリ領のイースター島北部の海岸。白い砂浜が広がり、伝説の王ホツマツアが上陸したとされる。プカオとい...
アナコルテス
米国ワシントン州西部の町。シアトルの北約100キロメートルに位置し、ロザリオ海峡とパディラ湾に面する。港を有し、バ...
アナコンダ
ボア科の無毒のヘビ。全長約9メートル、黄緑色に黒色の斑紋が並ぶ。卵胎生。ほとんど水中で過ごす。南アメリカ北部に分布。
アナコンダ
米国モンタナ州南西部の都市。1880年代にアナコンダ社の銅の精錬所が建設され発展。都市名は同社の名に由来する。精錬...
あな‐ご【穴子】
ウナギ目アナゴ科の海水魚の総称。ウナギに似て、うろこ・腹びれがない。マアナゴ・クロアナゴ・ギンアナゴなどは食用。夏...